鼻尖形成術(鼻先縮小)

鼻尖形成術は、細くてシャープな鼻先を形成する手術です。いわゆる幅があって丸みのある団子鼻を改善する場合、鼻先縮小とも言います。鼻先を鼻先の形や高さ、向きも合わせて調整し、隆鼻術や鼻翼軟骨移動術、鼻中隔延長術を同時に行うことで鼻全体のバランスを整えることができます。
一般的に、鼻の皮膚が厚く鼻翼軟骨の強度が弱いアジア人では、鼻先の脂肪切除と鼻翼軟骨のスーチャーテクニック(縫合法)だけでツンとした形状にするのは難しいことが多く、同時に耳介軟骨移植や鼻翼軟骨移動術を併用しなければ、細くて高さのあるツンとした鼻先を形成することは困難です。そのため、いくつかの施術を組み合わせて、その方のお顔にマッチした美しい鼻先を作ることがポイントになります。

鼻先の皮下脂肪を切除
鼻翼軟骨を糸で寄せ、
鼻先の形態を整えます。
鼻先が縮小されます

手術方法

鼻の穴の中〜鼻柱の部分を切開し、オープン法で行います。鼻先の皮下組織(脂肪)を切除し、鼻翼軟骨の頭側切除(セファリックトリム)や、鼻翼軟骨移動術や耳介軟骨移植を追加し、鼻先の形状を細く高く形成します。

合わせて行うおすすめの施術

  • 隆鼻術(鼻プロテーゼ)
  • 耳介軟骨移植
  • コルメラストラット
  • 鼻翼軟骨移動術
  • 鼻中隔延長術
  • 真皮脂肪移植
  • 鼻骨骨切り幅寄せ

リスク、合併症

痛み、腫れ、浮腫み、出血、内出血、鼻血、鼻閉感、しびれ、違和感、創離開、感染、傷跡の赤み、糸のアレルギーなど。
術後3〜7日間のテープ固定を行っていただきます。腫れ・内出血は、1~2週間程で自然に退いていきます。厳密には浮腫みが3ヶ月程度残ります。

鼻尖形成 施術の詳細

手術時間 2時間〜4時間(合わせて行う施術による)
麻酔 静脈麻酔または全身麻酔
ダウンタイム 1~2週間
術後3~4日は患部の冷却を行っていただきます。
術後1週間程度、ギプス固定・テープ固定を行います。
術後1ヶ月程度は鼻かみ・うつ伏せ寝を禁止します。
腫れ・内出血は、1~2週間で徐々に退いていきます。
術後3ヶ月間ほど浮腫みが残りますが、徐々に退いていきます。
メイク ギプスが外れる7日目頃から可能です。
洗顔・シャワー 首から下のシャワーは手術の翌日から可能です。
創部を含めた洗顔はギプスが外れる7日目頃から可能です。
通院 手術の翌日(消毒)
可能であれば術後3〜4日目にも受診(消毒、チェック)
手術後7日目(抜糸、ギプス除去)

料金

鼻尖形成 385,000円
鼻翼軟骨移動術(鼻尖延長) 660,000円
自家組織移植を行う場合
真皮脂肪移植 165,000円
耳介軟骨移植 220,000円
コルメラストラット 110,000円

※料金は全て税込です。

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