蒙古襞形成 (目頭切開修正)とは
目頭切開で蒙古襞を切りすげてしまった方や、生まれつき蒙古襞が無い方の中では、寄り目になったり、きつい印象の目元に見えてしまうことがあります。
目頭で目元の印象が変わり、目元でお顔の印象が大きく変わるため、蒙古襞を適切なバランスになるようにお作りするのが蒙古襞形成(目頭切開修正)です。左右の目の横幅、目頭の間の距離が、理想的な比率に近づくように調整します。
こんな方におすすめ
- 目頭切開法で切りすぎてしまった
- 寄り目を解消したい
- 優しい印象の目元にしたい
施術の詳細
それぞれの患者様の目元のバランスに合わせてデザインします。
蒙古襞形成は目頭切開による目頭の「開き過ぎ」を戻す手術です。目頭切開の手術方法は多く存在し、中には皮膚を切除されている場合もあります。その場合、蒙古襞形成で正確に元通りに戻すことはできません。しかし、可能な限り皮膚を元に近い状態まで移動させ蒙古襞を作ることによって、できるだけ元の目元に近い状態まで戻します。
蒙古襞形成(目頭切開修正)には代表的な3つの方法があり、患者様の目頭の状態・ご希望に応じて選択します。
施術の方法
逆Z法
逆Z法は、蒙古襞形成(目頭切開修正)の中で、最も一般的な方法です。
目頭切開法で行われる「Z法」と反対のことを行う施術方法なので、「逆Z法」と呼ばれています。逆Z法で作る蒙古襞は、下向きで立体感のあるナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。Z法で行われた目頭切開を戻す場合や、もともと蒙古襞がなく、寄り目の方におすすめです。
Z法をデザイン
内側の皮弁で蒙古襞を形成
丁寧に縫合し完成
VY法
目頭のラインに沿って皮膚をV字に切開し、Y字に縫合する方法です。目と目の間の距離、バランスを整えたい方におすすめです。VY法で作られる蒙古襞は、平面的で目頭が丸みを帯びた仕上がりになるのが特徴です。
VY法のデザイン
切開後、丁寧に縫合
下眼瞼皮弁法
下眼瞼皮弁法は、切開した下まぶたの皮膚を皮弁(フラップ)にして移動し、蒙古襞を形成する方法です。蒙古襞の裏側の皮膚は、上まぶたの皮弁で作り、涙丘を覆います。
デザイン
上側の皮弁で蒙古襞の内側を形成
下側の皮弁で蒙古襞の表側を形成
丁寧に縫合し完成
手術時間・ダウンタイムなど
手術時間 | 約60分 |
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痛み | 極細針で局所麻酔を行いますので、痛みは最小限です。 完全に麻酔がきいた状態で手術を開始しますので、手術中の痛みはありません。 |
ダウンタイム | 3〜7日程度は腫れや内出血が気になる方がいらっしゃいますが、時間とともに引いていきます。 術後に冷却を行うと、回復期間が早くなります。 |
抜糸 | 術後7〜10日頃に行います。 |
洗顔・シャワー | シャワーは、傷を濡らさないようにすれば当日から可能です。 洗顔は2日目から可能です。 温泉、サウナ、喫煙などは1ヶ月ほど控えていただく必要があります。 |
料金
施術名 | 料金 | |
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蒙古襞形成 (目頭切開修正) | 両目 | 440,000円 |
片目 | 264,000円 |
リスク・副作用
痛み、腫れ、むくみ、赤み、内出血、血腫、感染、傷が開く、眼球損傷、吸収糸の露出、後戻り、左右差、二重のラインが変わる、皮膚のたわみ、予定外のしわ、傷跡、違和感など
※料金は全て税込です。