隆鼻術(鼻プロテーゼ)について
隆鼻術は、人工材料であるシリコン製のプロテーゼを挿入し鼻を高くする施術です。使用するプロテーゼはおもに「I型」となります。
それぞれの鼻の形、幅や厚みに合った鼻プローゼを挿入します。
プロテーゼだけで鼻筋を通すことはできますが、団子鼻の解消や鼻先を細く高くすることはできません。そのため、鼻尖形成術や鼻中隔延長術などとあわせて行うことで、バランスのとれた美しい鼻を形成します。
施術の詳細
術前にご希望を聞き、シミュレーションを参考にして、使用するプロテーゼの種類を選びます。オープン法またはクローズド法で、手術を行います。鼻尖形成や鼻中隔延長術を行う場合はオープン法で行います。

鼻の穴の中を切開しプロテーゼを入れます

プロテーゼに鼻尖形成や鼻中隔延長も行う場合

手術方法
オープン法でプロテーゼを挿入し、鼻尖形成術や鼻翼軟骨移動術、鼻中隔延長術を同時に行ないます。鼻骨の骨膜下に、プロテーゼを挿入します。患者様の鼻の長さに合わせてプロテーゼの長さをカットし調整します。鼻尖形成術や耳介軟骨移植術で鼻先も形成し、創部を縫合して終了します。ギプス固定を1週間、行います。
合わせて行うおすすめの施術
- 鼻尖形成術
- 鼻翼軟骨移動術
- 耳介軟骨移植
- コルメラストラット
- 肋軟骨移植
- 真皮脂肪移植
- 鼻中隔延長術
- 鼻骨骨切り幅寄せ
リスク、合併症
痛み、腫れ、出血、内出血、鼻血、鼻閉感、しびれ、創離開、感染、糸のアレルギー、違和感、鼻先の曲がり、後戻り、鼻先が硬く感じる、傷跡の赤み、皮膚が薄くなる、プロテーゼの移動、曲がり、露出など
隆鼻術(鼻プロテーゼ) 施術の詳細
手術時間 | 2時間〜4時間(合わせて行う施術による) |
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麻酔 | 静脈麻酔または全身麻酔 |
ダウンタイム | 1~2週間 術後3〜4日は患部の冷却を行っていただきます。 術後1週間程度、ギプス固定・テープ固定を行います。 術後1ヶ月程度は鼻かみ・うつ伏せ寝を禁止します。 腫れ・内出血は、1~2週間で徐々に退いていきます。 術後3ヶ月間ほど浮腫みが残りますが、徐々に退いていきます。 |
メイク | ギプスが外れる7日目頃から可能です。 |
洗顔・シャワー | 首から下のシャワーは手術の翌日から可能です。 創部を含めた洗顔はギプスが外れる7日目頃から可能です。 |
通院 | 手術の翌日(消毒) 可能であれば術後3〜4日目にも受診(消毒、チェック) 手術後7日目(抜糸、ギプス除去) |
料金
隆鼻術(鼻プロテーゼ) | 330,000円 |
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※料金は全て税込です。