海外で美容整形を受ける前に知っておきたい8つの問題点

近年、海外で美容整形を受ける方が増えています。

海外にも優れた美容外科医や医療機関は存在しますが、海外での手術には、渡航を伴う医療ならではの注意点があります。

特に、術後に合併症が生じた場合や、帰国後に修正手術が必要となった場合には、次のような問題が生じることがあります。

1.手術内容の詳細が分からない

どのような術式が行われ、どの組織にどのような処理が加えられたのか、正確な手術記録を入手できない場合があります。

2.使用された医療材料が不明

インプラントや移植材料などについて、製品名、材質、使用部位などの詳細が分からないことがあります。

3.合併症への対応が遅れる可能性

帰国後に感染、血流障害、創傷治癒不全などが生じた場合、手術を担当した医師による迅速な診察や処置が難しくなることがあります。どこにどのような操作が加わったのか詳細が不明のままでは、国内での対応が困難となるケース。

4.日本では未承認のエビデンスが不十分な医療材料が使用されている場合がある

日本国内で承認されていない、安全性・長期成績に関するエビデンスが十分でない医療材料が使用される場合があります。

ただし、日本で未承認であることだけをもって、直ちに危険な材料と判断できるわけではありません。

5.医師の技術力を事前に判断することが難しい

手術を執刀する医師の専門研修歴、資格、手術経験、合併症への対応能力などを、限られた情報から正確に評価することは容易ではありません。

6.手術の全工程を同一の医師が担当しない場合がある

カウンセリングを担当した医師と実際の執刀医が異なる場合や、手術の一部を別の医師が担当する場合があります。

複数医師による手術自体が問題なのではなく、誰がどの工程を担当するのか、責任体制が明確であることが重要です。

7.術後のアフターフォローが不十分になる可能性

美容外科手術では、術後の経過観察や必要に応じた処置が重要です。

短期間の滞在では、帰国後の診察や長期的なフォローアップが難しくなる場合があります。

8.言葉の壁による認識の違い

通訳を介していても、希望する形態、ラインのタイプ、自然さの程度など、細かな美的認識を十分に共有できない場合があります。

美容外科では、単に術式を決めるだけでなく、患者様と医師が術後のゴールや美的認識を具体的に共有することが重要です。

美容外科医として伝えたいこと

美容外科手術では、手術そのものの技術だけでなく、術前の適応判断、使用材料の選択、合併症への対応、術後の継続的な管理まで含めて医療の質が問われます。

海外での美容整形を検討される場合には、価格や症例写真だけで判断せず、使用材料の情報、執刀医の資格・経験、帰国後の対応体制まで確認していただきたいと思います。

大切なのは、どの国で手術を受けるかだけではなく、誰が、どのような医療体制で、術後まで責任を持って診療するのかということです。

パールスキンクリニック天神 美容外科・美容皮膚科・形成外科
院長 山道光作

輪郭形成を行う医師に求められる技術と経験|パールスキンクリニック天神

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

頬骨形成、下顎角形成(エラ削り)、オトガイ形成、Vライン形成などの輪郭形成は、顔面骨の形態を変えることで、顔貌全体のバランスを整える手術です。

しかし、輪郭形成に必要なのは、単に「骨を切る・削る技術」だけではありません。

安全かつ適切な輪郭形成を行うためには、形成外科、顎顔面外科・口腔外科、歯科・歯列矯正、顎矯正手術(両顎手術)、美容外科、そして全身麻酔・周術期管理まで含めた幅広い知識・経験・技術を備えていることが望ましいと考えています。

① 形成外科の知識と技術

顔面には、顔面神経、三叉神経、顔面動静脈などの重要な神経・血管が存在し、骨の周囲には様々な顔面表情筋、脂肪などの軟部組織があります。

輪郭形成では骨だけを見るのではなく、骨格を変化させた結果、皮膚や脂肪、筋肉などの軟部組織がどのように変化するのかまで熟知していおく必要があります。

また、術後の腫れ、血腫、感染、神経障害、創傷治癒、骨の治癒、瘢痕、プレートの安定性、抜釘などへの対応も含め、形成外科の知識と経験が重要です。

② 顎顔面外科・口腔外科の知識と経験

下顎角形成やオトガイ形成では、下顎管、オトガイ神経、歯根などの位置を正確に把握しながら手術を計画する必要があります。

CTなどの画像をもとに、

  • 顔面骨の三次元的な形態
  • 下顎管・オトガイ孔の位置
  • 歯根と骨切り線との位置関係
  • 上下顎骨の前後的位置関係
  • 左右差
  • 咬合との関係
  • 顔貌
  • 予想される軟部組織の変化

などを評価します。

顔面骨を扱う手術である以上、顎顔面外科・口腔外科領域の解剖、画像診断、骨切り術に対する十分な理解と経験が重要になります。

③ 歯科・歯列矯正・咬合に対する理解

輪郭形成では、「顔を正面や横から見てどう見えるか」だけを評価すればよいわけではありません。

上下顎骨の位置、歯列、咬合、口元の突出感などは、顔貌と密接に関係しています。

たとえば患者様が、

「顎が小さい」
「口元が出ている」
「顔が長い」
「左右差がある」

と感じていても、その原因がオトガイ単独の形態なのか、歯槽性の問題なのか、上下顎骨そのものの位置関係なのかによって、適切な治療方法は異なります。

したがって、歯列・咬合まで含めて顔面骨格を評価する視点が必要です。

X-ray image of asian skull front view and side view

④ 輪郭3点ではなく「両顎手術(Le Fort I型骨切り術・下顎枝矢状分割術(SSRO)」が望ましいケースもあります

ここも非常に重要です。

患者様が希望される変化によっては、下顎角形成やオトガイ形成などの美容的な輪郭形成だけでは、根本的な骨格の問題を十分に改善できないことがあります。

上下顎骨の位置関係や咬合に問題がある場合には、Le Fort I型骨切り術や下顎枝矢状分割術(SSRO)などを組み合わせた顎矯正手術、いわゆる両顎手術を検討した方が望ましいケースがあります。

反対に、咬合や上下顎骨の位置関係に大きな問題がなく、顔面輪郭そのものを整えることが目的であれば、頬骨形成、下顎角形成、オトガイ形成などが適している場合があります。

つまり重要なのは、単に患者様の希望する手術を行うことではなく、

「この患者様に本当に必要なのは輪郭形成なのか、それとも両顎手術を含む顎矯正手術なのか」

を適切に判断することです。

その判断を行うためにも、美容的な輪郭形成だけでなく、両顎手術を含む顎矯正手術についても十分な知識と経験を有していることが望ましいと考えています。

⑤ 美容外科特有の「輪郭をデザインする経験と骨切りテクニック、美的センス」

一方で、顎顔面外科・口腔外科や顎矯正手術の知識だけでも、美容目的の輪郭形成として十分とはいえません。

美容外科では、

「どこを、どの程度骨切りすれば、その患者様にとって自然で美しい輪郭になるのか」

という審美的な判断が求められます。

頬骨、下顎角、下顎体部、オトガイは、それぞれ独立した構造ではありません。

正面、斜位、側面から顔全体を評価し、顔幅、フェイスライン、オトガイの幅・長さ・前後的位置、左右差などを総合的に考えながら手術を設計する必要があります。

そのため、美容外科として輪郭形成を継続的に行ってきた経験と、顔全体をデザインする技術・センスも重要なのです。

⑥ 全身麻酔と周術期管理

本格的な輪郭形成や両顎手術は全身麻酔下で行われるため、手術手技だけではなく周術期管理も極めて重要です。

術前の全身状態の評価に加え、術中には麻酔管理、気道管理、出血管理などが必要となります。

さらに術後も、出血、血腫、腫脹、気道への影響、疼痛、悪心・嘔吐などに注意して経過をみる必要があります。

特に顎顔面領域の手術では、高い術後管理能力が求められます。

当院では、全身麻酔を伴う輪郭形成では麻酔科専門医と連携し、手術だけではなく周術期の安全管理を高いレベルで行なっています。

輪郭形成には、複数領域を横断する総合力が求められます

輪郭形成に必要なのは、骨を削る技術だけではありません。

形成外科としての顔面解剖・軟部組織・創傷治癒への理解。
顎顔面外科・口腔外科としての顔面骨手術の知識と経験。
歯科・歯列矯正・咬合に対する理解。
両顎手術を含む顎矯正手術の知識と経験。
美容外科として顔全体の輪郭をデザインする経験と技術。
そして、全身麻酔を含めた周術期管理。

これらは別々のものではなく、互いに密接に関係しています。

そして何より重要なのは、「どの手術を行うか」だけではなく、「その患者様にはどの治療が適しているのか」を正しく判断できることです。

そのためには、ひとつの領域だけに偏るのではなく、これらすべての領域について十分な知識・経験・技術を備えたうえで、総合的に診断・治療計画を立てることが望ましいと私たちは考えています。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科だけで完結させるのではなく、必要に応じて口腔外科・歯科・歯列矯正・麻酔科とも連携し、骨格、歯列・咬合、軟部組織、顔全体の審美性、そして安全性まで含めて考える輪郭形成を大切にしています。

輪郭形成をご検討中の方は、まずはカウンセリンングでご相談ください。

輪郭形成術
費用の目安:110万円〜275万円(術式により異なります。)
※麻酔代別途


【主なリスク・副作用】
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

福岡天神で、
目・鼻・輪郭・フェイスリフト・他院修正・脂肪吸引・脂肪注入・豊胸・バストなど本格的な美容外科なら

パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科

【クリニック情報・アクセス】

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【輪郭形成担当医(院長)】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する世界最高峰の美容外科国際学術誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されています。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円(1時間以上:5,500円)、再診料1,100円、頭部CT 33,000円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact

公式サイト:https://www.pearl-skin.jp

Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

輪郭形成術後の過ごし方|腫れ・冷却・圧迫・食事・洗顔などを解説

輪郭形成術を受けたあと、

「腫れはいつまで続く?」
「冷やした方がいい?」
「圧迫バンドはいつまで必要?」
「食事や歯磨きはどうすればいい?」
「洗顔やシャワー、メイクはいつから?」

といったご質問をよくいただきます。

頬骨形成術、下顎角形成術(エラ削り)、オトガイ形成術、Vライン形成術などの輪郭形成では、骨や周囲の軟部組織に手術操作を加えるため、術後には一定期間の腫れや内出血が生じます。

ダウンタイムの程度や経過には個人差がありますが、術後早期の過ごし方を理解しておくことは、安全に回復期間を過ごすうえで重要です。

今回は、輪郭形成術後の一般的な経過と、ご自宅での過ごし方のポイントについて解説します。

輪郭形成術後の腫れ・内出血

輪郭形成術後は、手術部位を中心に腫れや内出血が生じます。

特に術後早期は腫れが目立ちやすく、その後、時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。

また、腫れの程度は手術内容によっても異なります。

頬骨形成術では、頬部から上顎を中心に、下顎角形成術(エラ削り)では、下顎角部から下顎体部を中心に腫れが生じます。

オトガイ形成術では、顎先〜フェイスライン、下唇を中心に腫れがでて、Vライン形成術では、オトガイから下顎にかけて腫れがみられます。

口腔内を切開するため、唇や口腔粘膜にも、2週間〜1ヶ月程度は腫れがでます。腫れは経過とともに、徐々に引いていきますが、術式の違いなどにより経過には個人がでます。

腫れが残っている時期に輪郭の仕上がりを判断することはできません。骨格の変化だけでなく、皮膚や皮下組織などの軟部組織が落ち着いていく経過を見る必要があります。

術後早期は無理をせず安静に

手術直後から数日は、できるだけ安静に過ごし、身体を休めることが大切です。

長時間の入浴、温泉、サウナ、激しい運動、飲酒、喫煙などは、創部の治癒や回復を遅らせる可能性があるため、術後1ヶ月程度は控えていただきます。シャワーや洗髪などは、ガーゼやテープ、フェイスバンドが濡れないようにすれば翌日から可能です。

また、横になる際には頭部をやや高くして休むことで、術後の腫れを軽減するための一助となります。

具体的な安静度、活動制限、入浴の可否などについては、手術内容や術後経過によっても異なってくるため、担当医の指示に従ってください。

冷却について

術後早期には、適切な冷却を行うことがあります。

ただし、強く押し付けたり、氷などを直接皮膚に長時間当てたりすることは避けてください。

冷却の方法や期間についても、手術内容によって異なります。当院では手術内容と術後の状態に応じて具体的にご説明しています。

圧迫バンドについて

輪郭形成術後には、腫れや術後の組織の安定を目的として、フェイスバンドによる圧迫を行う場合があります。

ただし、「強く締めれば締めるほどよい」というものではありません。

過度な圧迫は皮膚への負担となる可能性があるため、指定された方法・時間・強さを守って装着することが重要です。

食事と水分補給

輪郭形成術後は腫れや口腔内の違和感によって、普段より食事をとりにくくなることがあります。

特に口腔内からアプローチする手術では、術後早期には硬いものや刺激の強い食べ物を避け、無理なく摂取できる食事から開始します。

食事量が少なくなる場合でも、水分は適切に補給するようにしてください。

食事内容や食事制限については、術式に応じた指示を守ることが重要です。

口腔内を清潔に保つ

下顎角形成術やオトガイ形成術など、口腔内を切開する手術では、術後の口腔ケアも重要です。

歯磨きやうがいについては、創部を傷つけないよう注意しながら行います。

術後早期は通常の歯磨きが難しい部分もあるため、当院から説明された方法に従って口腔内を清潔に保ってください。

洗顔・シャワー・メイクについて

洗顔、シャワー、洗髪は基本的には手術の翌日または翌々日より許可することが多いです。メイクの再開時期は、術式や創部の状態によって異なりますが、おおよそ1週間頃からが一般的です。

当院では術式ごとに術後の生活についてご説明しています。

ダウンタイムには個人差があります

輪郭形成術後の腫れや内出血には個人差があります。

また、目立つ腫れが改善したあとも、細かなむくみや組織の硬さなどが残ることがあります。

そのため、術後早期の状態だけを見て「左右差がある」「思っていた輪郭と違う」と判断するのではなく、時間をかけて経過を見ることが必要です。

美容外科手術では、ダウンタイムが終わる時期と、最終的な仕上がりを評価できる時期は同じではありません。

こんな症状がある場合はクリニックへご連絡ください

術後には通常の腫れや痛みが生じますが、経過によっては診察が必要となる場合があります。

たとえば、急速に増大する腫れ、強い出血、増悪する強い痛み、発熱や感染を疑う症状、呼吸や嚥下に関する異常などがある場合には、自己判断で様子を見ず、手術を受けた医療機関へ連絡してください。

術後に「これは通常の経過なのか」と判断に迷った場合も、確認することをおすすめします。

輪郭形成術は術後の経過も含めて考えることが大切です

輪郭形成術では、骨格を整える手術そのものだけでなく、術後の腫れや軟部組織が落ち着いていくまでの経過も重要です。

パールスキンクリニック天神では、頬骨形成術、下顎角形成術、オトガイ形成術、Vライン形成術などについて、骨格・軟部組織・顔全体のバランスを診察したうえで手術方法をご提案しています。

術後についても、手術内容に応じて冷却、圧迫、食事、口腔ケア、洗顔・入浴などの注意点をご説明し、経過を確認していきます。

輪郭形成をご検討中の方は、カウンセリングでご相談ください。


監修
パールスキンクリニック天神
院長 山道光作
日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
医学博士

輪郭形成術の主なリスク・副作用
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

パールスキンクリニック天神について|福岡・天神の美容外科・美容皮膚科

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

パールスキンクリニック天神は、福岡・天神で鼻整形、輪郭・小顔形成、切開フェイスリフトなどの高度な美容外科手術を中心に、二重・目元整形から美容皮膚科・エイジングケアまで総合的に診療を行う美容外科・美容皮膚科クリニックです。

形成外科・美容外科の専門的な知識と技術を基盤に、お一人おひとりの骨格やご希望に合わせたオーダーメイドの医療をご提案しています。

専門医資格と学術的背景に基づいた美容外科・美容皮膚科診療

当院の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医および日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医の資格を有しています。

特に専門性の高い眼瞼下垂の研究領域にて医学博士を取得しており、これまでに2,000例以上の眼瞼手術(二重・目元・眼瞼下垂)を執刀してまいりました。医学的・学術的な根拠を重視し、見た目の美しさはもちろんのこと、機能面や長期的な安定性まで考慮した治療を行っています。

主な診療メニュー・当院のこだわり

1. 鼻整形・他院修正

耳介軟骨や肋軟骨を用いた鼻形成をはじめ、鼻中隔延長、鼻尖形成、鼻骨骨切り、斜鼻修正など幅広い術式に対応しています。単に鼻を高く・細くするだけでなく、顔全体との調和を考慮した「自然で美しい仕上がり」を追求しています。

2. 小顔・輪郭形成・フェイスリフト

切開フェイスリフトをはじめ、オトガイ形成、Vライン形成、頬骨縮小、下顎角形成、両顎手術などの骨切り手術に対応。骨格レベルからのアプローチを行うため、口腔外科や矯正歯科とも密に連携し、審美面と機能面の両立を目指します。

3. 二重・目元整形・クマ治療

埋没法、二重全切開、眼瞼下垂手術、眉下切開から、裏ハムラ法・表ハムラ法、脂肪注入によるクマ治療までご提案可能です。目の開きやすさや表情の自然さ、長期的な持続性にこだわり抜いた施術を提供します。

4. ボディ・バスト形成

脂肪吸引・脂肪注入によるボディライン形成のほか、乳房形成、タミータック(腹壁形成術)など、お体のお悩みに対する高度な外科的手術にも対応しています。

5. 美容皮膚科・肌質改善・各種治療

ポテンツァ、HIFU(ハイフ)、オリジオ、IPL(光治療)、ボトックス・ヒアルロン酸注入などの肌質改善・エイジングケアから、ミラドライ(腋臭症・多汗症治療)、医療脱毛まで幅広く完備しています。

安全性への取り組みと学術・技術の追求

  • 国際誌への論文掲載: 鼻整形に関する研究成果は、美容外科分野で権威のある国際医学誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に掲載されました。
  • 3Dシミュレーションの導入: 事前カウンセリングでは3Dシミュレーションを活用し、仕上がりのイメージを共有・確認した上で治療計画を立てます。
  • 安全な麻酔管理: 全身麻酔を伴う手術においては、必ず麻酔科専門医と連携し、安全面に細心の注意を払った診療体制を整えています。
  • 他院手術後の修正に対応: 初回の手術はもちろん、鼻や目元など「他院で受けた手術の修正・再手術」に関するご相談にも力を入れています。

アクセス・クリニック情報

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【院長・執刀医】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

3Dシミュレーションで世界をリードするスイスCrisalix社のアジア事業本部長(韓国)よりトロフィー授与

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

光栄なことに、眼瞼下垂に対する手術方法:眉毛下皮膚切除術(眉下切開)の項を分担執筆させていただきました。

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
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休診日:水日祝

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専門領域の一つである鼻形成におけるシミュレーションの診察風景
小顔・輪郭・たるみの診察では、お一人おひとりのオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
二重形成・眼瞼下垂・眉下切開では、2,000例以上の眼瞼手術の経験に基づく高度なテクニックと正確性で、常に質の高い結果を追求しています。ダウンタイムを最小限に抑えるためのテクニックにも精通しています。
天神親不孝通り沿い、山道歯科医院ビル3階にパールスキンクリニック天神の受付がございます。美容皮膚科、医療脱毛も丁寧な施術を心がけて行なっております。お気軽にご来院ください。

なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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#鼻形成 #美容外科 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

オトガイ形成(顎形成術)とは?|適応・Eライン・顎が小さい/長い場合の治療を形成外科専門医が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「顎が小さい」「横顔のバランスが気になる」「口元が出て見える」「顔をもう少しすっきり見せたい」といったお悩みでは、鼻や口元だけでなく、オトガイ(あご先)の位置や形態が関係していることがあります。

オトガイは顔の最下部に位置し、正面から見た顔の長さや輪郭だけでなく、横顔のプロファイル、口唇との位置関係、フェイスラインなど、顔全体のバランスに影響する重要な解剖学的構造です。

オトガイ形成術(genioplasty)は、このオトガイ部の骨を骨切りし、前後・上下・左右などへ移動させることで、顔全体との調和を考えながら顎先の位置や形態を調整する手術です。

一般には「顎を前に出す手術」と認識されることが多いのですが、実際のオトガイ形成はそれだけではありません。

顎を前方へ移動する、短くする、長くする、後方へ移動する、左右差を調整する、幅を調整するなど、骨格に応じてさまざまなデザインが可能です。

そのため重要なのは、「何mm動かすか」だけではありません。

顔全体の骨格、咬合、下顎骨角部(エラ)を含めた下顎形態、軟部組織、下顎下縁との連続性まで含めて立体的に評価することが重要になります。

asymmetry chin before and after

オトガイ形成術(genioplasty)とは?

オトガイ形成術は、下顎骨の歯列より下方にあるオトガイ部を骨切りし、骨片を計画した位置へ移動させて固定する手術です。

代表的な術式がsliding genioplasty(スライディング・ジェニオプラスティ)です。

骨切りしたオトガイ骨片そのものを移動させるため、人工物を使用して顎先を形成する方法とは手術の考え方が異なります。

移動方向によって、主に以下のような調整が可能です。

顎の状態オトガイ形成で行う主な調整
顎が後退している前方移動(advancement)
顎が前に出ている後方移動(setback)
顎が長い垂直的短縮(vertical reduction)
顎が短い垂直的延長(vertical lengthening)
顎が左右にずれている左右方向への移動
顎先が広い幅・形態の調整
後退+長さなど複合的な問題前後・上下方向を組み合わせて調整
close up of surgery woman asymmetry chin before and after on the blue background

つまりオトガイ形成は、単純な「顎を出す手術」ではなく、下顔面の三次元的な骨格バランスを調整する手術と考えた方が正確です。


オトガイ形成が適しているのはどのような人?

1.顎が小さい・後退している

横顔を見たときに顎先が後方に位置している状態です。

医学的にはmicrogenia(小オトガイ症)やretrogenia(オトガイ後退)などと表現されます。

オトガイが後退すると、実際には上顎や口唇が著しく突出していなくても、相対的に口元が前に出て見えることがあります。

このような場合、鼻や口唇だけを見るのではなく、オトガイを含めて顔全体のプロファイルを評価することが重要です。

2.顎が長い

オトガイの垂直的な高さが大きい場合には、顔の下1/3が長く見えることがあります。

この場合、単純に顎先を削るだけではなく、骨切りによってオトガイの高さを短縮するreduction genioplasty / vertical reduction genioplastyが選択肢になります。

ただし、「顔が長い=オトガイが長い」とは限りません。

上顎の垂直的過成長、下顎骨全体の形態、咬合、下顔面軟部組織などによっても顔は長く見えます。

そのため、原因がオトガイ単独にあるのか、上下顎を含めた骨格にあるのかを区別する必要があります。上下顎の長いケースでは、2 jaw surgery(両顎手術)の適応になることもあります。

3.顎が短い

顎先の垂直的な高さが不足している場合には、顔の下1/3が短く見えることがあります。

必要に応じてオトガイ骨片を下方へ移動させ、垂直方向の長さを調整します。

ただし、垂直方向の移動では軟部組織の反応も考慮する必要があります。

骨を何mm動かしたら皮膚表面も同じだけ動く、という単純な関係ではありません。

4.顎先の左右差・顔面非対称

オトガイが顔面正中から左右に偏位している場合には、左右方向への骨片移動によって調整できることがあります。

ただし、顔面非対称ではオトガイだけが偏位しているとは限りません。

下顎骨全体の偏位、下顎角の左右差、咬合平面の傾斜、上顎の左右差などが関係していることもあります。

そのため、必要に応じて写真だけでなくCTなどを用いて、オトガイ単独の問題なのか、下顎骨あるいは上下顎全体の問題なのかを評価します。


Eラインだけでオトガイ形成の適応を決めるわけではありません

美容医療では横顔を評価する指標として、いわゆるE-line(esthetic line)がよく知られています。

Eラインは鼻尖とオトガイを結んだ線と口唇との位置関係を評価する方法で、横顔を考える際の一つの参考になります。

しかし、オトガイ形成のデザインをEラインだけで決定することは適切ではありません。

なぜなら顔貌には、鼻の高さ・長さ、上顎と下顎の位置、歯槽骨の突出、口唇の厚さ、オトガイの高さ、オトガイ軟部組織の厚さ、下顎下縁の形態など、多くの要素が関係するからです。

したがって、Eラインはあくまで評価項目の一つとして考え、顔全体のプロポーションの中でオトガイの位置を決定することが重要です。


オトガイ形成では「骨」と「軟部組織」の両方を考える

ここはオトガイ形成を理解するうえで非常に重要なポイントです。

私たちが実際に外から見ている「顎の形」は骨そのものではありません。

下顎骨の上には、骨膜、筋肉、皮下組織、脂肪、皮膚などの軟部組織が存在します。

したがって、

骨を5mm動かしたから、見た目も必ず5mm変化する

とは限りません。

オトガイ前方移動後の軟部組織反応については以前からセファロ分析が行われており、硬組織の移動量に対して軟部組織が一定割合で追従することが報告されています。

一方、その比率には研究間・患者間でばらつきがあり、特に垂直方向では予測性が低くなります。

つまり手術計画では、骨の移動量だけではなく、

「その骨移動に対して、軟部組織がどのように反応するか」

まで考える必要があります。


オトガイ形成と顎プロテーゼの違い

顎を前方へ出す方法には、大きく分けて、

① 骨を移動するオトガイ形成術
② シリコンなどのインプラントを挿入する方法

があります。

両者は同じ「顎を出す治療」でも、原理が異なります。

顎プロテーゼは骨を切らずにボリュームを追加できる一方、基本的には人工物によって前方へのprojectionを増加させる治療です。

これに対して骨切りによるオトガイ形成では、自分自身の下顎骨を移動させるため、前後方向だけでなく上下・左右方向を含めた三次元的な位置調整が可能です。

したがって、「どちらが絶対的に優れているか」ではなく、どの方向に、どの程度、どのような形態変化が必要なのかによって治療法を選択することが重要です。

また、顎プロテーゼは人工物であるため、感染のリスク、ずれるリスクなどがあるため、当院ではオトガイ形成術を第一選択としてご提案しています。


ヒアルロン酸とオトガイ形成はどう違う?

軽度のオトガイ後退であれば、ヒアルロン酸注入によって顎先のprojectionを補う方法もあります。

注入治療は骨切りを必要とせず、ダウンタイムが比較的短いという利点があります。

一方で、ヒアルロン酸はあくまで一時的な治療であり、1〜2年で吸収されてしまいます。さらに感染や血行障害などのリスクもゼロではありません。

軟部組織にvolumeを追加する治療であり、骨格そのものの位置を変えるわけではありません。

「下顎骨そのものの位置・高さ・左右差を修正したい」という場合では、オトガイ形成術(骨切り術)の適応となります。


オトガイ形成で重要なのは「顎先だけ」を見ないこと

オトガイ形成を行う際に重要なのが、下顎骨全体との連続性です。

オトガイ骨片を移動すると、移動量や方向によっては、骨片とその後方にある下顎体との間に段差(step)が生じます。

そのためオトガイ形成では、

「顎先が理想的な位置に来たか」

だけでは十分ではありません。

正面、斜位、側面から見たときに、オトガイから下顎体、さらに下顎角へ続く輪郭がどのようにつながるのかを評価する必要があります。


自然な仕上がりを重視した輪郭形成

輪郭形成では、単に骨を多く削るだけでは良い結果は得られません。
骨格だけでなく、その上に存在する筋肉・骨膜・皮下組織などの軟部組織も顔貌を構成しています。

したがって、骨格と軟部組織の双方を考慮し、適切な手術計画をたてる必要があります。


オトガイ形成でCT・セファロ分析が重要な理由

オトガイ形成では、正面・側面写真だけでは評価できない情報があります。

特に重要なのが、

  • オトガイの前後的位置
  • オトガイの垂直的高さ
  • 左右差
  • 下顎骨の幅
  • 下顎下縁の形態
  • 歯根との位置関係
  • mental foramen(オトガイ孔)の位置
  • 下顎管との位置関係
  • 上下顎骨の位置
  • 歯列・咬合
  • 口唇の状態

などです。

オトガイ神経は下顎骨内を走行する下歯槽神経から分岐し、オトガイ孔から出て下口唇・オトガイ周囲の知覚に関与します。

したがって、骨切り線を設定する際には、歯根やオトガイ孔などの重要な解剖学的構造との位置関係を確認する必要があります。

特に左右差を伴う症例や複雑な骨格形態では、三次元的なCT評価が有用です。


オトガイ形成だけでは治療できない場合もあります

ここも非常に重要です。

顎が小さく見える患者さんのすべてが、オトガイ形成の適応になるわけではありません。

例えば、下顎骨全体が後退しているmandibular retrognathiaでは、オトガイだけを前方へ移動しても、根本的な骨格・咬合の問題は改善しません。

反対咬合、上顎前突、下顎後退、顔面非対称など、上下顎骨と咬合に問題がある場合には、Le Fort I型骨切り術や下顎枝矢状分割術(SSRO)などの両顎手術(2 jaw surgery )・顎矯正手術(orthognathic surgery)を検討することがあります。

つまり、

オトガイ形成は「顎先」の位置を変える手術であり、「下顎骨全体」の位置を変える手術ではありません。

この適応判断は非常に重要です。


オトガイ形成の傷跡はどこにできますか?

一般的なオトガイ形成では、口腔内からアプローチします。

そのため、通常は顔の皮膚表面に大きな切開創を作る必要はありません。

口腔前庭部を切開して下顎骨へ到達し、計画した位置で骨切りを行います。

骨片を予定した位置へ移動した後、プレートやスクリューなどを用いて固定します。


オトガイ形成の主なリスク・合併症

オトガイ形成は確立された術式ですが、外科手術である以上、合併症の可能性があります。

代表的なものとして、

腫脹、疼痛、出血・血腫、感染、左右差、骨片の偏位、骨癒合不全、輪郭の不整、歯根損傷、知覚異常、オトガイ神経障害、プレート・スクリューに関連する問題、軟部組織の下垂

などが挙げられます。一般的には、感染や血腫、感染などは3~5%未満の比較的稀な合併症となります。

特に一時的な下口唇・オトガイ周囲の知覚変化は、人によっては半年〜1年ほど残ることがあり、内服薬での治療などで対処していきます。


Chin ptosis(顎先の軟部組織下垂)について

オトガイ形成では骨だけではなく、mentalis muscle(オトガイ筋)を含む軟部組織の扱いも重要です。

オトガイ部の軟部組織支持が不十分になると、骨格上の顎先に対して軟部組織が下垂する、いわゆるchin ptosisやwitch’s chin deformity(魔女顎)の原因となることがあります。

そのため、骨を理想的な位置へ移動させるだけでなく、軟部組織をどのように温存し、適切に再固定するかも手術結果を左右します。

オトガイ形成を「骨だけの手術」と考えないことが重要です。


オトガイ形成では何mm動かすのが正解ですか?

これは診察でよく聞かれる質問ですが、すべての患者さんに共通する「正解のmm数」はありません。

例えば同じ5mmの前方移動であっても、

鼻が高い人、鼻が低い人、口唇突出がある人、オトガイ軟部組織が厚い人、下顔面が長い人

では、術後の見え方が異なります。

さらに、前方移動量と軟部組織の変化量も完全な1:1ではありません。

したがって、単純に「○mm出せば美しい顎になる」と考えるのではなく、患者さんそれぞれの骨格と軟部組織に合わせて移動方向と移動量を設定することが重要です。


顎が小さい場合、オトガイだけを前に出せばよいとは限りません

オトガイ形成を検討する際には、「顎が小さい」という見た目だけから術式を決定しないことが重要です。

例えば、後退していて縦にも短い顎と、

後退しているが縦には長い顎では、同じ前方移動だけを行っても結果は異なります。

前者では前方+下方への調整が必要になる可能性がありますし、後者では前方移動と垂直的短縮を組み合わせた方が顔貌のバランスを整えやすいことがあります。

つまりオトガイ形成では、

「前に出すかどうか」ではなく、「三次元的にどこへ移動させるか」

を考えることが重要です。


オトガイ形成とVライン形成の違い

オトガイ形成とVライン形成は混同されることがありますが、同じ手術ではありません。

オトガイ形成は主として顎先の位置・高さ・幅・左右差を調整する手術です。

一方、いわゆるVライン形成では、オトガイだけでなく下顎体や下顎角を含めた下顔面全体の輪郭を調整することがあります。

重要なのは、すべての患者さんに広範囲な下顎骨切除が必要なわけではないという点です。

オトガイ形成単独で十分な場合もあれば、オトガイ周囲の限定的なcontouringを加えた方が自然な場合、さらに下顎角まで含めた輪郭形成が適している場合もあります。

必要な手術範囲は、患者さんの骨格によって異なります。

適応は医師が診察の上で判断し、治療プランをご提案させていただきます。


3Dシミュレーションを用いた術前イメージの共有

オトガイ形成では数mmの骨移動でも、横顔や下顔面の印象が変化します。

そのため、必要に応じてCT、レントゲン、顔貌写真、3Dシミュレーションなどを組み合わせて術前評価を行います。

3Dシミュレーションの重要な役割は、患者さんが希望する形態と、医師が医学的に実現可能と判断する形態を可視化し、術前に両者のイメージを共有することです。

「術後が完全にシミュレーション通りになる」と保証することではありません。

特にオトガイでは、前後方向だけでなく、垂直方向、正面から見た幅、鼻・口唇とのバランスを同時に確認することが重要です。


まとめ|オトガイ形成は「顎先だけを見る手術」ではありません

オトガイ形成術は、顎先の骨を移動させることで、顔の下1/3や横顔のバランスを調整する手術です。

前方移動だけでなく、短縮、延長、後方移動、左右差の調整など、骨格に応じた三次元的な治療が可能です。

一方で、美しいオトガイを形成するためには、顎先だけを見るのでは十分ではありません。

鼻・口唇・上下顎骨・咬合・下顎体・下顎角・軟部組織まで含め、顔全体との調和を評価することが重要です。

また、輪郭形成では「骨を多く削ること」が目的ではありません。

必要な部位を必要な量だけ調整し、下顎骨の自然な連続性と軟部組織の支持を可能な限り保ちながら、目的とする輪郭を形成することが重要です。

顎が小さい、長い、左右差がある、横顔のバランスが気になるといった場合には、まず原因がオトガイ単独にあるのか、それとも下顎骨・上下顎骨を含む骨格全体にあるのかを診断したうえで、オトガイ形成だけでよいのか、それとも両顎手術が必要なのか、適切な治療法を検討する必要があります。


参考文献

  1. Shaughnessy S, et al. Long-term skeletal and soft-tissue responses after advancement genioplasty. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2006.
  2. San Miguel Moragas J, et al. A systematic review on soft-to-hard tissue ratios in orthognathic surgery. Part II: Chin procedures. J Craniomaxillofac Surg. 2015.
  3. Kauke-Navarro M, et al. Implant-Based Chin Augmentation Vs Osseous Genioplasty: A Systematic Review of Indications and Outcomes. Aesthet Surg J Open Forum. 2025.

🏥 パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科
院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
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元 福岡山王病院 形成外科 医長
元 福岡大学医学部 臨床准教授

👨‍⚕️ パールスキンクリニック天神について

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医(JSAPS)の院長が、カウンセリングから施術・アフターケアまで一貫して担当いたします。

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【執刀医・解説医師】
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ガミースマイルの治療は、なぜ美容形成外科で受けるべきなのか

―「歯ぐきを見えなくする」だけではなく、原因を診断することが重要です―

笑ったときに歯ぐきが大きく見える「ガミースマイル」。

「ボトックスだけで治ります」
「歯の治療だけで治ります」

そのような説明を見かけることもありますが、実際にはガミースマイルには複数の原因があり、原因によって適切な治療法は異なります。

ガミースマイルの原因は一つではありません

代表的な原因には、

  • 上唇を持ち上げる筋肉(上唇挙筋群)の過剰な働き
  • 上唇が短い
  • 上顎骨が前方・下方へ発達している(Vertical Maxillary Excess:VME)
  • 歯肉や歯の形態的な問題

などがあります。

つまり、「歯ぐきが見える」という同じ症状でも、原因は患者さんごとに異なります。


骨格が原因の場合、軟部組織だけを治療しても限界があります

例えば、

上顎骨が過度に発達しているVMEでは、筋肉や上唇だけを治療しても根本的な改善は難しいことがあります。

このような症例では、

上顎骨の位置を修正する両顎手術(Le Fort I型骨切り術など)

が根本治療となる場合があります。

もちろん、すべての患者さんが両顎手術の適応ではありません。

しかし、その可能性を最初に診断できることは非常に重要です。


美容形成外科では「手術をする」だけではなく、「適応を診断する」ことが重要な役割です

形成外科・美容外科では、

  • 顔面骨格
  • 軟部組織
  • 表情筋
  • 唇の形態
  • 瘢痕や将来の変化

まで含めて評価します。

その結果、

「ガミースマイル手術が適している」のか、

「ボトックスが適している」のか、

「矯正治療を優先すべき」なのか、

あるいは

「両顎手術(顎矯正手術)を検討すべき」

のかを判断します。


当院では、美容形成外科医が、必要に応じて口腔外科・矯正歯科と連携してガミースマイルを治療しています

当院では形成外科専門医が診察を行い、

必要に応じて

  • 口腔外科
  • 矯正歯科

とも連携しながら治療方針をご提案しています。

美容外科の役割は、

無理に手術を行うことではなく、その患者さんにとって最も適切な治療法を選択することだと考えています。


まとめ

ガミースマイルの原因・程度は、患者様によって、さまざまです。

原因によっては軟部組織の手術だけで十分改善することもあれば、骨格の評価や両顎手術(顎矯正手術)まで視野に入れるべきケースもあります。

そのため、治療法ありきではなく、トータルで総合的な治療を行っているクリニックで、正確に診断・治療することが大切です。

形成外科・美容外科では、顔全体のバランスや骨格・軟部組織を総合的に評価したうえで、一人ひとりに適した治療をご提案しています。


🏥 パールスキンクリニック天神
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自然な美しさを、医学的な視点から|パールスキンクリニック天神院長 山道光作

私は以前から、
美容外科を受けたのに、

✔️ その人本来の自然な印象が失われていたり
✔️ なんとなく整形感がある
✔️ 傷跡が目立つ

など、一部の美容整形のあり方に疑問を感じていました。

そこで私は、『自然な美しさ』をテーマに、
2020年にパールスキンクリニック天神を、福岡に開院しました。

自然な美しさを引き出し
皆様が本来持つ、その魅力を
より自然に引き出す美容医療、美容外科を目指してきました。

当院では年齢やライフスタイルによって変化する
さまざまな個別のお悩みに対し

肌質や骨格、表情のバランスまで
医師が丁寧に診察し、医学的根拠に基づいた
適正な美容医療をご提案します✨

目指すのは、その方が、その方らしく美しく輝けること🕊️

安心してご相談いただける環境と雰囲気。誠実で温かいサポート。
そして、形成外科・美容外科を基盤とする確かな技術を、
より高みへと昇華させ、それを国際誌へ発表しています。

丁寧なカウンセリングを通して、
患者様それぞれに寄り添う美容医療で

皆様の美しさをサポートしてまいります。

美容医療が初めての方もお気軽にお問い合わせください😊
ここ福岡・天神で、皆様とお会いできることを、楽しみにしております。

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矯正だけ?両顎手術も必要?|顎・歯並び・輪郭治療で正しい治療を受けるいただくために

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

「矯正だけで良いのか」
「両顎手術+矯正まで必要なのか」

これは、
患者様自身で判断するのが非常に難しい領域です。

そして実際には、
専門医であっても、
顎顔面・輪郭領域を日常的に扱うエキスパートでなければ、
適切な判断が難しいことも少なくありません。

歯並びだけの問題なのか。
骨格の位置関係まで含めた問題なのか。

口元
E-line
中顔面
フェイスライン
咬合
左右差
気道

どこに本質的な原因があるかで、
適切な治療は大きく変わります。

美容外科だけの視点でも、
歯科だけの視点でも不十分なことがある。

形成外科的な骨格評価、
美容外科的な審美バランス、
歯科・矯正的な咬合評価。

それぞれを総合して、
“本当にその人に必要な治療”を考える必要があります。

無理な抜歯矯正で口元が下がりすぎるケース。
逆に、本来は骨格治療が必要なのに、
矯正だけで限界を迎えているケース。

実際に少なくありません。

顎・輪郭治療は、
単純な「歯並び」や「小顔」の話ではなく、
骨格・機能・審美のバランスをどう設計するか。

そこに難しさがあります。

パールスキンクリニック天神では、美容外科・形成外科、歯科口腔外科・矯正歯科の専門チームで、顎・噛み合わせ、輪郭の治療をワンストップで行っています。検討中の方から他院治療後に解決できなかった顎・口元のお悩みまで、カウンセリングでご相談ください。

上下顎骨切り術(両顎手術)はこちら👇

https://www.pearl-skin.jp/ope/lefort-ssro/

【福岡・天神】ガミースマイル治療|粘膜切除術で自然に改善

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

ガミースマイルとは、笑ったときに歯ぐき(歯肉)が大きく見える状態のことを指します。
一般的に、歯ぐきの露出が3mm以上で目立つとされています。

見た目の印象としては
・幼く見える
・口元が強調される
・笑顔に自信が持てない

といったお悩みにつながることがあります。

今回は、粘膜切除によるガミースマイル治療の症例をご紹介します。


■ガミースマイルの原因

ガミースマイルは一つの原因ではなく、複数の要因が関与します。

  • 上唇の動きが強い(筋肉)
  • 上顎骨の突出(骨格)
  • 歯の位置や歯肉の問題(歯科領域)
  • 上唇が短い

→ この中で
「上唇の過剰な挙上」が原因の場合に有効なのが粘膜切除術です


■ガミースマイルの重症度別の治療

●軽度(〜3mm程度)

  • 少し歯ぐきが見える程度
  • 笑顔の印象は大きくは崩れない

主な治療

  • ボトックス(上唇挙上筋の抑制)
  • 歯冠形成(歯科治療)

👉 軽度ガミースマイルでは、低侵襲な治療で改善可能


●中等度(3〜6mm程度)

  • 笑うと歯ぐきが明らかに見える
  • 気になるレベル

主な治療

  • 粘膜切除術(リップリポジショニング)
  • ボトックス併用

👉 今回のテーマである粘膜切除術が最も適応になりやすい層


●重度(6mm以上)

  • 歯ぐきの露出が大きく、顔全体の印象に影響
  • 骨格要因が関与していることが多い
  • コンプレックスで思いっきり笑えない

主な治療

  • 上顎骨切り(ルフォーⅠ型骨切り術)

👉 美容外科・顎顔面外科的アプローチが必要

■粘膜切除術とは?

ガミースマイル中等度に対する治療法です。
上唇の裏側(口腔内)の粘膜を一部切除し、
唇の上がりすぎを物理的に制限する手術です。

ガミースマイル
【施術内容】粘膜切除
【主なリスク・副作用】痛み・内出血・腫れ・知覚鈍麻・再発など
【料金】33万円(税込)
執刀医:山道光作
※自由診療(保険適用外)。経過には個人差があります。

■特徴

  • 口の中からの処置で傷跡が外から見えない
  • ダウンタイムが比較的短い
  • 効果をすぐ実感しやすい

■ボトックスとの違い

治療特徴
ボトックス手軽・効果は一時的(3〜6ヶ月)
粘膜切除術外科的・長期的な改善が期待できる

→ 繰り返し治療を避けたい方には、粘膜切除術または両顎手術(ルフォー・SSRO骨切り術)が適しています。


■適応となる方

  • 笑うと歯ぐきが大きく見える
  • ボトックスで改善するが持続しない
  • 両顎手術は避けたい

■当院の治療の特徴

福岡・天神のパールスキンクリニックでは、

  • 日本形成外科学会認定形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医

である院長が、解剖学に基づいたデザインで施術を行います。

ガミースマイルは重症度によって治療法が異なるため、
適切な治療効果を目指した治療法の選択を重視しています。


■リスク・副作用

  • 腫れ、内出血
  • つっぱり感
  • 後戻り(軽度)
  • 知覚鈍麻

※経過には個人差があります


■よくある質問(SEO強化)

Q. 効果はどれくらい持続しますか?

→ 粘膜切除術は外科的治療のため、長期的な改善が期待できます。

Q. 後戻りはありますか?

→ 完全にゼロではありませんが、適切なデザインで軽減可能です。

Q. 痛みは強いですか?

→ 局所麻酔または静脈麻酔・全身麻酔で行い、術後の痛みは内服鎮痛剤でコントロール可能な範囲が多いです。


■まとめ

ガミースマイルは原因に応じた治療選択が重要です。

特に
「上唇の動き」が原因の場合は、粘膜切除術が非常に有効な選択肢となります。
また、重度のガミースマイルに対する、両顎手術(ルフォー骨切り)も対応しています。
両顎手術は高度な手術であり、対応可能なクリニックは全国的にみても限られています。

当院では口腔外科とのチームアプローチでの顎顔面外科手術、顎矯正手術にも対応しており、全ての程度のガミースマイルの患者様の治療に対応しています。

福岡・天神でガミースマイル治療をご検討の方は、
パールスキンクリニック天神までご相談ください。

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