監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)
「顔が大きく見えるのが気になる」
「小顔になりたいけれど、どの施術が必要かわからない」
「エラの骨が原因なのか、筋肉(咬筋)なのか、脂肪なのか判断できない」
このようなお悩みでご相談いただくことは少なくありません。
実際には、「顔が大きく見える原因」は一つではなく、骨格・筋肉・脂肪・皮膚のたるみなど、さまざまな要因が関係しています。
原因によって適した治療法は異なるため、まずはどこに原因があるのかを正しく診断することが大切です。
この記事では、形成外科専門医・美容外科専門医の立場から、顔が大きく見える主な原因と改善方法について解説します。
顔が大きく見える原因は大きく5つあります
① 骨格(エラ・頬骨・顎)
骨格は顔の大きさや輪郭を決める土台です。
例えば
- エラ(下顎角)が張っている
- 頬骨が外側へ張り出している
- 顎が大きく出ている
といった場合は、骨格そのものが顔を大きく見せている可能性があります。
このような場合には
- エラ削り
- 頬骨縮小術
- オトガイ形成(顎形成術)
などの骨そのものを縮小する輪郭形成が選択肢となります。
② 咬筋(エラの筋肉)が発達している
歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方では、咬筋が発達し、エラが張って見えることがあります。エラが張っていると、顔の余白が大きくなり、四角顔に見えてしまいます。
このタイプでは、骨を削らなくてもボツリヌストキシン注射で改善が期待できる場合があります。
一方で、下顎骨の張り出しが主体の場合には、ボツリヌストキシン注射だけでは十分な改善が得られないことが多く、エラ削り(下顎角形成術)を行います。
③ 脂肪が多い
体重増加や体質により、頬やフェイスラインに脂肪がつくと顔が大きく見えます。
この場合には
- ダイエット
- 脂肪吸引
- 脂肪溶解注射
などが適応となることがあります。
ただし、脂肪を取りすぎると将来的にこけた印象になることもあるため、適切な診断が重要です。
④ 加齢による皮膚のたるみ
年齢とともに
- SMAS(表在性筋膜)
- 皮膚
- リガメント
がゆるむことで、フェイスラインがぼやけ、顔が大きく見えることがあります。
特に40代以降では、「骨格が変わった」のではなく、「たるみによる下垂」が原因であるケースも少なくありません。
このような場合には
- フェイスリフト
- ネックリフト
- 必要に応じて脂肪吸引
などが選択肢となります。
⑤ むくみ
睡眠不足や塩分摂取、生活習慣などによる一時的なむくみで、顔が大きく見えることもあります。
この場合には美容外科手術ではなく、生活習慣の見直しが有効なこともあります。
原因は一つとは限りません
実際には
- 骨格
- 咬筋
- 脂肪
- たるみ
が複数重なっていることも多くあります。
例えば
「エラ削りだけ」
では十分な改善が得られず、
フェイスリフトやオトガイ形成を組み合わせることで、より自然なフェイスラインになるケースもあります。
そのため、原因を一つだけと決めつけず、顔全体を総合的に評価することが重要です。
当院で大切にしている診断
当院では「小顔にすること」を目的とするのではなく、
顔全体のバランスを整え、自然な輪郭を目指すことを大切にしています。
診察では
- 骨格
- 筋肉
- 脂肪
- 皮膚
- 年齢変化
を総合的に評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
必要以上に骨を削ったり、脂肪を取りすぎたりするのではなく、患者様のお顔立ちに合わせて、本当に必要な施術をご提案します。
FAQ(よくある質問)
①エラ削りとボトックスはどう違いますか?
ボトックスは筋肉が原因の場合に効果が期待できます。一方、骨格の張り出しが原因の場合は、エラ削りが適していることがあります。
②顔が大きい原因は自分でわかりますか?
骨格・筋肉・脂肪・たるみは見た目だけでは判断が難しいこともあります。適切な治療を選ぶためには、輪郭形成を行っている専門医の診察で原因を評価することが重要です。
③輪郭形成をすれば必ず小顔になりますか?
輪郭形成は骨格を整える手術ですが、顔が大きく見える原因が脂肪やたるみの場合は、他の治療を組み合わせた方が良いケースもあります。
まとめ
「顔が大きく見える」と感じる原因は、骨格だけではありません。
骨格・筋肉・脂肪・たるみなど、複数の要因が関係していることが多く、原因に応じて適切な治療法は異なります。
当院では、形成外科専門医・美容外科専門医としての知識・経験・技術をもとに、お顔全体のバランスを評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
小顔治療や輪郭形成をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。
※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。効果・経過には個人差があります。
🏥 パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科 院長 山道 光作
🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士
👨⚕️ 【執刀・解説医師】 パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🎓 【山道医師の主な学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局発刊の国際美容外科誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。
🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。
📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆
🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得
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