海外で美容整形を受ける前に知っておきたい8つの問題点

近年、海外で美容整形を受ける方が増えています。

海外にも優れた美容外科医や医療機関は存在しますが、海外での手術には、渡航を伴う医療ならではの注意点があります。

特に、術後に合併症が生じた場合や、帰国後に修正手術が必要となった場合には、次のような問題が生じることがあります。

1.手術内容の詳細が分からない

どのような術式が行われ、どの組織にどのような処理が加えられたのか、正確な手術記録を入手できない場合があります。

2.使用された医療材料が不明

インプラントや移植材料などについて、製品名、材質、使用部位などの詳細が分からないことがあります。

3.合併症への対応が遅れる可能性

帰国後に感染、血流障害、創傷治癒不全などが生じた場合、手術を担当した医師による迅速な診察や処置が難しくなることがあります。どこにどのような操作が加わったのか詳細が不明のままでは、国内での対応が困難となるケース。

4.日本では未承認のエビデンスが不十分な医療材料が使用されている場合がある

日本国内で承認されていない、安全性・長期成績に関するエビデンスが十分でない医療材料が使用される場合があります。

ただし、日本で未承認であることだけをもって、直ちに危険な材料と判断できるわけではありません。

5.医師の技術力を事前に判断することが難しい

手術を執刀する医師の専門研修歴、資格、手術経験、合併症への対応能力などを、限られた情報から正確に評価することは容易ではありません。

6.手術の全工程を同一の医師が担当しない場合がある

カウンセリングを担当した医師と実際の執刀医が異なる場合や、手術の一部を別の医師が担当する場合があります。

複数医師による手術自体が問題なのではなく、誰がどの工程を担当するのか、責任体制が明確であることが重要です。

7.術後のアフターフォローが不十分になる可能性

美容外科手術では、術後の経過観察や必要に応じた処置が重要です。

短期間の滞在では、帰国後の診察や長期的なフォローアップが難しくなる場合があります。

8.言葉の壁による認識の違い

通訳を介していても、希望する形態、ラインのタイプ、自然さの程度など、細かな美的認識を十分に共有できない場合があります。

美容外科では、単に術式を決めるだけでなく、患者様と医師が術後のゴールや美的認識を具体的に共有することが重要です。

美容外科医として伝えたいこと

美容外科手術では、手術そのものの技術だけでなく、術前の適応判断、使用材料の選択、合併症への対応、術後の継続的な管理まで含めて医療の質が問われます。

海外での美容整形を検討される場合には、価格や症例写真だけで判断せず、使用材料の情報、執刀医の資格・経験、帰国後の対応体制まで確認していただきたいと思います。

大切なのは、どの国で手術を受けるかだけではなく、誰が、どのような医療体制で、術後まで責任を持って診療するのかということです。

パールスキンクリニック天神 美容外科・美容皮膚科・形成外科
院長 山道光作

輪郭形成を行う医師に求められる技術と経験|パールスキンクリニック天神

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

頬骨形成、下顎角形成(エラ削り)、オトガイ形成、Vライン形成などの輪郭形成は、顔面骨の形態を変えることで、顔貌全体のバランスを整える手術です。

しかし、輪郭形成に必要なのは、単に「骨を切る・削る技術」だけではありません。

安全かつ適切な輪郭形成を行うためには、形成外科、顎顔面外科・口腔外科、歯科・歯列矯正、顎矯正手術(両顎手術)、美容外科、そして全身麻酔・周術期管理まで含めた幅広い知識・経験・技術を備えていることが望ましいと考えています。

① 形成外科の知識と技術

顔面には、顔面神経、三叉神経、顔面動静脈などの重要な神経・血管が存在し、骨の周囲には様々な顔面表情筋、脂肪などの軟部組織があります。

輪郭形成では骨だけを見るのではなく、骨格を変化させた結果、皮膚や脂肪、筋肉などの軟部組織がどのように変化するのかまで熟知していおく必要があります。

また、術後の腫れ、血腫、感染、神経障害、創傷治癒、骨の治癒、瘢痕、プレートの安定性、抜釘などへの対応も含め、形成外科の知識と経験が重要です。

② 顎顔面外科・口腔外科の知識と経験

下顎角形成やオトガイ形成では、下顎管、オトガイ神経、歯根などの位置を正確に把握しながら手術を計画する必要があります。

CTなどの画像をもとに、

  • 顔面骨の三次元的な形態
  • 下顎管・オトガイ孔の位置
  • 歯根と骨切り線との位置関係
  • 上下顎骨の前後的位置関係
  • 左右差
  • 咬合との関係
  • 顔貌
  • 予想される軟部組織の変化

などを評価します。

顔面骨を扱う手術である以上、顎顔面外科・口腔外科領域の解剖、画像診断、骨切り術に対する十分な理解と経験が重要になります。

③ 歯科・歯列矯正・咬合に対する理解

輪郭形成では、「顔を正面や横から見てどう見えるか」だけを評価すればよいわけではありません。

上下顎骨の位置、歯列、咬合、口元の突出感などは、顔貌と密接に関係しています。

たとえば患者様が、

「顎が小さい」
「口元が出ている」
「顔が長い」
「左右差がある」

と感じていても、その原因がオトガイ単独の形態なのか、歯槽性の問題なのか、上下顎骨そのものの位置関係なのかによって、適切な治療方法は異なります。

したがって、歯列・咬合まで含めて顔面骨格を評価する視点が必要です。

X-ray image of asian skull front view and side view

④ 輪郭3点ではなく「両顎手術(Le Fort I型骨切り術・下顎枝矢状分割術(SSRO)」が望ましいケースもあります

ここも非常に重要です。

患者様が希望される変化によっては、下顎角形成やオトガイ形成などの美容的な輪郭形成だけでは、根本的な骨格の問題を十分に改善できないことがあります。

上下顎骨の位置関係や咬合に問題がある場合には、Le Fort I型骨切り術や下顎枝矢状分割術(SSRO)などを組み合わせた顎矯正手術、いわゆる両顎手術を検討した方が望ましいケースがあります。

反対に、咬合や上下顎骨の位置関係に大きな問題がなく、顔面輪郭そのものを整えることが目的であれば、頬骨形成、下顎角形成、オトガイ形成などが適している場合があります。

つまり重要なのは、単に患者様の希望する手術を行うことではなく、

「この患者様に本当に必要なのは輪郭形成なのか、それとも両顎手術を含む顎矯正手術なのか」

を適切に判断することです。

その判断を行うためにも、美容的な輪郭形成だけでなく、両顎手術を含む顎矯正手術についても十分な知識と経験を有していることが望ましいと考えています。

⑤ 美容外科特有の「輪郭をデザインする経験と骨切りテクニック、美的センス」

一方で、顎顔面外科・口腔外科や顎矯正手術の知識だけでも、美容目的の輪郭形成として十分とはいえません。

美容外科では、

「どこを、どの程度骨切りすれば、その患者様にとって自然で美しい輪郭になるのか」

という審美的な判断が求められます。

頬骨、下顎角、下顎体部、オトガイは、それぞれ独立した構造ではありません。

正面、斜位、側面から顔全体を評価し、顔幅、フェイスライン、オトガイの幅・長さ・前後的位置、左右差などを総合的に考えながら手術を設計する必要があります。

そのため、美容外科として輪郭形成を継続的に行ってきた経験と、顔全体をデザインする技術・センスも重要なのです。

⑥ 全身麻酔と周術期管理

本格的な輪郭形成や両顎手術は全身麻酔下で行われるため、手術手技だけではなく周術期管理も極めて重要です。

術前の全身状態の評価に加え、術中には麻酔管理、気道管理、出血管理などが必要となります。

さらに術後も、出血、血腫、腫脹、気道への影響、疼痛、悪心・嘔吐などに注意して経過をみる必要があります。

特に顎顔面領域の手術では、高い術後管理能力が求められます。

当院では、全身麻酔を伴う輪郭形成では麻酔科専門医と連携し、手術だけではなく周術期の安全管理を高いレベルで行なっています。

輪郭形成には、複数領域を横断する総合力が求められます

輪郭形成に必要なのは、骨を削る技術だけではありません。

形成外科としての顔面解剖・軟部組織・創傷治癒への理解。
顎顔面外科・口腔外科としての顔面骨手術の知識と経験。
歯科・歯列矯正・咬合に対する理解。
両顎手術を含む顎矯正手術の知識と経験。
美容外科として顔全体の輪郭をデザインする経験と技術。
そして、全身麻酔を含めた周術期管理。

これらは別々のものではなく、互いに密接に関係しています。

そして何より重要なのは、「どの手術を行うか」だけではなく、「その患者様にはどの治療が適しているのか」を正しく判断できることです。

そのためには、ひとつの領域だけに偏るのではなく、これらすべての領域について十分な知識・経験・技術を備えたうえで、総合的に診断・治療計画を立てることが望ましいと私たちは考えています。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科だけで完結させるのではなく、必要に応じて口腔外科・歯科・歯列矯正・麻酔科とも連携し、骨格、歯列・咬合、軟部組織、顔全体の審美性、そして安全性まで含めて考える輪郭形成を大切にしています。

輪郭形成をご検討中の方は、まずはカウンセリンングでご相談ください。

輪郭形成術
費用の目安:110万円〜275万円(術式により異なります。)
※麻酔代別途


【主なリスク・副作用】
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

福岡天神で、
目・鼻・輪郭・フェイスリフト・他院修正・脂肪吸引・脂肪注入・豊胸・バストなど本格的な美容外科なら

パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科

【クリニック情報・アクセス】

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【輪郭形成担当医(院長)】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する世界最高峰の美容外科国際学術誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されています。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円(1時間以上:5,500円)、再診料1,100円、頭部CT 33,000円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact

公式サイト:https://www.pearl-skin.jp

Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

輪郭形成術後の過ごし方|腫れ・冷却・圧迫・食事・洗顔などを解説

輪郭形成術を受けたあと、

「腫れはいつまで続く?」
「冷やした方がいい?」
「圧迫バンドはいつまで必要?」
「食事や歯磨きはどうすればいい?」
「洗顔やシャワー、メイクはいつから?」

といったご質問をよくいただきます。

頬骨形成術、下顎角形成術(エラ削り)、オトガイ形成術、Vライン形成術などの輪郭形成では、骨や周囲の軟部組織に手術操作を加えるため、術後には一定期間の腫れや内出血が生じます。

ダウンタイムの程度や経過には個人差がありますが、術後早期の過ごし方を理解しておくことは、安全に回復期間を過ごすうえで重要です。

今回は、輪郭形成術後の一般的な経過と、ご自宅での過ごし方のポイントについて解説します。

輪郭形成術後の腫れ・内出血

輪郭形成術後は、手術部位を中心に腫れや内出血が生じます。

特に術後早期は腫れが目立ちやすく、その後、時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。

また、腫れの程度は手術内容によっても異なります。

頬骨形成術では、頬部から上顎を中心に、下顎角形成術(エラ削り)では、下顎角部から下顎体部を中心に腫れが生じます。

オトガイ形成術では、顎先〜フェイスライン、下唇を中心に腫れがでて、Vライン形成術では、オトガイから下顎にかけて腫れがみられます。

口腔内を切開するため、唇や口腔粘膜にも、2週間〜1ヶ月程度は腫れがでます。腫れは経過とともに、徐々に引いていきますが、術式の違いなどにより経過には個人がでます。

腫れが残っている時期に輪郭の仕上がりを判断することはできません。骨格の変化だけでなく、皮膚や皮下組織などの軟部組織が落ち着いていく経過を見る必要があります。

術後早期は無理をせず安静に

手術直後から数日は、できるだけ安静に過ごし、身体を休めることが大切です。

長時間の入浴、温泉、サウナ、激しい運動、飲酒、喫煙などは、創部の治癒や回復を遅らせる可能性があるため、術後1ヶ月程度は控えていただきます。シャワーや洗髪などは、ガーゼやテープ、フェイスバンドが濡れないようにすれば翌日から可能です。

また、横になる際には頭部をやや高くして休むことで、術後の腫れを軽減するための一助となります。

具体的な安静度、活動制限、入浴の可否などについては、手術内容や術後経過によっても異なってくるため、担当医の指示に従ってください。

冷却について

術後早期には、適切な冷却を行うことがあります。

ただし、強く押し付けたり、氷などを直接皮膚に長時間当てたりすることは避けてください。

冷却の方法や期間についても、手術内容によって異なります。当院では手術内容と術後の状態に応じて具体的にご説明しています。

圧迫バンドについて

輪郭形成術後には、腫れや術後の組織の安定を目的として、フェイスバンドによる圧迫を行う場合があります。

ただし、「強く締めれば締めるほどよい」というものではありません。

過度な圧迫は皮膚への負担となる可能性があるため、指定された方法・時間・強さを守って装着することが重要です。

食事と水分補給

輪郭形成術後は腫れや口腔内の違和感によって、普段より食事をとりにくくなることがあります。

特に口腔内からアプローチする手術では、術後早期には硬いものや刺激の強い食べ物を避け、無理なく摂取できる食事から開始します。

食事量が少なくなる場合でも、水分は適切に補給するようにしてください。

食事内容や食事制限については、術式に応じた指示を守ることが重要です。

口腔内を清潔に保つ

下顎角形成術やオトガイ形成術など、口腔内を切開する手術では、術後の口腔ケアも重要です。

歯磨きやうがいについては、創部を傷つけないよう注意しながら行います。

術後早期は通常の歯磨きが難しい部分もあるため、当院から説明された方法に従って口腔内を清潔に保ってください。

洗顔・シャワー・メイクについて

洗顔、シャワー、洗髪は基本的には手術の翌日または翌々日より許可することが多いです。メイクの再開時期は、術式や創部の状態によって異なりますが、おおよそ1週間頃からが一般的です。

当院では術式ごとに術後の生活についてご説明しています。

ダウンタイムには個人差があります

輪郭形成術後の腫れや内出血には個人差があります。

また、目立つ腫れが改善したあとも、細かなむくみや組織の硬さなどが残ることがあります。

そのため、術後早期の状態だけを見て「左右差がある」「思っていた輪郭と違う」と判断するのではなく、時間をかけて経過を見ることが必要です。

美容外科手術では、ダウンタイムが終わる時期と、最終的な仕上がりを評価できる時期は同じではありません。

こんな症状がある場合はクリニックへご連絡ください

術後には通常の腫れや痛みが生じますが、経過によっては診察が必要となる場合があります。

たとえば、急速に増大する腫れ、強い出血、増悪する強い痛み、発熱や感染を疑う症状、呼吸や嚥下に関する異常などがある場合には、自己判断で様子を見ず、手術を受けた医療機関へ連絡してください。

術後に「これは通常の経過なのか」と判断に迷った場合も、確認することをおすすめします。

輪郭形成術は術後の経過も含めて考えることが大切です

輪郭形成術では、骨格を整える手術そのものだけでなく、術後の腫れや軟部組織が落ち着いていくまでの経過も重要です。

パールスキンクリニック天神では、頬骨形成術、下顎角形成術、オトガイ形成術、Vライン形成術などについて、骨格・軟部組織・顔全体のバランスを診察したうえで手術方法をご提案しています。

術後についても、手術内容に応じて冷却、圧迫、食事、口腔ケア、洗顔・入浴などの注意点をご説明し、経過を確認していきます。

輪郭形成をご検討中の方は、カウンセリングでご相談ください。


監修
パールスキンクリニック天神
院長 山道光作
日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
医学博士

輪郭形成術の主なリスク・副作用
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

エラ張りの原因は?エラボトックスが向いている人・輪郭形成との違いを形成外科専門医が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)


「エラが張って顔が大きく見える」
「できるだけダウンタイムの少ない方法でフェイスラインをすっきりさせたい」

このようなお悩みでご相談いただくことがあります。

一口に「エラ張り」といっても、その原因は一つではありません。

大きく分けると、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉の発達によるもの、下顎骨の形によるもの、脂肪や皮膚などの軟部組織によるものがあります。

そのため、エラボトックスが適しているかどうかは、まず原因を見極めることが大切です。

エラ張りの主な原因

1.咬筋の発達

咬筋は、ものを噛むときに働く筋肉です。

歯を強く噛みしめたとき、エラの部分が硬く盛り上がる場合には、咬筋の発達がエラ張りに関係している可能性があります。

このような筋肉によるエラ張りは、エラボトックスの代表的な適応です。

2.下顎骨の形

エラ張りの原因が筋肉ではなく、下顎角や下顎体部などの骨格そのものにある場合もあります。

この場合、ボツリヌストキシンで筋肉のボリュームを減少させても、骨格自体が変化するわけではありません。

骨格によるフェイスラインを大きく変えたい場合には、下顎角形成などの輪郭形成手術が選択肢になります。

3.脂肪・皮膚などの軟部組織

頬やフェイスラインの脂肪、皮膚のたるみなどによって、顔の下半分が大きく見えることもあります。

この場合には、エラボトックスだけでは十分な変化が得られない可能性があります。

エラボトックスとは?

エラボトックスは、咬筋にボツリヌストキシン製剤を注射し、筋肉の働きを抑える治療です。

咬筋の活動が抑えられることで、時間の経過とともに筋肉のボリュームが減少し、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。

骨を削る治療ではないため、比較的ダウンタイムを抑えながら治療できることも特徴です。

ただし、効果の程度には個人差があり、骨格性のエラ張りには十分な変化が得られない場合があります。

エラボトックスが向いている方

エラボトックスは、特に次のような方が治療の候補になります。

  • 咬筋が発達している
  • 噛みしめたときにエラ部分の筋肉が大きく盛り上がる
  • フェイスラインを自然にすっきりさせたい
  • 手術ではなく注射による治療を希望している
  • ダウンタイムをできるだけ抑えたい

一方で、下顎骨の幅や形が主な原因の場合には、エラボトックスだけでは希望する変化が得られないことがあります。

「エラが張っている=エラボトックス」とは限りません

美容医療では、治療方法を先に決めるのではなく、なぜエラが張って見えるのかを診断することが重要です。

咬筋が原因なのか、骨格が原因なのか。

あるいは脂肪や皮膚のたるみなど、複数の要因が組み合わさっているのか。

パールスキンクリニック天神では、顔全体のバランスや骨格、筋肉、軟部組織の状態を診察したうえで、エラボトックスだけでなく、必要に応じて輪郭形成なども含めて治療方法をご提案しています。

過度に変化させるのではなく、その方の骨格や顔貌に合わせた自然なフェイスラインを目指します。

エラボトックスの料金

アラガン製ボトックス(厚生労働省承認)
50単位 55,000円(税込)

韓国製ボツリヌストキシン「カイマックス」
50単位 44,000円(税込)

※自由診療(保険適用外)です。
※医師が診察のうえで適応を判断します。
※治療効果や経過には個人差があります。

主なリスク・副作用

注射時の痛み、腫れ、赤み、内出血、左右差、違和感、アレルギー反応などが生じる可能性があります。

また、咬筋の状態や注入部位・注入量などによっては、表情やフェイスラインに変化が生じることがあります。

エラ張りが気になる方へ

エラ張りの治療では、「エラボトックスを打つかどうか」だけでなく、エラが張って見える原因を正しく評価することが重要です。

咬筋の発達が主体であればエラボトックス、骨格の影響が大きければ輪郭形成など、原因によって適した治療方法は異なります。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科の専門的な知識をもとに、顔全体のバランスを確認しながら、一人ひとりに適した治療をご提案しています。

エラ張りやフェイスラインでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

アクセス・クリニック情報

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

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【院長・執刀医】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
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【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

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📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

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小顔・輪郭・たるみの診察では、お一人おひとりのオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
天神親不孝通り沿い、山道歯科医院ビル3階にパールスキンクリニック天神の受付がございます。美容皮膚科、医療脱毛も丁寧な施術を心がけて行なっております。お気軽にご来院ください。

パールスキンクリニック天神について|福岡・天神の美容外科・美容皮膚科

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

パールスキンクリニック天神は、福岡・天神で鼻整形、輪郭・小顔形成、切開フェイスリフトなどの高度な美容外科手術を中心に、二重・目元整形から美容皮膚科・エイジングケアまで総合的に診療を行う美容外科・美容皮膚科クリニックです。

形成外科・美容外科の専門的な知識と技術を基盤に、お一人おひとりの骨格やご希望に合わせたオーダーメイドの医療をご提案しています。

専門医資格と学術的背景に基づいた美容外科・美容皮膚科診療

当院の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医および日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医の資格を有しています。

特に専門性の高い眼瞼下垂の研究領域にて医学博士を取得しており、これまでに2,000例以上の眼瞼手術(二重・目元・眼瞼下垂)を執刀してまいりました。医学的・学術的な根拠を重視し、見た目の美しさはもちろんのこと、機能面や長期的な安定性まで考慮した治療を行っています。

主な診療メニュー・当院のこだわり

1. 鼻整形・他院修正

耳介軟骨や肋軟骨を用いた鼻形成をはじめ、鼻中隔延長、鼻尖形成、鼻骨骨切り、斜鼻修正など幅広い術式に対応しています。単に鼻を高く・細くするだけでなく、顔全体との調和を考慮した「自然で美しい仕上がり」を追求しています。

2. 小顔・輪郭形成・フェイスリフト

切開フェイスリフトをはじめ、オトガイ形成、Vライン形成、頬骨縮小、下顎角形成、両顎手術などの骨切り手術に対応。骨格レベルからのアプローチを行うため、口腔外科や矯正歯科とも密に連携し、審美面と機能面の両立を目指します。

3. 二重・目元整形・クマ治療

埋没法、二重全切開、眼瞼下垂手術、眉下切開から、裏ハムラ法・表ハムラ法、脂肪注入によるクマ治療までご提案可能です。目の開きやすさや表情の自然さ、長期的な持続性にこだわり抜いた施術を提供します。

4. ボディ・バスト形成

脂肪吸引・脂肪注入によるボディライン形成のほか、乳房形成、タミータック(腹壁形成術)など、お体のお悩みに対する高度な外科的手術にも対応しています。

5. 美容皮膚科・肌質改善・各種治療

ポテンツァ、HIFU(ハイフ)、オリジオ、IPL(光治療)、ボトックス・ヒアルロン酸注入などの肌質改善・エイジングケアから、ミラドライ(腋臭症・多汗症治療)、医療脱毛まで幅広く完備しています。

安全性への取り組みと学術・技術の追求

  • 国際誌への論文掲載: 鼻整形に関する研究成果は、美容外科分野で権威のある国際医学誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に掲載されました。
  • 3Dシミュレーションの導入: 事前カウンセリングでは3Dシミュレーションを活用し、仕上がりのイメージを共有・確認した上で治療計画を立てます。
  • 安全な麻酔管理: 全身麻酔を伴う手術においては、必ず麻酔科専門医と連携し、安全面に細心の注意を払った診療体制を整えています。
  • 他院手術後の修正に対応: 初回の手術はもちろん、鼻や目元など「他院で受けた手術の修正・再手術」に関するご相談にも力を入れています。

アクセス・クリニック情報

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【院長・執刀医】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
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🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

3Dシミュレーションで世界をリードするスイスCrisalix社のアジア事業本部長(韓国)よりトロフィー授与

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

光栄なことに、眼瞼下垂に対する手術方法:眉毛下皮膚切除術(眉下切開)の項を分担執筆させていただきました。

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

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パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円、再診料1,100円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


公式サイト:https://www.pearl-skin.jp


Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

#福岡美容外科 #鼻形成 #肋軟骨による鼻中隔延長 #鼻尖形成 #耳介軟骨による鼻尖形成 #輪郭形成 #輪郭3点 #頬骨縮小 #エラ削り #オトガイ形成 #眼瞼下垂 #二重形成 #フェイスリフト #切開リフト #脂肪吸引 #脂肪注入 #ハムラ法 #裏ハムラ #二重切開 #埋没法 #肌質改善 #美容皮膚科 #HIFU #オリジオ #IPL #ヒアルロン酸 #ボトックス #水光注射 #医療脱毛 #美容外科 #美容皮膚科 #美容整形 #美容形成 #他院修正 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

専門領域の一つである鼻形成におけるシミュレーションの診察風景
小顔・輪郭・たるみの診察では、お一人おひとりのオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
二重形成・眼瞼下垂・眉下切開では、2,000例以上の眼瞼手術の経験に基づく高度なテクニックと正確性で、常に質の高い結果を追求しています。ダウンタイムを最小限に抑えるためのテクニックにも精通しています。
天神親不孝通り沿い、山道歯科医院ビル3階にパールスキンクリニック天神の受付がございます。美容皮膚科、医療脱毛も丁寧な施術を心がけて行なっております。お気軽にご来院ください。

たるみ治療の選択肢|HIFU・高周波から糸リフト、フェイスリフトまで

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「最近、フェイスラインがぼやけてきた」
「ほうれい線や口元のもたつきが気になる」
「HIFUと高周波、糸リフト、フェイスリフトのどれを選べばいいかわからない」

たるみ治療には多くの選択肢があります。

大切なのは、たるみの程度や原因によって適した治療が異なるということです。

パールスキンクリニック天神では、肌の引き締めを目的としたハイフやRF、糸リフトなどの非手術治療から、外科的なフェイスリフトまで対応しています。

今回は、それぞれの治療がどのような位置づけになるのか、たるみ治療の全体像を美容外科医の視点から解説します。

そもそも「顔のたるみ」はなぜ起こる?

顔の加齢変化は、単純に「皮膚が伸びる」だけではありません。

加齢に伴い、

・皮膚の弾力低下
・皮下脂肪の萎縮や位置変化
・顔を支える支持組織の変化
・筋膜を含む深部組織の変化
・骨格の加齢変化

などが複合的に生じます。

そのため、同じ「たるみが気になる」というお悩みでも、実際に診察すると原因は患者様によって異なります。

例えば、皮膚の軽度なゆるみが主体の方と、頬の軟部組織が下垂してフェイスラインに明らかなもたつきが出ている方では、適した治療は同じではありません。

① 軽度のたるみ|HIFU・高周波治療

「手術までは考えていないけれど、少し引き締めたい」

このような場合には、HIFUや高周波(RF)などのエネルギーデバイスが選択肢になります。

HIFU

HIFUは、超音波エネルギーを一定の深さに集中させる治療です。

皮膚を切開せずに治療できるため、ダウンタイムを抑えながらフェイスラインなどの引き締めを目指します。

高周波(RF)

高周波治療では、組織に熱エネルギーを加えることで、皮膚の引き締めやハリの改善を目指します。

当院では、たるみ治療の選択肢として高周波治療器「オリジオ」も導入しています。

HIFUと高周波は作用の仕方が異なるため、年齢だけで決めるのではなく、皮膚の厚み、脂肪量、たるみの部位などを診察して選択することが重要です。

また、これらの治療は外科的フェイスリフトと同じ治療ではありません。

軽度〜中等度の変化に対して、手術を行わずに改善を目指したい場合の選択肢として考えるとわかりやすいでしょう。

② もう少しリフト感がほしい|糸リフト

糸リフトは、皮下に医療用の糸を挿入し、軟部組織を移動させることでフェイスラインなどを整える治療です。

HIFUや高周波だけでは物足りないものの、フェイスリフト手術までは希望されない場合などに選択肢となります。

一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きい場合には、糸だけで十分な改善を得ることが難しいこともあります。

「糸を何本入れるか」だけではなく、そもそも糸リフトが適したたるみなのかを判断することが重要です。

③ フェイスラインの脂肪が多い|脂肪吸引

フェイスラインがぼやけて見える原因が、すべて皮膚のたるみとは限りません。

顎下やフェイスラインの皮下脂肪が多い場合には、脂肪吸引が適していることがあります。

ただし、皮膚の余剰が強い方で脂肪だけを減らすと、かえって皮膚の余りが目立つ可能性もあります。

そのため、

脂肪が多いのか
皮膚が余っているのか
軟部組織そのものが下垂しているのか

を診察で見極める必要があります。

④ ボリューム減少が目立つ|ヒアルロン酸・脂肪注入

加齢とともに起こるのは「下垂」だけではありません。

頬やこめかみなどのボリュームが減少することで、顔が痩せたり、凹凸や影が強調されたりすることがあります。

このような場合には、単純に引き上げるのではなく、ヒアルロン酸や脂肪注入によって必要なボリュームを補うことが選択肢になります。

一方で、たるみが強い顔に過剰なボリュームを追加すると、顔が重く見えることもあります。

「減ったものを足す治療」と「下がったものを戻す治療」は分けて考えることが大切です。

⑤ たるみが強い|フェイスリフト

皮膚の余剰や頬・フェイスラインの下垂が明らかな場合には、外科的なフェイスリフトが最も直接的な治療になります。

フェイスリフトでは、単純に皮膚だけを強く引っ張るのではなく、SMASと呼ばれる筋膜系を含めた深部組織を適切に処理することが重要です。

当院では、患者様のたるみの状態に応じてSMASを処理するフェイスリフトを行っています。

手術ですので、腫れや内出血、傷跡などのダウンタイムは必要です。

その一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きくなっている場合には、非手術治療を繰り返すより、フェイスリフトの方が治療目的に合っていることもあります。

たるみ治療は「強い治療を選べばよい」わけではありません

たるみ治療を考えるとき、

HIFU
↓
高周波
↓
糸リフト
↓
フェイスリフト

という単純な「強さの順番」で考える必要はありません。

実際には、

皮膚の質
皮下脂肪の量
ボリュームの減少
軟部組織の下垂
皮膚の余剰
骨格
希望する変化の程度
許容できるダウンタイム

などを総合して治療を選択します。

場合によっては複数の治療を組み合わせることもあります。

自分にはどのたるみ治療が合っている?

大まかな考え方としては、

軽度のゆるみ・肌の引き締め
→ HIFU・高周波

軽度〜中等度の下垂を手術せず改善したい
→ 糸リフトなど

顎下・フェイスラインの脂肪が主体
→ 脂肪吸引

ボリューム減少が主体
→ ヒアルロン酸・脂肪注入

皮膚や軟部組織の余剰・下垂が大きい
→ フェイスリフト

という整理ができます。

ただし、実際には複数の原因が重なっているケースが多いため、診察せずに治療方法を決めることはおすすめできません。

パールスキンクリニック天神のたるみ治療

パールスキンクリニック天神では、たるみ治療を一つの施術だけで考えるのではなく、非手術治療から外科手術まで含めて、お顔全体を診察したうえで治療方法をご提案しています。

「できるだけダウンタイムを少なくしたい」
「自然に少しだけ引き締めたい」
「しっかりフェイスラインを改善したい」
「何を受ければよいのかわからない」

など、ご希望によって適した治療は異なります。

大切なのは、治療ありきではなく、まず「どの組織が、どの程度変化しているのか」を診断することです。

たるみの程度と原因を見極めながら、過剰な治療を避け、その方に必要な治療をご提案します。

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たるみ治療の適応は、お肌の状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「ハイフと糸リフトで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
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なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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パールスキンクリニック天神
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休診日:水日祝

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#鼻形成 #美容外科 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

傷跡まで考えたフェイスリフト|術後6か月の経過

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、顔のたるみに対して切開フェイスリフトを行い、術後6か月が経過した症例をご紹介します。

加齢とともに、頬の組織は徐々に下垂し、フェイスラインのもたつきや顎下のたるみが目立つようになります。HIFUや高周波などの美容医療で改善を目指す方法もありますが、たるみが進行している場合には、切開フェイスリフトが選択肢となります。

今回の症例では、術前にみられた頬からフェイスラインにかけての下垂やもたつきに対して切開フェイスリフトを行いました。

術後6か月では、フェイスラインから顎下にかけての輪郭がすっきりし、横顔でも自然な改善が確認できます。

切開フェイスリフトとは?

切開フェイスリフトは、耳の前後などを切開し、加齢によって下垂した顔面組織を外科的に引き上げる手術です。

フェイスリフトでは、単純に余った皮膚を切除して強く引っ張ればよいわけではありません。

顔面には皮膚だけでなく、皮下脂肪やSMAS(表在性筋膜系)など複数の組織層があります。そのため当院では、皮膚の余剰量、皮下組織の下垂、SMASの状態、フェイスラインや顎下の形態などを総合的に評価し、それぞれの患者様に適した手術を計画します。

皮膚だけに過度な緊張をかけるのではなく、深部組織を適切に処理したうえで皮膚を自然に整えることが、フェイスリフトでは重要です。

「引っ張った顔」にしないために

フェイスリフトを検討される患者様から、「不自然に引っ張られた顔にならないでしょうか」とご相談を受けることがあります。

私がフェイスリフトで重視しているのは、単に皮膚を強く引き上げることではなく、加齢によって変化した組織を解剖学的に適切な位置へ整え、顔全体のバランスを改善することです。

目指すのは、「フェイスリフトを受けたことが分かる顔」ではなく、その方自身の顔立ちを保ちながら、自然に若々しい印象へ近づけることです。

今回の術後6か月の横顔でも、フェイスラインは改善していますが、顔貌そのものを大きく変えるような不自然な引き上がりにはなっていません。

フェイスリフトの傷跡について

切開フェイスリフトでは、傷跡への配慮も非常に重要です。

耳の前から耳周囲に切開を行うため、切開線のデザインや縫合が適切でなければ、術後に傷跡が目立つことがあります。

当院では、できるだけ傷跡が自然な皺や耳周囲の境界になじむよう切開線をデザインし、皮膚に過度な緊張が集中しないよう配慮しながら、形成外科的に丁寧な縫合を行います。

傷跡は手術直後に完成するものではありません。術後しばらくは赤みや硬さがみられることがありますが、一般的には時間の経過とともに成熟していきます。

今回の症例も術後6か月であり、フェイスラインだけでなく、こうした術後経過を長期的に確認していくことが大切です。

切開フェイスリフトが適している方

フェイスリフトの適応は、年齢だけで決まるものではありません。

頬の下垂、フェイスラインのもたつき、顎下のたるみ、皮膚の余剰などを診察し、どの組織がどの程度加齢変化を起こしているのかを評価して治療方法を選択します。

軽度のたるみであれば、必ずしも手術が第一選択になるわけではありません。一方、たるみが進行している場合には、非切開治療を繰り返すよりも、切開フェイスリフトの方が治療目的に適していることがあります。

当院では、手術ありきではなく、現在の顔面の状態と患者様が希望される変化を確認したうえで、治療適応を判断しています。

術後6か月という時点

フェイスリフトは、術後すぐの状態だけで評価する手術ではありません。

術後早期には腫れ、内出血、組織の硬さなどがみられます。その後、時間の経過とともに腫れが落ち着き、組織がなじんで、より自然な輪郭へ変化していきます。

そのため当院では、短期的な変化だけではなく、術後6か月以降を含めた長期経過を確認することを大切にしています。

今回の症例では、術後6か月の時点で、フェイスラインから顎下にかけて自然な改善が維持されています。

福岡でフェイスリフトをご検討の方へ

フェイスリフトは、皮膚を切除するだけの手術ではありません。

顔面解剖を理解したうえで、どの層をどの程度剥離し、どの方向へ組織を移動させ、どの程度皮膚を切除するかを症例ごとに判断する必要があります。

また、仕上がりだけでなく、傷跡、ダウンタイム、顔面神経をはじめとする重要な解剖学的構造への配慮も必要です。

パールスキンクリニック天神では、患者様一人ひとりの顔面の加齢性変化を診察し、自然で調和のとれた変化を目指してフェイスリフトの手術計画を立てています。

フェイスラインのたるみや頬の下垂、顎下のもたつきなどが気になり、切開フェイスリフトをご検討されている方は、診察時にご相談ください。

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公式LINE・WEB・お電話から📱
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【施術内容】
フェイスリフト

【主なリスク・副作用】
腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、傷跡、左右差、知覚異常、顔面神経麻痺、たるみの再発など

【料金】
132万円〜198万円(税込)

※自由診療(保険適用外)。適応は医師の診察により判断します。術後経過には個人差があります。

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【執刀医】
パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

【資格・専門性】
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🏅日本創傷外科学会認定専門医
🏅皮膚腫瘍外科指導専門医
🎖️米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️医学博士

元福岡山王病院 形成外科医長
元福岡大学医学部 臨床准教授

【山道医師の学術業績】
🎓当院院長・山道光作は、眼瞼下垂・眉下切開に関する研研究で医学博士号を取得しています。

📘眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆した実績があります。

🌏 鼻整形に関する研究成果が、オックスフォード大学出版の国際美容外科学誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載されました。

🏆 本研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載され、3Dシミュレーションの技術貢献に対してクリスタルトロフィーが授与されました。
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✨「自然に洗練する」フェイスリフト
✨ 傷跡に配慮したフェイスリフト
✨ 国際的な美容外科医学誌にも掲載された実績
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顔の脂肪注入は、加齢によるボリュームロスだけでなく、外傷や手術後に生じた頬の陥没・左右差の修正にも有効な治療法です。

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、頬の陥没変形に対して脂肪注入を行い、術後12か月まで経過を確認した症例をご紹介します。

頬の陥没変形に対する脂肪注入

頬の陥没は、単純に皮下脂肪が少ないだけとは限りません。

外傷や手術後では、骨格の変化に加えて、皮下脂肪や筋肉、瘢痕など複数の組織が関与し、顔の輪郭に左右差が生じることがあります。

このような症例では、陥没している部分を単純に膨らませるのではなく、顔全体の輪郭や反対側とのバランスを見ながら、必要な部位に脂肪を少量ずつ注入することが重要です。

脂肪注入のメリット

脂肪注入では、ご自身の腹部や大腿などから採取した脂肪を使用します。

ヒアルロン酸などの注入治療とは異なり、移植した脂肪の一部が生着すれば、長期的なボリューム改善が期待できます。

一方で、注入した脂肪がすべて生着するわけではありません。術後早期には腫れも加わるため、最終的な輪郭を判断するには一定期間の経過観察が必要です。

そのため当院では、「たくさん入れて膨らませる」のではなく、自然な輪郭を目指して適切な量を適切な層に注入することを重視しています。

術後12か月の経過

今回の症例では、頬の陥没部を中心に脂肪注入を行いました。

術後12か月では、頬のボリュームが保たれ、側面から見た陥没が改善しています。

特に脂肪注入では、術直後の変化だけではなく、腫れが落ち着き、脂肪の生着が安定した長期経過を確認することが重要です。

過度に膨らませることなく、顔の輪郭に自然になじむ仕上がりを目指しています。

加齢による頬のこけにも

脂肪注入は、外傷後の陥没だけを対象とした治療ではありません。

加齢に伴って生じる、

  • 頬のこけ
  • こめかみの陥凹
  • 中顔面のボリューム減少
  • 顔全体のやせた印象
  • 左右差

などに対しても適応を検討できます。

顔の若返りでは、皮膚のたるみだけでなく、加齢に伴う顔面のボリューム変化を評価することも重要です。

フェイスリフトなどによる「引き上げ」が適しているのか、脂肪注入による「ボリューム補正」が必要なのか、あるいは両者を組み合わせるべきなのかは、顔の状態によって異なります。

自然な仕上がりを目指した脂肪注入

顔の脂肪注入では、注入量が多ければよいというものではありません。

骨格、皮下組織の厚み、陥没の位置、左右差、加齢変化などを総合的に評価し、その方の顔立ちに合った自然な立体感をつくることが大切です。

当院では、さまざま角度から顔全体の輪郭、その方の印象などを評価し、必要に応じて脂肪注入、フェイスリフト、輪郭形成など複数の選択肢から治療方法をご提案できます。

頬のこけや顔の左右差、外傷・手術後の陥没などでお悩みの方はご相談ください。


施術名: 顔面脂肪注入(頬)
料金:頬 352,000円(税込)
主なリスク・副作用: 腫れ、内出血、疼痛、感染、左右差、しこり、石灰化、脂肪の吸収、過矯正・低矯正、脂肪の吸収など
経過: 術後12か月
治療回数: 3回
※治療効果や脂肪の生着の程度、必要回数には個人差があります。

【執刀医・解説医師】
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【山道医師の主な学術業績】 

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

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下顎角形成術(エラ削り)のポイント|パールスキンクリニック天神(福岡)山道医師が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「エラが張って顔が四角く見える」
「正面から見た下顔面の横幅を小さくしたい」
「横顔のエラの張りを改善したい」

このようなお悩みに対して行われる輪郭形成手術の一つが、エラ削り(下顎角形成術:mandibular angle reduction)です。

エラ削りという名称から、「出っ張っている骨を削る手術」というイメージを持たれる方も多いと思います。

しかし、実際の手術では、単純に骨の表面を削るだけでは十分ではありません。

下顎角の張り出しが骨格的に強い場合には、適切に設定した骨切りラインに沿って、突出した下顎角を切除することが重要です。

そして美容的な輪郭形成では、単に「たくさん骨を切ればよい」というものでもありません。

どこから骨切りを開始し、どのようなカーブで下顎角を切除し、下顎体部へどう滑らかにつなげるか。

この骨切りラインの設計が、自然なフェイスラインを形成するうえで非常に重要になります。


エラが張って見える原因は人によって異なります

「エラ張り」と一言でいっても、その原因は一つではありません。

代表的なものとして、

  • 下顎角そのものの外側・後方への突出
  • 下顎体部の横方向への張り出し
  • 咬筋の発達
  • オトガイの幅や位置
  • 皮下脂肪などの軟部組織
  • 顔全体の縦横比

などが関係します。

咬筋の発達だけが主な原因であればボツリヌストキシン治療が適している場合もありますが、下顎骨自体、つまり骨の張り出しが大きい場合には、筋肉への治療だけでは不十分であり、下顎角形成術などの骨格に対する治療の適応となります。

重要なのは、まず「エラが張って見える原因」を診断することです。

close up of beauty woman tooth on the gray background

エラ削りは「どこを、どのラインで、どれだけ切るか」が重要

下顎角の突出が強い場合、骨の表面を少し削るだけでは、側面から見たエラの張りが十分に改善しないことがあります。

このようなケースでは、術前に骨切りラインを設定し、張り出した下顎角を適切な位置で切除する必要があります。

当院では、術前の診察やCT画像などをもとに、

「どこから骨切りを開始するか」
「どのようなカーブで下顎角を切除するか」
「下顎体部へどのようにつなげるか」

を検討します。

特に重要なのが、下顎角から下顎体部へ続くラインの連続性です。

下顎角だけを局所的に切除すると、切除した部分と残した下顎体部との間に段差が生じ、不自然な輪郭になる可能性があります。

そのため、下顎角の突出を適切に切除すると同時に、必要に応じて周囲の骨を整え、下顎下縁が滑らかにつながるように仕上げていくことが重要です。


「たくさん削る」だけが良い手術ではありません

エラ削りについて、「できるだけ小顔にしたいので、たくさん骨を削ってほしい」と希望されることがあります。

しかし、美容外科における輪郭形成では、骨の切除量が多ければ多いほど良いわけではありません。

過度に下顎角を切り上げてしまうと、本来存在する下顎角の形態が失われ、不自然な輪郭となる可能性があります。

また、骨格だけではなく、その上を覆っている咬筋、皮下組織、皮膚などの軟部組織とのバランスも考える必要があります。

私たちが重視しているのは、

「お一人おひとりのお顔の骨格に合うように、必要な骨を適切なラインで削ること」

です。

突出した部分は十分に切除する。一方で、必要のない部分までは過剰に切除しない。

このバランスが重要です。

症例紹介

術後1ヶ月:下顎角(エラ)の張りが解消されました。

【施術内容】下顎角形成術 110万円(税込)
【主なリスク・副作用】痛み、腫れ、赤み、内出血(1〜2週間)、術後出血、血腫、創感染、創離開、糸の感染、蜂窩織炎、骨髄炎、輪郭不整(骨の段差を触れる)、左右差、皮膚のたるみ、浮腫み、形態の変化、違和感、一時的な開口障害、下唇・顎周囲の感覚麻痺*、口唇の擦過傷・熱傷など
*オトガイ神経麻痺による下唇・顎周囲の感覚麻痺が、程度の差はありますが、一時的または永続的に発生する可能性があります。感覚麻痺は、通常、術後3〜6ヶ月程度で徐々に回復しますが、症状によっては内服薬を処方します。
※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。 経過には個人差があります。


正面と側面では、エラ張りの見え方が違います

エラ削りを検討するときに、もう一つ重要なのが正面と側面を分けて評価することです。

側面から見た下顎角の突出を改善することと、正面から見た下顔面の横幅を狭くすることは、必ずしも同じではありません。

例えば、下顎角が後下方へ強く突出している方では、適切な下顎角切除によって側面の輪郭が大きく変化する可能性があります。

一方、正面から見た横幅には、下顎角だけではなく、

下顎体部の幅、外側皮質骨の厚み、咬筋の厚み

なども影響します。

状態によって、外板切除やVライン形成など、必要な術式が変わります。


エラ削りだけでなく、下顎体部・オトガイ・頬骨まで考える

顔の輪郭は、下顎角だけで構成されているわけではありません。

下顎角 → 下顎体部 → オトガイ

という一連のラインによって、下顔面の輪郭は形成されています。

例えば、下顎角だけを小さくしても、オトガイの横幅が広かったり、オトガイが後退していたりすると、希望するフェイスラインにならない場合があります。

反対に、オトガイが小さい方に対して下顎角を過度に切除すると、顔全体としてのバランスが崩れる可能性があります。

そのため、必要に応じて下顎角形成術だけでなく、下顎体部のcontouringやオトガイ形成術、頬骨縮小を組み合わせて検討します。

輪郭形成では一部分だけを見るのではなく、顔全体の骨格バランスを評価することが重要です。


CTで骨格と下歯槽神経の位置を確認します

エラ削りでは、美容的なデザインだけで骨切りラインを決定することはできません。

下顎骨の内部には、下唇やオトガイ周囲の知覚に関係する下歯槽神経(inferior alveolar nerve)が走行しています。

この神経が通る下顎管の位置には個人差があります。

そのため、術前CTなどを用いて、

  • 下顎角・下顎体部の形態
  • 左右差
  • 骨の厚み
  • 下顎管の走行
  • オトガイ孔の位置
  • 希望する骨切りラインとの位置関係

などを評価します。

「美容的にどこを切りたいか」と「解剖学的にどこまで安全に切除できるか」の両方を考えて骨切りラインを決定することが重要です。


エラ削りの手術方法

一般的には口腔内から下顎骨へアプローチするため、顔の表面に大きな切開創を作らずに手術を行うことが可能です。骨切線や必要に応じて、皮膚側を切開するケースもあります。

術前に計画した骨切りラインを確認しながら下顎角へアプローチし、骨切りを行います。

当院では症例に応じて、骨切り・骨削りに超音波骨切削機器(ピエゾサージェリー)などを使用します。

突出した下顎角を切除した後は、切除断端や下顎体部との移行部を確認し、必要に応じて骨表面を整えます。

ここでも重要なのは、単純に骨を切り取ることではなく、最終的な下顎下縁のラインを確認しながら仕上げることです。


エラ削りのリスク・合併症

下顎角形成術は、下顎骨を直接切除する手術です。

そのため、腫れや内出血だけではなく、骨切り手術特有のリスクについても理解したうえで手術を検討する必要があります。

主なリスク・合併症として、

  • 腫れ
  • 内出血
  • 疼痛
  • 血腫
  • 感染
  • 左右差
  • 知覚鈍麻・しびれ
  • 下歯槽神経障害
  • 過矯正・低矯正
  • 骨切り部の段差
  • 軟部組織のたるみ

などの可能性があります。

特に下歯槽神経の位置と骨切りラインとの関係は重要であり、術前画像による評価が必要です。

また、顔の形は骨だけで決まるわけではありません。

骨を切除した後に、その上を覆う咬筋や皮膚・皮下組織(脂肪・筋肉)がどのように収縮するかも術後の輪郭に影響します。


自然なエラ削りのために大切なこと

エラ削りは、「エラの骨をできるだけ大きく切り取る手術」ではありません。

大切なのは、

突出している下顎角部を、適切な骨切りラインで正確に切除する。

ことです。

そして、下顎角だけではなく、下顎体部からオトガイまで続くフェイスライン全体を一つの輪郭として設計することが重要です。

当院では、診察やCT画像などから骨格、左右差、下顎管の走行、軟部組織の状態を評価し、一人ひとりに適した骨切りラインを検討しています。


福岡でエラ削り・下顎角形成術をご検討の方へ

パールスキンクリニック天神では、エラ削り(下顎角形成術)をはじめ、オトガイ形成術、頬骨形成術などの顔面輪郭形成を行っています。

エラ張りの原因は患者様によって異なるため、すべての方に同じ骨切りライン、同じ切除量が適しているわけではありません。

「どの骨を、どのラインで切除することがその方の輪郭に適しているか」。

骨格と軟部組織の両方を評価し、下顎角からオトガイまでのバランスを考えながら手術計画を立てることが、自然な輪郭形成には重要だと考えています。

エラの張りや下顔面の輪郭でお悩みの方は、診察時にご相談ください。

🏥 パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科
院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士

元 福岡山王病院 形成外科 医長
元 福岡大学医学部 臨床准教授

👨‍⚕️ パールスキンクリニック天神について

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医(JSAPS)の院長が、カウンセリングから施術・アフターケアまで一貫して担当いたします。

解剖学的知見に基づき、お一人おひとりのお顔の構造や状態、バランスに合わせた最適な治療方針をご提案いたします。形成外科・口腔外科・矯正歯科による輪郭専門チームが対応いたします。

まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。

【執刀医・解説医師】
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【山道医師の主な学術業績】 

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

⚠️ 【注意事項・リスク】 

※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。 経過には個人差があります。

🏥 【クリニック情報・ご予約】

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