斜鼻矯正

過去の外傷で鼻の骨折を受傷した方や、先天的あるいは後天的に生じた鼻中隔湾曲症などにより、鼻筋が曲がった状態をいいます。斜鼻では鼻中隔という軟骨が曲がっていることも多いため、鼻中隔矯正術を合わせて行うことがあります。曲がりの程度が高度な場合、鼻中隔軟骨を鼻背に移植するSpreader graft(スプレッダーグラフト)を併用することがあります。鼻全体のバランスを整える目的で、鼻尖形成術、耳介軟骨移植を同時に行うこともあり、曲がりの矯正だけでなく鼻全体のバランスを整えます。

鼻骨骨切り・鼻中隔矯正を行い、
鼻の曲がりを矯正します
矯正後はギプで固定します

斜鼻矯正がおすすめの方

  • 鼻が外傷などにより曲がってしまった方
  • 鼻中隔湾曲症により鼻が曲がってしまった方
  • 鼻筋を真っ直ぐに整えたい方

手術方法

オープン法で行います。専用の細いノミで鼻骨骨切りを行い、鼻骨を受動させます。鼻中隔矯正や鼻尖形成術、スプレッダーグラフトも合わせて行い、斜鼻を矯正します。創部を縫合し、ギプス固定を行って終了です。

合わせて行うおすすめの施術

  • 鼻中隔矯正術
  • Spreader graft(スプレッダーグラフト)
  • 鼻尖形成術
  • 耳介軟骨移植
  • コルメラストラットなど

リスク、合併症

腫れ、内出血、出血、血腫、しびれ、創離開、感染、骨隆起、骨吸収、骨段差、鼻閉感、違和感、後戻り、術後に鼻筋が少し曲がっていると感じるなどの可能性があります。

斜鼻矯正 施術の詳細

手術時間 2時間〜3時間前後(合わせて行う施術による)
麻酔 全身麻酔
ダウンタイム 2週間
術後3〜4日は患部の冷却を行っていただきます。
術後1週間は終日ギプス固定。術後1〜4週間は夜間のみギプス装着。
術後1ヶ月は鼻かみを禁止し、優しく洗顔していただきます。
腫れ・内出血は、1~2週間で徐々に退いていきます。
術後3ヶ月間ほど浮腫みが残りますが、徐々に退いていきます。
メイク ギプスが外れる7日目頃から可能です。
洗顔・シャワー シャワーは手術の翌日から可能です。
創部を含めた洗顔はギプスが外れる7日目頃から可能です。
通院 手術の翌日(消毒)
術後3〜4日目にも受診(消毒、形チェック)
手術後7日目(ギプス除去)

料金

斜鼻矯正 660,000円
Spreader graft(スプレッダーグラフト) 330,000円
鼻中隔矯正術 330,000円

※料金は全て税込です。

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