40代からの目元のたるみ治療|眉下切開+表ハムラ法で上下まぶたを自然に整える

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

40代以降になると、上まぶたのたるみだけでなく、目の下のふくらみやくぼみ、皮膚のたるみなど、上まぶたと下まぶたの加齢変化が同時に目立ってくることがあります。

「以前より目が重たく見える」
「目の下のクマやふくらみが目立ってきた」
「疲れていないのに疲れて見える」

このようなお悩みでは、一部分だけを見るのではなく、眉・上まぶた・下まぶた・頬まで含めて目元全体を診察することが重要です。

今回ご紹介するモニター様には、上まぶたに眉下切開、下まぶたに表ハムラ法を行いました。

40代以降は「上まぶた」と「目の下」の両方に変化が現れます

加齢に伴う目元の変化は、一つの原因だけで生じるわけではありません。

上まぶたでは、皮膚の弛緩によってまぶたがかぶさり、二重幅が狭く見えたり、目元が重たい印象になったりします。

一方、下まぶたでは眼窩脂肪の突出による「ふくらみ」に加えて、その下にくぼみが生じることで、いわゆる目の下のクマが強調されることがあります。さらに皮膚の弛緩が加わると、目元全体の加齢感がより目立つようになります。

そのため、40代・50代の目元治療では、単純に「たるんだ皮膚を取る」「目の下の脂肪を取る」という考え方だけではなく、どの組織が、どの位置で、どのように変化しているのかを診断して術式を選択することが大切です。

上まぶたには「眉下切開」

眉下切開は、眉毛の下縁に沿って皮膚を切開し、上まぶたの余剰皮膚を切除する手術です。

上まぶたそのものの二重ライン付近を大きく操作せず、皮膚のかぶさりを軽減できることが特徴です。

特に、もともとの二重の形をできるだけ生かしながら、加齢による上まぶたのたるみを改善したい方では、有力な選択肢となります。

ただし、眉毛の位置や皮膚弛緩の程度、二重の形、眼瞼下垂の有無などによって適した術式は異なります。

眉下切開がすべての上まぶたのたるみに適しているわけではなく、症例によっては二重ラインからの皮膚切除や眼瞼下垂手術などを検討します。

下まぶたには「表ハムラ法」

目の下のふくらみに対して、突出している眼窩脂肪を単純に切除する方法もあります。

しかし、目の下に「ふくらみ」と「くぼみ」が同時に存在する場合、脂肪を取り除くだけでは十分な改善が得られないことがあります。

ハムラ法では、突出した眼窩脂肪をくぼんでいる部分へ移動・再配置することで、ふくらみとくぼみを同時に整えていきます。

今回行った「表ハムラ法」は皮膚側からアプローチするため、眼窩脂肪の再配置に加えて、余剰皮膚も適切に調整することができます。

特に、目の下のふくらみだけでなく、皮膚のたるみも伴っている症例では検討される術式です。

眉下切開+表ハムラ法 術後6か月

今回の症例では、上まぶたには眉下切開、下まぶたには表ハムラ法を同時に行いました。

術後6か月では、上まぶたのかぶさりが軽減し、目元がすっきりしています。

下まぶたでは、ふくらみとくぼみが改善し、下まぶたから頬にかけてのラインがより滑らかになっています。

上下のまぶたを同時に治療する目的は、単純に「大きく変える」ことではありません。

上まぶただけ、あるいは目の下だけを若返らせるのではなく、目元全体のバランスを考えながら自然に整えることを大切にしています。

「若く見せる」だけではなく、その方に合った自然な目元へ

40代・50代の目元治療では、皮膚のたるみ、眼窩脂肪、眼瞼の開き、二重の形、眉毛の位置、下まぶたから頬への連続性など、複数の要素を評価する必要があります。

同じ「目元のたるみ」というお悩みでも、適した治療は患者様によって異なります。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科・眼瞼手術の知見をもとに、上下のまぶたを一つの目元として診察し、その方の解剖学的な状態に応じた治療をご提案しています。

不自然に目元を変えるのではなく、その方らしさを残しながら、自然ですっきりとした目元を目指します。

眉下切開・ハムラ法をご検討の方へ

「上まぶたのたるみと目の下のクマ、両方が気になる」
「自分には眉下切開と二重切開のどちらが合うのかわからない」
「脱脂だけでよいのか、ハムラ法が必要なのかわからない」

このような場合も、まずは目元全体を診察することが大切です。

カウンセリングでは、眉・上まぶた・下まぶた・頬の状態まで確認したうえで、必要な治療をご提案します。


施術内容
眉下切開/表ハムラ法

主なリスク・副作用
痛み、赤み、腫れ、浮腫、内出血、血腫、感染、創離開、左右差、傷跡、結膜浮腫、外反、一時的な違和感など。

料金の目安
眉下切開:308,000円~440,000円(税込)
ハムラ法:440,000円~550,000円(税込)

※自由診療(保険適用外)です。適応は医師の診察によって判断します。術後経過・治療効果には個人差があります。

執刀医:パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
米国形成外科学会(ASPS)国際会員
医学博士

眼瞼下垂・眉下切開に関する研究で医学博士号を取得。専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)では「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」を執筆しています。

カウンセリング予約はこちら

二重整形の術式選択や適応は、まぶたの状態によって大きく異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「埋没と切開で迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
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眉下切開とは?自然な目元を保ちながら上まぶたのたるみを改善するために

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

年齢とともに、

「以前より上まぶたが重くなってきた」
「二重の幅が狭くなった」
「目尻側の皮膚がかぶさってきた」
「無意識に眉毛を上げて目を開けている」

と感じる方は少なくありません。

このような上まぶたのたるみに対する手術の一つが眉下切開(眉毛下皮膚切除術)です。

眉下切開は、眉毛のすぐ下に沿って余剰皮膚を切除し、上まぶたのたるみを改善する手術です。

眉下切開の大きなメリットは「今の目元を大きく変えない」こと

眉下切開の特徴の一つは、重瞼線そのものに切開を加えず、眉毛の下から余剰皮膚を切除できることです。

そのため、もともとの二重の形を大きく変えずに、上からかぶさっている皮膚を減らすことができます。

特に、

  • 目尻側の皮膚のかぶさりが強い
  • 二重そのものは気に入っている
  • 目元の印象を大きく変えたくない
  • 年齢とともに二重幅が狭くなってきた

という方では、良い適応となることがあります。

いくつかのアジア人を対象とした研究でも、眉下切開は上眼瞼のたるみ、とくに外側のlateral hoodingを改善しながら、自然な上眼瞼形態を維持するための選択肢として報告されています。眉下切開後に自然な二重が明瞭になり、上眼瞼位置にも改善が認められています。

眉下切開だけでは解決できない「目の重さ」もあります

ここが非常に重要です。

「まぶたが重い」という症状があっても、その原因がすべて皮膚のたるみにあるとは限りません。

たとえば、

皮膚弛緩が主体なのか
眉毛下垂を伴っているのか
眼瞼下垂を伴っているのか
眼窩脂肪やROOFによる厚みが強いのか
重瞼線そのものを修正した方がよいのか

によって、適切な手術は変わります。

場合によっては眉下切開よりも、二重ラインから行う上眼瞼形成術や眼瞼下垂手術、あるいは前額・眉毛の位置に対する治療の方が適していることもあります。

つまり、「眉下切開をするかどうか」より先に、上眼瞼全体を診断することが重要なのです。

私が眉下切開で大切にしていること

私は美容形成外科医として美容外科診療を行っていますが、眼瞼形成については大学院時代から継続して取り組んできた研究分野の一つでもあります。

大学院では眼瞼下垂を含む眼瞼疾患・眼瞼手術について研究し、眼瞼下垂手術と頭痛・肩こりなどの症状との関連について臨床研究を行い、医学論文として報告しました。

また、眼瞼・外眼部手術に関する眼科医学書の正に眉下切開に関する内容の執筆にも携わってきました。

こうした経験から、眉下切開の診察でも「皮膚が何mm余っているか」だけを見ることはありません。

目の開き(MRD1)、挙筋機能、眉毛位置、重瞼線、皮膚の厚み、眼輪筋や脂肪組織、左右差などを総合的に評価します。

そして、患者様が現在持っている目元の良さをできるだけ残しながら、どこを改善すれば自然に若々しく見えるのかを考えます。

「たくさん切れば若返る」わけではありません

眉下切開では、皮膚を多く切除すれば効果が高くなる、という単純なものではありません。

切除量やデザインが適切でなければ、

目元がつっぱって見える、眉毛が不自然になる、左右差が目立つ、傷跡が目立つ、といった問題につながる可能性があります。

特に外側の皮膚弛緩が強い方では、どこまで切除範囲を延長するかというデザインも重要です。眉下切開がlateral hoodingの改善に有効であることは複数の臨床研究でも報告されています。

私は、術後に自然な上眼瞼の形態になることを重視し、美的に優れた結果を目指して眉下切開をデザインしています。

眉下切開の傷跡について

眉下切開を検討される患者様が最も心配されることの一つが傷跡です。

切開を伴う以上、傷跡を完全になくすことはできません。

一方で、眉毛下縁に沿って適切にデザインし、組織への負担を抑えて丁寧に縫合することで、時間経過とともに目立ちにくくなることが期待できます。

実際、眉下切開に関する複数の臨床報告でも、長期的には瘢痕が目立ちにくかったことが報告されています。

ただし、傷の治り方には個人差があります。術後早期には赤みや硬さがみられることもあり、完成までには一定の期間が必要です。
私は、眉下切開の傷跡を最小限にするため、緻密な縫合技術で仕上げます。

眉下切開か、二重切開か、眼瞼下垂手術か

これはカウンセリングで非常によく問題になる点です。

同じ「上まぶたが重い」という悩みでも、最適な手術は一人ひとり異なります。

現在の二重をできるだけ変えず、主に皮膚のたるみを改善したい方には眉下切開が適することがあります。

一方で、二重そのものを整えたい場合や、挙筋腱膜の状態・開瞼機能に問題がある場合には、重瞼線からの切開や挙筋腱膜への操作が必要になることがあります。

私は、眉下切開、切開式二重形成、眼瞼下垂手術を別々の手術として考えるだけではなく、「その患者様の上眼瞼をどの方法で治療するのが最も自然か」という視点から術式を選択することを大切にしています。

症例紹介

眉下切開をご検討の方へ

上まぶたのたるみは、皮膚だけを見ても正確な治療方針を決めることはできません。

眉毛の位置、目の開き、二重の形、皮膚・脂肪の厚み、左右差などを診察したうえで、

眉下切開がよいのか、二重ラインから治療した方がよいのか、眼瞼下垂に対する治療が必要なのか。

そこから判断することが重要です。

「昔の目元に近づけたい」
「二重は変えずに、上まぶたのたるみだけ改善したい」
「眉下切開と眼瞼下垂手術のどちらが自分に合っているかわからない」

眉下切開がよいのか、二重切開・眼瞼下垂手術など別の方法がよいのかは、まぶたの状態によっても異なります。

カウンセリングでは、目元全体を診察したうえで適した方法をご提案します。

☪️ご予約・ご相談はプロフィールのリンクから📩
公式LINE・WEB・お電話から📱

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【施術内容】
眉下切開

【主なリスク・副作用】
痛み、赤み、腫れ、浮腫み、内出血、血腫、感染、創離開、左右差、傷跡、一時的な違和感など

【料金の目安】
308,000円〜440,000円(税込)

※自由診療(保険適用外)。適応は医師の診察により判断します。術後経過には個人差があります。

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【執刀医】
パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

【資格・専門性】
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️医学博士

元福岡山王病院 形成外科医長
元福岡大学医学部 臨床准教授

【山道医師の学術業績】
🎓当院院長・山道光作は、眼瞼下垂・眉下切開に関する研究で医学博士号を取得。
形成外科・美容外科・眼科領域にまたがる眼瞼手術を専門としてきました。

📘眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆した実績があります。解剖学的知見に基づき、視機能の改善と審美的バランスの双方を考慮した二重形成・眼瞼下垂手術を行っています。

🌏 鼻整形に関する研究成果が、オックスフォード大学出版の国際美容外科学誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載されました。

🏆 本研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載され、3Dシミュレーションの技術貢献に対してクリスタルトロフィーが授与されました。
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✨「自然に洗練する」眉下切開
✨ 緻密にデザインするオーダーメイドの目元形成
✨ 国際的な美容外科医学誌に掲載された実績
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🏥 パールスキンクリニック天神
📍福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科ビル3階
⏰10:00–19:00(水・日・祝休診)
☎️0924010082
📩WEB予約24時間受付中
📱公式LINE:https://lin.ee/qZhwsZe
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【山道光作院長が掲載された国際的な英語論文】
Yamamichi K, Kosaka M. A Novel Reconstructive Procedure for the Divided Nevus of the Eyelids Using a Tissue Expander. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2016 Dec 13;4(12):e1160. doi: 10.1097/GOX.0000000000001160. PMID: 28293512; PMCID: PMC5222657.

Yamamichi K, Nakanishi Y, Chen CY. Three-Dimensional Simulation Accuracy and Patient Satisfaction With Rhinoplasty. Aesthet Surg J Open Forum. 2025 Sep 9;7:ojaf110. doi: 10.1093/asjof/ojaf110. PMID: 41048375; PMCID: PMC12493035.

Yamamichi K, Manabe T, Uekihara T. Caudal Regression Syndrome with Pressure Ulcers of the Foot: A Case Report. J Clin Diagn Res. 2017 Jul;11(7):PD19-PD20. doi: 10.7860/JCDR/2017/25980.10291. Epub 2017 Jul 1. PMID: 28892975; PMCID: PMC5583925.

カウンセリング予約

二重整形の術式選択や適応は、まぶたの状態によって大きく異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「埋没と切開で迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

(1) WEBから予約

眉下切開のご予約はこちら

(2) LINEから予約

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(3) 電話予約

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※本記事は医師監修のもと作成した医療情報であり、個別の診断・治療方針はカウンセリングにてご確認ください。

という方も、まずはカウンセリングでご相談ください。

【執刀医】山道光作(やまみち こうさく)院長|パールスキンクリニック天神

二重全切開+脱脂|厚みのあるまぶたをすっきり自然な目元へ【術後6か月】

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

二重整形というと、「二重の幅を何mmにするか」「平行型か末広型か」といった二重ラインそのものに目が向きがちです。

しかし、自然で洗練された目元をつくるためには、二重のラインだけでなく、まぶたの厚みや脂肪量、目の開き、左右差などを総合的に評価することが大切です。

今回は、二重全切開法と上眼瞼脱脂を組み合わせた症例をご紹介します。

術前|まぶたの厚みを考慮した二重形成

術前は、まぶたにやや厚みがあり、目元全体として重さを感じる印象がありました。

このような場合、単純に二重のラインを深く固定すればよいわけではありません。

まぶたの厚みを構成している組織や眼窩脂肪の状態を診察したうえで、二重切開と同時に脱脂を行うかどうかを判断します。

今回の症例では、二重全切開に上眼瞼脱脂を併用しました。

目標としたのは、二重を強調することではなく、まぶたの厚みを適切に整えながら、その方の目元になじむ自然な二重ラインを形成することです。

術後6か月|すっきりしながら自然な二重へ

術後6か月では、二重ラインがまぶたになじみ、術前と比較してすっきりとした目元になっています。

正面から見た二重幅だけでなく、斜め方向から見ても、ラインとまぶた全体の立体的なバランスが自然になるよう意識しています。

切開式二重形成術では、術後早期には腫れやむくみ、傷跡の赤みや硬さなどがみられます。

これらは時間の経過とともに変化していくため、術後6か月はかなり落ち着いた時期ではありますが、瘢痕の成熟や浮腫の改善を含めた最終的な評価は術後1年程度を目安にしています。

二重切開では「二重幅」だけを見ているわけではありません

当院では、二重形成を検討する際に、希望される二重幅だけで術式を決めるのではなく、

  • 皮膚の厚みや余剰
  • 眼窩脂肪などのボリューム
  • 現在の二重ラインの状態
  • 目の開き
  • 左右差
  • 希望する二重の形や幅
  • 埋没法や切開法など過去の二重整形歴

などを診察します。

同じ「二重にしたい」という希望でも、適した治療方法は患者様によって異なります。

特に、まぶたに厚みがあるからといって、すべての方に脱脂が必要なわけではありません。脂肪を除去しすぎると、将来的なくぼみなどにつながる可能性もあるため、脱脂は必要な症例に適切な範囲で行うことが重要です。

埋没法と全切開、どちらがよい?

「二重にしたいけれど、埋没法と切開法のどちらが自分に合っているのかわからない」というご相談も少なくありません。

必ずしも最初から切開法を選ぶ必要はありません。

希望する二重の形、まぶたの組織、過去の埋没歴、二重ラインの安定性などを確認したうえで、埋没法で対応可能なのか、全切開法が適しているのかを検討します。

また、過去に埋没法を受けたもののラインが薄くなった、何度か埋没法を繰り返している、左右差が気になる、といった場合も診察しています。

「自然な二重」をつくるために

私が二重形成で大切にしているのは、単にくっきりした二重をつくることではありません。

二重ラインと目の開き、まぶたの厚み、そして顔全体とのバランスが自然に調和することを重視しています。

二重幅を広くしたり、目の開きを大きくしたりすれば、必ず美しくなるというものではありません。

一人ひとり異なる上眼瞼の解剖学的特徴を診察し、必要な操作を選択しながら、自然で上品な目元、洗練された印象を目指して手術を行っています。

福岡で二重整形・二重切開をご検討の方へ

パールスキンクリニック天神では、

二重埋没法/二重全切開法/上眼瞼脱脂/眼瞼下垂手術/他院二重整形後の修正

など、患者様のまぶたの状態に応じた治療をご提案しています。

「埋没と切開のどちらがいいかわからない」
「まぶたの厚みが気になる」
「自然な二重にしたい」
「以前の埋没法が取れてきた」
「左右差を相談したい」

といった段階でも構いません。

まずは診察で現在のまぶたの状態を確認し、ご希望を伺ったうえで治療方法を検討します。

福岡で二重整形・二重切開をご検討の方は、パールスキンクリニック天神へご相談ください。


症例情報

施術内容
二重切開(全切開法)、上眼瞼脱脂

経過
術後6か月

主なリスク・副作用
腫れ、浮腫、内出血、血腫、感染、創離開、左右差、傷跡の赤み、ドライアイ症状、一時的な違和感など。

料金の目安
363,000円〜528,000円(税込)

※自由診療(保険適用外)です。
※治療の適応は診察のうえ判断します。
※術後経過および治療結果には個人差があります。

執刀医
パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作
医学博士/形成外科専門医・指導医/美容外科専門医

なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


公式サイト:https://www.pearl-skin.jp


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目の下のクマ・たるみに「ハムラ法」という選択肢

鏡を見るたびに気になる、目の下の影やふくらみ。しっかり寝ても消えない「クマ」の正体は、実は色素沈着ではなく、加齢によって生じる脂肪のふくらみとその下の凹みが作る「影」であるケースが少なくありません。

このような目の下のたるみ・クマに対する治療法として、「ハムラ法」「裏ハムラ法」という選択肢があります。当院(パールスキンクリニック天神)でも、単純な脂肪除去では改善が難しいケースを中心にご相談をいただく施術です。今回は、その特徴や下眼瞼脱脂との違いについてご説明します。

※効果や経過には個人差があります。

そのクマ、脂肪除去だけでは解決しないとされるケースも

目の下のクマ・たるみは、主に次のような要因が組み合わさって生じると考えられています。

  • 眼窩脂肪(眼球を支えるクッションのような脂肪)が前方に突出することでできる「ふくらみ」
  • ふくらみの下にできる、脂肪が少なく凹んだ部分の「影」
  • 皮膚のハリの低下によるたるみ

このうち、ふくらみの原因である脂肪を取り除くだけの施術(下眼瞼脱脂)では、もともとあった凹みがより目立ってしまったり、頬との境目に段差が残ったりする可能性があるとされています。特に、ふくらみと凹みが両方存在するタイプの方では、脂肪を「取る」だけでなく「移動させる」アプローチが検討されることがあります。

ハムラ法とは

ハムラ法は、眼窩脂肪を除去するのではなく、凹んでいる部分(涙袋の下からゴルゴラインにかけて)に移動・固定することで、ふくらみと凹みを同時に整えることを目指す施術です。下眼瞼の睫毛のすぐ下を切開し、眼窩脂肪を移動・固定し、余った皮膚も切除し下眼瞼の皮膚にハリを取り戻します。

自身の脂肪を活かすため、フィラー(ヒアルロン酸)注入とは異なるアプローチであり、皮膚のたるみを伴うケースにも対応しやすいとされています。

裏ハムラ法との違い

「裏ハムラ法」は、まぶたの裏側(結膜)からアプローチする経結膜的な術式で、皮膚の切開を行わないことが特徴です。外側から見える傷跡が残りにくいという点で、皮膚のたるみが比較的軽度な方に選択されることが多い術式です。

一方で、皮膚のたるみが強い場合には、皮膚のアプローチを併用する術式が検討されることもあります。どちらが適しているかは、皮膚の状態や脂肪の量、凹みの深さによって異なるため、カウンセリングでの診断が重要になります。

下眼瞼脱脂(クマ取り)との違い

下眼瞼脱脂とハムラ法は、どちらも「目の下」を扱う施術ですが、目的とアプローチが異なります。

項目下眼瞼脱脂ハムラ法・裏ハムラ法
脂肪の扱い除去する移動・固定する
主な適応ふくらみが主体で、凹みが少ないタイプふくらみと凹みの両方があるタイプ
皮膚のたるみへの対応単独では対応しにくい皮膚アプローチの併用が可能な場合がある

ご自身がどちらのタイプに近いかは判断が難しいことも多いため、無理に自己判断せず、診察の上でご相談いただくことをおすすめしています。

当院では脂肪注入の併用も可能です

下眼瞼の状態によっては、脂肪注入の併用が有効となるケースがあります。
negative vectorという、下眼瞼〜頬が凹んでいるタイプでは、脂肪注入を併用し、ボリュームを増加させると、輪郭改善による若返り効果が増強されます。

こんなお悩みをお持ちの方に検討されることがあります

  • 下眼瞼脱脂を検討したが、脱脂だけでは凹みが残ると言われた方
  • 目の下のふくらみと影の両方が気になる方
  • 皮膚のたるみも併せて気になっている方
  • 他院で脱脂を受けたが、凹みが目立つようになった方(修正のご相談も承っております)

施術の流れ

  1. カウンセリング:目の下の状態を診察し、脂肪の量・凹みの深さ・皮膚の状態を確認します
  2. 施術:局所麻酔(必要に応じて静脈麻酔を併用)のうえ、経結膜または皮膚からアプローチし、脂肪を移動・固定します
  3. アフターケア:術後の腫れや内出血の経過に応じて、通院でのフォローを行います

ダウンタイム・主なリスク

施術後は、個人差はありますが腫れや内出血を生じることが一般的です。また、結膜浮腫が生じることがあります。腫れのピークや消退の時期には個人差があるため、目安となる期間についてはカウンセリング時に詳しくご説明しています。

まれに、外反、左右差、感染、ドライアイ、老化現象による凹みの再発などのリスクも考えられます。当院では、丁寧な診察とアフターケアを通じて、リスクの説明と経過観察に努めています。気になる症状がある場合は、遠慮なく医師にご相談ください。

経験を積んだ医師による診療体制

当院院長の山道光作は、形成外科専門医・形成外科領域指導医であり、眼瞼下垂や二重まぶたの手術を中心に、これまで2,000例以上の眼瞼領域の診療に携わってきました。目の下の解剖学的な構造を理解した上での施術プランをご提案することを大切にしています。

下眼瞼だけでなく、上眼瞼の眼瞼下垂治療などと合わせて総合的にご提案することも可能です。

料金の目安

施術料金(税込)
ハムラ法/裏ハムラ法550,000円→440,000円(モニタープラン)
下眼瞼脱脂(クマ取り)両目330,000円
下眼瞼脱脂(クマ取り)片目198,000円
初診料3,300円

※料金は症状や術式の組み合わせにより変動する場合があります。詳細な料金はカウンセリング時にご確認ください。
※モニター条件:術前後の写真掲載が可能な方
※自由診療(保険適用外)。医師が適応判断します。経過には個人差があります。

よくあるご質問

Q. 保険は適用されますか?
A. ハムラ法・裏ハムラ法は、美容目的の施術として自由診療となります。まぶたの機能に影響するような症状(視野が狭くなる等)がある場合は、保険診療の適応となる可能性もありますので、気になる方は診察時にご相談ください。

Q. 下眼瞼脱脂とどちらが向いているかわかりません。
A. ふくらみと凹みのバランスは人によって異なるため、実際に診察をした上でご提案しています。無料カウンセリングも承っておりますので、まずはご相談ください。

Q. 他院で脱脂手術を受けましたが、凹みが気になります。修正は可能ですか?
A. 症例により対応が異なりますが、他院修正のご相談も承っております。まずは現在の状態を診察させてください。

まとめ

目の下のクマ・たるみは、原因やタイプによって適した施術が異なります。「脂肪を取る」下眼瞼脱脂と、「脂肪を活かす」ハムラ法・裏ハムラ法、それぞれに向き・不向きがあるため、まずは専門医による診察でご自身の状態を把握することが、後悔のない選択につながります。

パールスキンクリニック天神では、形成外科専門医による診察のもと、お一人おひとりの目元の状態に合わせた施術をご提案しています。目の下のお悩みがある方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。


【パールスキンクリニック天神】
福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F(地下鉄天神駅徒歩5分)
TEL:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00(水・日・祝休診、完全予約制)
WEB予約:https://www.pearl-skin.jp/contact

解説医師・ 山道光作(やまみち こうさく) 
パールスキンクリニック天神 院長 / MD, PhD

  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
  • 医学博士(眼瞼下垂に関する臨床研究により福岡大学より取得)
  • 米国形成外科学会(ASPS)国際会員

コンタクトレンズによる眼瞼下垂——長期使用者は要注意|医学博士が解説する発症メカニズムと治療

コンタクトレンズの長期使用は眼瞼下垂の主要な原因のひとつです。メタ解析ではハードコンタクト装用者の眼瞼下垂リスクは非装用者の約17倍と報告されています。眼瞼下垂研究で医学博士を取得した形成外科専門医が、PubMed収載論文に基づき発症メカニズム・治療法まで詳しく解説します。


「コンタクトレンズを長年使っているうちに、まぶたが重くなってきた」 「若い頃より目が小さくなった気がする」 「二重の幅が広がって、三重のようになってしまった」

こうしたお悩みで当院を受診される患者様が、近年増えています。実はこれらの症状の背景に、長期間のコンタクトレンズ使用による眼瞼下垂が隠れていることが少なくありません。

パールスキンクリニック天神では、眼瞼下垂の臨床研究により福岡大学から医学博士号を取得した院長・山道光作が、診察から手術・アフターケアまで一貫して担当しています。眼瞼手術は累計2,000眼瞼以上の経験があり、コンタクトレンズ長期使用による腱膜性眼瞼下垂の症例も数多く手がけてきました。

このコラムでは、なぜコンタクトレンズが眼瞼下垂を引き起こすのか、そのメカニズムから治療のタイミングまで、PubMed収載の一次論文に基づく医学的エビデンスに沿って詳しく解説します。


目次

  1. コンタクトレンズと眼瞼下垂——メタ解析が示す明確なリスク
  2. なぜコンタクトレンズで眼瞼下垂が起こるのか——組織学的エビデンス
  3. ハードとソフト、どちらがリスクが高いのか
  4. こんな症状は要注意——セルフチェックリスト
  5. 治療せずに放置するとどうなるか
  6. 治療は「挙筋腱膜前転術」が基本
  7. コンタクトレンズ性眼瞼下垂手術の症例
  8. よくある質問
  9. まとめ

1. コンタクトレンズと眼瞼下垂——メタ解析が示す明確なリスク

コンタクトレンズ使用と眼瞼下垂の関係については、複数の質の高い研究が国際的な医学誌に発表されています。

✅ メタ解析による定量的な評価

**Hwang(2015年)**が Journal of Craniofacial Surgery に発表したシステマティックレビュー・メタ解析では、PubMedで393編の論文をスクリーニングし、最終的に5編の質の高い研究(総症例数 n=7,426)を統合解析しました。その結果:

ハードコンタクトレンズ装用者の眼瞼下垂リスクは、非装用者と比較してオッズ比 17.38(95%信頼区間 3.71〜81.29、P<0.00001)

さらに、ソフトコンタクトレンズ装用者についても:

ソフトコンタクトレンズ装用者の眼瞼下垂リスクは、非装用者と比較してオッズ比 8.12(95%信頼区間 2.68〜24.87、P<0.0002)

と、両者ともに統計学的に明確なリスク上昇が示されました(Hwang K, Kim JH. The Risk of Blepharoptosis in Contact Lens Wearers. J Craniofac Surg. 2015;26(5):e373-4)。

✅ 若年〜中年層の眼瞼下垂で最多の原因

**Kersten ら(1995年)**が Ophthalmology 誌に発表した研究では、15〜50歳の後天性眼瞼下垂患者91名を調査したところ、**コンタクトレンズ使用が眼瞼下垂の唯一の原因であった症例が47%**にのぼり、この年代における最多の原因であることが示されました(Kersten RC et al. Acquired ptosis in the young and middle-aged adult population. Ophthalmology. 1995;102(6):924-8)。

外傷(19%)を大きく引き離してのトップであり、中年に達する前に眼瞼下垂を発症する場合、その半数近くはコンタクトレンズが原因であるという事実は、多くの患者様にとって驚きの数字ではないでしょうか。

✅ ソフトコンタクトも安全ではない

**Reddy ら(2007年)**が Ophthalmology 誌に報告した研究では、35歳未満の若年層においては、ソフトコンタクトレンズ使用が眼瞼下垂の原因として29%を占め、外傷(16%)や重症筋無力症(12%)を上回る最多の原因でした(Reddy AK et al. Ptosis in young soft contact lens wearers. Ophthalmology. 2007;114(12):2370)。

「ソフトだから大丈夫」というのは、医学的には正しくありません。


2. なぜコンタクトレンズで眼瞼下垂が起こるのか——組織学的エビデンス

コンタクトレンズが眼瞼下垂を引き起こすメカニズムは、単なる推測ではなく、手術時の組織サンプルを用いた病理学的研究でも裏付けられています。

メカニズム①:挙筋腱膜の離開(disinsertion)

**van den Bosch と Lemij(1992年)**が Ophthalmology 誌に発表した先駆的研究では、10年以上ハードコンタクトレンズを装用してきた46名の患者様の上まぶたの位置が、コンタクトレンズを使用していない対照群と比べて平均0.5mm低いことが統計学的に有意に示されました(van den Bosch WA, Lemij HG. Blepharoptosis induced by prolonged hard contact lens wear. Ophthalmology. 1992;99(12):1759-65)。

さらに、この論文では、コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、加齢による腱膜性眼瞼下垂(involutional levator disinsertion)と臨床的に極めて類似していることが述べられており、その機序として挙筋腱膜の離開が提唱されました。

Kersten らの1995年論文でも、手術時の観察において「大多数の症例で挙筋腱膜の離開が確認された」と報告されています。つまり、コンタクトレンズ着脱時に上まぶたを繰り返し引っ張ることで、挙筋腱膜が瞼板から徐々に剥がれていくというのが、現在最も広く受け入れられているメカニズムです。

メカニズム②:ミュラー筋の線維化

日本人の研究者から、さらに興味深い病理学的発見が報告されています。

**Watanabe ら(2006年)**が American Journal of Ophthalmology 誌に発表した研究では、平均25.4年(範囲12〜40年)にわたりハードコンタクトレンズを装用してきた15名の患者様のミュラー筋を組織学的に解析しました。その結果:

15名全員のミュラー筋に線維化(fibrosis)が認められた

一方、加齢性眼瞼下垂の対照群では、ミュラー筋の線維化は軽度で、代わりに脂肪変性が主体でした(Watanabe A et al. Histopathology of blepharoptosis induced by prolonged hard contact lens wear. Am J Ophthalmol. 2006;141(6):1092-6)。

これは、コンタクトレンズ性眼瞼下垂は加齢性眼瞼下垂とは異なる組織学的特徴を持ち、ミュラー筋の線維化という独自の病理を有することを示す重要な発見です。ミュラー筋はまぶたの微細な位置調整を担う平滑筋であり、線維化するとまぶたの繊細な動きが失われます。

メカニズム③:コンタクトレンズの着脱動作時の物理的負荷

上記の組織変化を引き起こす直接的な原因は、日々の着脱動作です。ハードコンタクトレンズを外す際、多くの方は上まぶたを指で引き上げます。この動作を1日2回、10年、20年と繰り返すことで、挙筋腱膜と瞼板の接合部が少しずつ引き離されていくのです。

Kerstenらの論文でも、この機序は “recurrent traction on the aponeurosis during rigid contact lens removal”(ハードコンタクト着脱時の腱膜への繰り返す牽引)と明記されています。


3. ハードとソフト、どちらがリスクが高いのか

前述のメタ解析(Hwang 2015)の数値を整理すると、以下のようになります。

種類眼瞼下垂リスク(非装用者との比較)エビデンスの強さ
ハードコンタクトレンズオッズ比 17.38(95%CI 3.71-81.29)メタ解析(n=7,426)
ソフトコンタクトレンズオッズ比 8.12(95%CI 2.68-24.87)単一研究(n=90)

ハードの方がリスクは明確に高いものの、ソフトコンタクトレンズも「安全」ではありません。特にRreddy 2007の報告のように、35歳未満の若年層ではソフトコンタクトが眼瞼下垂の最多原因となっているため、装用歴が長い方は年齢を問わず注意が必要です。

日本人はハードコンタクトレンズの使用率が海外と比較して高い傾向があり、特に近視矯正のために10代・20代からハードコンタクトを装用してきた40代・50代の患者様では、眼瞼下垂の発症率が顕著に高くなっています。


4. こんな症状は要注意——セルフチェックリスト

以下の項目のうち、3つ以上当てはまる方は、コンタクトレンズ性眼瞼下垂の可能性があります

  •  コンタクトレンズを10年以上使用している
  •  特にハードコンタクトレンズを使用している
  •  若い頃より目が小さくなった気がする
  •  二重の幅が広がった、または三重になった
  •  「眠そう」「疲れてる?」と言われることが増えた
  •  黒目が上まぶたに隠れるようになった
  •  夕方になるとまぶたが重い、目が開けにくい
  •  気づくと額に力を入れて目を開けている
  •  左右で目の開き方が違う
  •  慢性的な頭痛・肩こりがある

特に「二重幅の変化」は、コンタクトレンズ性眼瞼下垂の代表的な初期サインです。挙筋腱膜が緩むと、上まぶたの折れ込む位置が変化するため、元々一重だった方が二重になったり、二重の幅が広がって深くなるという現象が起こります。

「二重が広くなって嬉しい」と感じる方もいらっしゃいますが、これはまぶたを持ち上げる力が弱くなっているサインです。放置すると、まぶたはさらに下がっていきます。


5. 治療せずに放置するとどうなるか

「まぶたが少し下がっただけ」と軽視されがちですが、コンタクトレンズ性眼瞼下垂を放置すると、以下のような影響が生じます。

見た目への影響

  • 目がどんどん小さく見える
  • 老けた印象、疲れた印象が定着する
  • 左右差が拡大する
  • 二重の幅が不自然に広がる

機能面への影響

  • 視野の上方が狭くなる
  • 額の筋肉(前頭筋)で無理に目を開けようとするため、慢性的な頭痛・肩こりを引き起こす
  • 集中力の低下、眼精疲労の悪化

特に重要なのは、額を使って目を開ける代償動作です。まぶたを持ち上げる力が弱くなると、無意識に眉を持ち上げて視野を確保しようとします。この動作が長期間続くと、前頭筋の過緊張が生じ、緊張型頭痛や首肩のこりの原因となります。

当院院長・山道が発表した論文でも、眼瞼下垂手術後に頭痛・肩こりが改善する可能性が示唆されています(Yamamichi K, Takagi S, Eto A, Ohjimi H. Infrabrow excision blepharoplasty for dermatochalasis patients can improve headache and stiff neck as well as ptosis repair for aponeurotic blepharoptosis patients. Fukuoka Med Bull. 2020)。

「まぶたの問題」と思っていた症状が、実は全身の不調につながっているケースは決して珍しくありません。


6. 治療は「挙筋腱膜前転術」が基本

コンタクトレンズ性眼瞼下垂の原因が「挙筋腱膜の離開・菲薄化」および「ミュラー筋の線維化」である以上、根本的な治療は挙筋腱膜を正しい位置に固定し直す手術となります。これを**「挙筋腱膜前転術」**と呼びます。

手術の流れ

  1. 切開線のデザイン——自然な二重ラインに沿って切開
  2. 皮膚・眼輪筋の切開——余剰皮膚がある場合は同時に切除
  3. 挙筋腱膜の同定——伸展した、あるいは離開した腱膜を確認
  4. 腱膜を前転して瞼板に縫合固定——適切な位置・張力で再固定
  5. 開閉テスト——実際にまぶたを開閉し、左右差がないか確認
  6. 自然な二重ラインの形成——縫合して終了

Watanabeら(2006)の組織学的知見を踏まえると、コンタクトレンズ性眼瞼下垂ではミュラー筋にも変化が生じているため、挙筋腱膜の前転量を1mm単位で慎重に調整することが、自然な仕上がりを実現する鍵となります。

なぜ埋没法(プチ整形)では治らないのか

「埋没法で眼瞼下垂も治せる」と謳うクリニックもありますが、当院では埋没法は推奨していません。理由は明確で、埋没法は皮膚を糸で縫い留めるだけで、離開してしまった挙筋腱膜そのものを修復する術式ではないからです。

コンタクトレンズ性眼瞼下垂の本質は「腱膜の構造的な離開」ですので、構造そのものを修復しない治療は、根本解決にはならず、時間とともに元に戻ってしまう可能性が高いのです。


7. コンタクト眼瞼下垂の手術症例

私が執刀した、コンタクトレンズ長期装用による腱膜性眼瞼下垂の代表的な症例をご紹介します。

術前:瞳孔中央まで覆われる高度の眼瞼下垂を認めます。
術後1年:瞳孔がしっかりと露出し、見やすさが改善しました。頭痛・肩こりも改善しています。

【患者背景】50代女性
【コンタクトレンズ装用歴】ハードコンタクト30年
【お悩み】目が小さくなった、両側の瞼が下がり見にくくなった、眠そうに見える
【施術内容】両眼 眼瞼下垂手術(挙筋前転術)
【施術のポイント】伸展して瞼板から外れた挙筋腱膜を確認・同定。適切な位置に前転固定しました。
【料金の目安】528,000円〜660,000円(税込)

※保険適応(重度の視野障害があり、明らかに生活に障害となっているため)
※医師の診察により適応を判断します。効果・仕上がりには個人差があります。


8. よくある質問

Q:手術後もコンタクトレンズは使用できますか? 
A:可能です。ただし、術後2〜3週間は装用をお控えいただき、腫れが落ち着いてから再開いただきます。また、術後はソフトコンタクトレンズへの切り替えや、メガネとの併用をご検討いただくことをお勧めしています。

Q:手術しても、またコンタクトを使い続けたら再発しますか? 
A:可能性はゼロではありません。挙筋腱膜を強固に固定しますので通常は長期的に安定しますが、ハードコンタクトの継続使用はリスク要因であることに変わりありません。診察時に、術後のコンタクト使用についてもご相談させていただきます。

Q:保険は適用されますか? 
A:視野障害など機能的な症状が明確で、保険適用基準を満たす場合は保険診療の対象となることがあります。ただし、二重ラインのデザインや美容的改善を希望される場合は自由診療となります。診察時に、最適な選択肢をご説明いたします。

Q:ダウンタイムはどのくらいですか? 
A:腫れのピークは術後2〜3日で、7日間程度で落ち着いてきます。抜糸は術後7日前後、アイメイクは抜糸翌日から可能です。コンタクトレンズは抜糸後1〜2週間から装用可能です。

Q:福岡以外からでもカウンセリングを受けられますか?
A:はい、全国からのオンラインカウンセリングにも対応しております。遠方の方の事前相談もお気軽にご利用ください。


9. まとめ——コンタクトレンズユーザーへのメッセージ

コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、“いつか”ではなく”じわじわと”進行する疾患です(急に発症・自覚することもあります)。国際的なメタ解析でも、ハードコンタクト装用者では非装用者の約17倍、ソフトコンタクト装用者でも約8倍の眼瞼下垂リスクが示されています。

特に10年以上コンタクトレンズを使用されている方は、症状の有無にかかわらず一度専門医の診察を受けることをお勧めします

パールスキンクリニック天神では:

  • 眼瞼下垂の臨床研究で医学博士号を取得した形成外科・美容外科ダブル専門医
  • 眼瞼手術累計2,000例以上の経験
  • 診察から手術・アフターケアまで院長が一貫担当
  • 他院修正・眼科医からの紹介症例にも対応
  • オンラインカウンセリングで全国から相談可能

「まぶたが下がってきたかも」と感じたら、その違和感を放置せず、まずは診察でまぶたの状態を正確に評価することが、最適な治療への第一歩です。


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当院は完全予約制です。WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約可能です。


参考文献

  1. van den Bosch WA, Lemij HG. Blepharoptosis induced by prolonged hard contact lens wear. Ophthalmology. 1992;99(12):1759-65. [PMID: 1480390]
  2. Kersten RC, de Conciliis C, Kulwin DR. Acquired ptosis in the young and middle-aged adult population. Ophthalmology. 1995;102(6):924-8. [PMID: 7777300]
  3. Watanabe A, Araki B, Noso K, Kahara N, Kakizaki H. Histopathology of blepharoptosis induced by prolonged hard contact lens wear. Am J Ophthalmol. 2006;141(6):1092-6. [PMID: 16765678]
  4. Reddy AK, Foroozan R, Arat YO, Edmond JC, Yen MT. Ptosis in young soft contact lens wearers. Ophthalmology. 2007;114(12):2370. [PMID: 18054661]
  5. Hwang K, Kim JH. The Risk of Blepharoptosis in Contact Lens Wearers. J Craniofac Surg. 2015;26(5):e373-4. [PMID: 26102541]
  6. Yamamichi K, Takagi S, Eto A, Ohjimi H. Infrabrow excision blepharoplasty for dermatochalasis patients can improve headache and stiff neck as well as ptosis repair for aponeurotic blepharoptosis patients. Fukuoka Med Bull. 2020.

解説医師・ 山道光作(やまみち こうさく) 
パールスキンクリニック天神 院長 / MD, PhD

  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
  • 医学博士(眼瞼下垂に関する臨床研究により福岡大学より取得)
  • 米国形成外科学会(ASPS)国際会員

埋没法が取れた・緩んだ方へ|二重埋没法の修正のタイミングと方法

「埋没法をしたのに二重の幅が狭くなった」「片方だけ取れてしまった」「奥二重に戻ってきた」—— このようなお悩みでご来院される方が福岡でも増えています。 本記事では、埋没法が不安定化する原因と、修正が必要なサインの見分け方、 そして再埋没・全切開・眼瞼下垂手術のどれを選ぶべきかの判断基準を、 当院の症例とあわせて解説します。

なぜ埋没法の二重は取れる・緩むのか

埋没法は糸で皮膚と瞼板(けんばん)または挙筋腱膜を連結させることで二重のラインを作る方法です。 切開を伴わないため腫れや傷跡が少なく人気の高い施術ですが、 皮膚のたるみ、まぶたの厚み、まばたきの繰り返しによる物理的な負荷などにより、 時間の経過とともに糸のかかりが緩んだり、結び目が外れたりすることがあります。

特に、もともと瞼が厚い方、脂肪が多い方、皮膚の弾力が低下してきた方は、 糸にかかる張力が大きくなりやすく、他の方より緩みが早く出る傾向があります。 また、他院での埋没法を複数回受けている場合、まぶたの組織そのものに 瘢痕(はんこん)や癒着が生じていることがあり、これが不自然な二重ラインや 左右差の原因になることもあります。

埋没法後に眼瞼下垂へ移行するケースがある

注意していただきたいのは、単に「二重の幅が狭くなる」だけでなく、 まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋)に負担がかかり続けることで、 目の開きそのものが悪くなる「眼瞼下垂」の状態に移行するケースがあることです。

これは埋没法という施術自体が直接的な原因になるとは限りませんが、 もともと軽度の下垂傾向があった方が、糸による負荷や複数回の施術を経て 症状が顕在化することがあります。「二重が安定しない」「目が開けづらい」 「おでこの筋肉を使って目を開けるようになった」といった変化がある場合は、 単純な二重の修正ではなく、眼瞼下垂の評価が必要な段階に入っている可能性があります。

修正を検討すべきタイミング

  • 片方だけ、あるいは左右で二重の幅に明らかな差が出てきた
  • 二重のラインが薄くなり、奥二重や一重に戻りかけている
  • まぶたの一部にたるみやくぼみができ、ラインが不自然になった
  • 目を開けるときにおでこや眉に力が入る、疲れやすくなった
  • 過去に2回以上埋没法を受けているが、その都度短期間で緩む

これらに当てはまる場合、再度の埋没法で対応できるケースと、 全切開や眼瞼下垂手術への切り替えが望ましいケースに分かれます。 判断には診察でのまぶたの厚み・皮膚のたるみ具合・挙筋機能の評価が必要です。

再埋没・全切開・眼瞼下垂手術、何を選ぶべきか

再埋没法が向いているケース

まぶたの厚みが薄く、皮膚のたるみが少ない方で、 単純に糸が外れた・緩んだだけの場合は再度の埋没法で対応できることがあります。 ただし、同じ組織に繰り返し糸をかけることになるため、 過去の施術回数が多い方には推奨しないこともあります。

全切開が向いているケース

皮膚のたるみや脂肪が多く、埋没法では糸の負荷に耐えられないと判断される場合や、 過去に複数回の埋没法歴があり組織の癒着が疑われる場合は、 皮膚を切開して余剰皮膚・脂肪を適切に処理したうえで、 瞼板やその周囲組織に直接固定する全切開のほうが安定したラインを作りやすくなります。

眼瞼下垂手術(挙筋前転など)が必要なケース

診察の結果、まぶたを開ける力(挙筋機能)そのものが低下していると判断された場合は、 二重のライン形成だけでなく、挙筋腱膜を短縮・前転して 目の開きを改善する処置を同時に行う必要があります。 当院では全切開と眼瞼下垂手術を組み合わせて対応することが多く、 これにより二重の安定性と目の開きの両方を同時に改善します。

症例紹介:他院での複数回の埋没法後の修正

他院で複数回の埋没法を受けられたものの二重が安定せず、 眼瞼下垂の状態になってしまっていた患者様です。 診察の結果、既存の糸を除去したうえで二重全切開と眼瞼下垂手術(挙筋前転)を行い、 安定した二重ラインの形成と、目の開きの改善を同時に行いました。 術後1ヶ月の時点で、視界の広がりと二重ラインの安定が確認できています。

※効果には個人差があります。※施術内容の適応は医師の診察により判断します。

執筆医師について

パールスキンクリニック天神 院長 山道光作(やまみち こうさく)

形成外科専門医・指導医、日本美容外科学会(JSAPS)専門医。 眼瞼下垂に関する研究で医学博士号を取得し、先天性眼瞼下垂の筋膜移植など専門性の高い症例にも対応しています。 埋没法・全切開・眼瞼下垂手術いずれについても、 術前のシミュレーションだけでなく、実際の手術経験に基づいた 仕上がり予測を重視した診療を行っています。

よくあるご質問

Q. 埋没法の修正は何回でもできますか?

A. 回数に明確な上限はありませんが、繰り返すほどまぶたの組織に負担がかかり、 癒着や左右差のリスクが高まります。2回以上、糸が外れたり緩んだりした場合は、 全切開への切り替えをおすすめすることが多いです。

Q. 前回の埋没法の糸はどうなりますか?

A. 修正の際は、状態に応じて既存の糸を除去したうえで新たな施術を行います。 糸の位置や本数によって除去の難易度が異なるため、診察でご説明します。

Q. 眼瞼下垂かどうかは自分で判断できますか?

A. 目の開きにくさや疲れやすさは自覚しやすい一方、 軽度の下垂は本人が気づきにくいこともあります。 二重の修正を検討される際は、下垂の有無も含めて診察を受けることをおすすめします。

施術情報

【施術内容】二重埋没法修正/二重切開/眼瞼下垂手術(挙筋前転)

【料金の目安】40万円~88万円(税込)※施術内容により異なります

【主なリスク・副作用】痛み・腫れ・内出血・感染・左右差・過矯正/低矯正など

【治療期間の目安】1ヶ月程度でダウンタイムの経過を確認

※自由診療(保険適用外)です。※効果・経過には個人差があります。 ※施術の適応については医師の診察の上で判断します。

カウンセリングのご案内

埋没法の緩み・二重の左右差・眼瞼下垂が疑われる症状でお悩みの方は、 まずはカウンセリングで状態をご確認ください。 当院では診察の上で、再埋没・全切開・眼瞼下垂手術のいずれが適しているかを 個別にご説明いたします。

自然な美しさを、医学的な視点から|パールスキンクリニック天神院長 山道光作

私は以前から、
美容外科を受けたのに、

✔️ その人本来の自然な印象が失われていたり
✔️ なんとなく整形感がある
✔️ 傷跡が目立つ

など、一部の美容整形のあり方に疑問を感じていました。

そこで私は、『自然な美しさ』をテーマに、
2020年にパールスキンクリニック天神を、福岡に開院しました。

自然な美しさを引き出し
皆様が本来持つ、その魅力を
より自然に引き出す美容医療、美容外科を目指してきました。

当院では年齢やライフスタイルによって変化する
さまざまな個別のお悩みに対し

肌質や骨格、表情のバランスまで
医師が丁寧に診察し、医学的根拠に基づいた
適正な美容医療をご提案します✨

目指すのは、その方が、その方らしく美しく輝けること🕊️

安心してご相談いただける環境と雰囲気。誠実で温かいサポート。
そして、形成外科・美容外科を基盤とする確かな技術を、
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丁寧なカウンセリングを通して、
患者様それぞれに寄り添う美容医療で

皆様の美しさをサポートしてまいります。

美容医療が初めての方もお気軽にお問い合わせください😊
ここ福岡・天神で、皆様とお会いできることを、楽しみにしております。

ご予約はプロフィールのリンクから📩

目覚めよ、私本来の美 🐚
Wake up, my beauty ☪️
_________________

🏥パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

【資格・専門性】
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
米国形成外科学会(ASPS)国際会員
医学博士

【山道医師の学術業績】
🌏 鼻整形に関する研究成果が、オックスフォード大学出版の国際美容外科学誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載されました。

🏆 本研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載され、3Dシミュレーションの技術貢献に対してクリスタルトロフィーが授与されました。

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
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ご予約の際は、下記をお知らせください(可能な範囲で構いません。)
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③お名前(フルネーム)
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※自由診療(保険適応外)。医師が診察の上で適応を判断します。経過には個人差があります。

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埋没法は何回までできる?繰り返す前に知っておきたい注意点を形成外科専門医が解説

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

「埋没法は何回までできますか?」

カウンセリングでよくいただく質問の一つです。

結論から申し上げると、

「何回まで」と一律に決められるものではありません。

まぶたの状態やこれまでの手術歴によって異なりますが、私は埋没法を何度も繰り返すことは積極的にはおすすめしていません。

その理由を解説します。


埋没法は何度でもできるわけではありません

埋没法は皮膚を切らずに二重を作る方法ですが、糸を留める際には、

  • 瞼板
  • 挙筋腱膜
  • 瞼板前組織

などを通過させます。

そのため、埋没法を繰り返すことで、これらの組織に徐々に負担が蓄積する可能性があります。

もちろん、1回の埋没法で大きな問題が生じることは多くありません。

しかし、何度も同じ部位に糸をかけ直すことで、組織の癒着や瘢痕形成が起こり、将来の修正手術や切開法が難しくなることがあります[1]。

参考文献
1. Wang Y, et al. Cause and Management of Suture-related Ocular Complications After Buried-suture Double-eyelid Blepharoplasty. Aesthetic Plastic Surgery. 2021.

そのため、私は「取れたら何度でも埋没法を繰り返す」という考え方には慎重であるべきだと考えています。


埋没法が取れる原因はさまざまです

埋没法が緩む原因には、

  • まぶたの皮膚が厚い
  • 眼窩脂肪が多く腫れぼったい瞼
  • 希望する二重幅が広すぎる
  • 皮膚のたるみがある
  • 強く目をこする習慣がある
  • 加齢性変化

などが考えられます。

「糸が弱かったから、糸の締め方が不十分だったから」という単純な手術手技上の問題ではなく、「まぶたの構造に関係する適応上の問題がなかったか」が重要です。

症例紹介

こちらの患者様は、他院で3回にわたって埋没法を受けられましたが。二重ラインが安定せずに当院を受診されました。診察時、明らかな眼瞼下垂を併発しており、患者様の主訴は「瞼が重く開けにくい」「三重瞼になって見た目が変」で、「安定した二重になりたい」と希望されました。そのため、二重切開法と同時に眼瞼下垂手術を施行しました。結果的に安定した二重瞼が作成でき、ご満足いただくことができました。

施術内容:二重切開、眼瞼下垂手術(挙筋前転)、埋没法の糸除去
料金の目安:40万円〜80万円
主なリスク・起こり得る合併症:痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、予定外重瞼線、左右差、浮腫みの遷延、ドライアイ症状、将来的な加齢性変化など

※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります

埋没法を繰り返すより、眼瞼下垂が隠れていないか確認することも大切です

埋没法が何度も取れる方の中には、

眼瞼下垂を合併しているケースがあります。

眼瞼下垂では、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋腱膜)の機能が低下しているため、糸だけで二重ラインを維持しようとしても安定しないことがあります。

このような場合、再び埋没法を行っても十分な改善が得られない可能性があります。

私は、眼瞼下垂が原因と判断した場合には、埋没法ではなく、切開法による眼瞼下垂手術(挙筋腱膜修復)を行うことが根本的な治療につながると考えています。

まぶたの開きを改善しながら二重ラインを形成することで、より安定した結果が期待できます。


将来のことまで考えるなら、切開法が適している場合があります

患者様の中には、

「何度でも埋没法で対応したい」

と希望される方もいらっしゃいます。

一方で、ダウンタイムをある程度確保できるのであれば、私は将来的な変化まで見据えた治療をご提案することがあります。

年齢とともに、

  • 皮膚のたるみ
  • 皮膚の弛緩
  • 二重ラインの変化

は誰にでも起こります。

そのような変化を考慮すると、適応のある方では切開法によって皮膚や眼窩脂肪などを適切に処理でき、比較的長期的に安定する二重切開法を選択することが、長期的にはメリットが大きい場合があります。

もちろん、すべての方に切開法を勧めるわけではありません。

大切なのは、現在のまぶたの状態だけでなく、数年後、10年後の見た目と眼瞼機能まで見据えて、方法(術式)を選択することです。

切開法ができない非専門医が埋没法だけを量産しているクリニックにはご注意を

実は、埋没法の適応ではない患者様に、切開法ができない未習熟な非専門医が、全ての患者に二重埋没法を適応し、外れてもまた埋没法を適応しているクリニックが存在します。しかも、美容クリニックに入職したての医師が担当し、高額で行われているケースがあるようです。当院の切開法以上に高額の金額で埋没法を提供していたりします。そのようなクリニックには皆様、お気をつけください。一応患者様の方でも、埋没法の平均的な相場感(10万円〜30万円前後)を把握していただき、美容医療サービスを選択する側の知識を養っていただくほうが、ご自身を守るために必要と思われます。換えのきかない、大切な瞼ですから、お気をつけください。


パールスキンクリニック天神の考え方

当院では、

  • 埋没法を何回受けているか
  • 現在の二重ライン
  • まぶたの厚み
  • 皮膚のたるみ
  • 眼瞼下垂の有無
  • 将来的な加齢変化

まで総合的に評価したうえで術式をご提案しています。

「埋没法をもう一度受けるべきか、それとも切開法へ移行すべきか」

その判断は、単純に回数だけで決まるものではありません。

患者様一人ひとりのまぶたの状態を診察し、長期的な視点から適切な治療をご提案しています。


よくあるご質問

Q. 埋没法は3回、4回と繰り返しても大丈夫ですか?

回数だけで判断することはできません。しかし、複数回の埋没法は組織への負担が蓄積する可能性があるため、慎重に適応を判断する必要があります。

Q. 埋没法が何度も取れる場合はどうすればよいですか?

まぶたの構造や眼瞼下垂の有無を評価することが重要です。原因によっては、切開法や眼瞼下垂手術が適している場合があります。

Q. 切開法の方が長持ちしますか?

一般的に、切開法が最も二重ラインが安定しやすい術式です。ただし、術式の選択はまぶたの状態やご希望、ライフスタイルなど総合的に勘案して適応判断する必要があります。ご希望に応じてご提案できますので、カウンセリングでお気軽にご相談ください。


まとめ

「埋没法は何回までできるか」という問いに、画一的な回数の答えはありません。

しかし、埋没法を何度も繰り返すことには、組織への負担や将来の老化や修正手術への影響を考慮する必要があります。

また、埋没法が繰り返し取れる背景には眼瞼下垂が隠れていることもあり、その場合は切開法による眼瞼下垂手術が根本的な解決につながることがあります。

パールスキンクリニック天神では、お一人おひとりの瞼の状態を診察し、開瞼度などの機能や将来的な加齢性変化まで見据えながら、患者様それぞれに適した術式をご提案しています。

眼瞼下垂手術の専門性について

当院院長・山道光作は、眼瞼下垂に関する研究により医学博士号を取得しており、形成外科・美容外科・眼科領域にまたがる眼瞼手術を専門としてきました。
また、眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆しています。解剖学的知見に基づき、視機能の改善と審美的バランスの双方を考慮した眼瞼下垂手術を行っています。

<二重整形のリスク・注意点>

二重整形は医療行為であり、以下のようなリスクや注意点があります。
・腫れ・内出血が一定期間生じることがあります
・出血・血腫を生じるリスクがあります
・左右差や二重ラインの変化が生じる可能性があります
・埋没法では糸が緩んだり、二重が取れることがあります
・感染や糸のアレルギーが生じる可能性があります
・予想した結果と若干異なる可能性があります
これらのリスクについては、診察時にまぶたの状態を十分に確認したうえで、術式ごとの特徴や回復経過を含め、丁寧にご説明しています。ご不明な点がございましたら、カウンセリング時に遠慮なくご質問ください。

執刀医
🏥 パールスキンクリニック天神 
院長 山道光作(KOSAKU YAMAMICHI) MD, PhD

【資格・専門性】
・日本形成外科学会認定 形成外科専門医
・日本形成外科学会認定 形成外科領域指導医
・日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
・皮膚腫瘍外科指導専門医
・日本創傷外科学会認定専門医
・厚生労働省臨床研修指導医
・医学博士


形成外科専門医とJSAPS美容外科専門医の双方を取得しています。
形成外科の解剖学的知識と再建技術を基盤としながら、美容外科専門のトレーニングを
受けた資格構成は、高難度症例や他院修正症例において大きな強みとなっています。


所属している学術・専門団体

・米国形成外科学会(ASPS)国際会員
・日本頭蓋顎顔面外科学会会員
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会会員
・日本抗加齢医学会会員

山道院長の経歴

・ラ・サール高等学校卒業
・福岡大学医学部卒業
・福岡大学病院形成外科 入局
・麻酔科・救急救命センター・外科・整形外科・皮膚科で研修
・横浜・銀座の美容外科クリニックおよび関連病院形成外科に勤務
・2014〜2020年 福岡山王病院形成外科 医長
・2017〜2020年 福岡大学医学部 臨床准教授
・2020年4月 パールスキンクリニック天神 開院

当院の二重整形が選ばれる理由

パールスキンクリニック天神(福岡)の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定 形成外科専門医および 日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAPS) のダブルライセンスを有しています。
また、院長は顔貌評価や術後結果に関する研究を、国際的英文医学誌 Aesthetic Surgery Journal(Oxford University Press)に発表しており、美容医療を「感覚」ではなく「学術的に検証すべき美容医療」と捉えています。
その考え方を二重整形にも応用し、解剖学的評価・長期安定性・将来の修正リスクまで見据えた手術プラン・デザインを行っています。

よくある質問

Q : どの術式を選べばいいかわかりません

A : 診察で適応を評価し、形成外科的見地から最適な施術をご提案します。

Q : 埋没と切開で迷っています

A : 瞼の形態、ご希望の二重の形などを丁寧に診察し、最適な施術をご提案します。

Q : 眼瞼下垂があっても埋没法はできますか?

A : 眼瞼下垂またはその傾向がある患者様には二重埋没法はおすすめしておりません。埋没法で眼瞼下垂が悪化する可能性があるからです。眼瞼下垂の予備軍の患者様についても、埋没法の適応は慎重に判断する必要があります。

Q : 他院修正でも相談できますか?

A : 当院では数多くの他院修正を担当し、実績も豊富です。複数回の修正では、修正手術の難易度が高くなるため、一度、カウンセリングにご来院ください。

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【パールスキンクリニック天神 山道院長の眉下切開(上眼瞼リフト)】まぶたのたるみを自然に改善する治療

監修:山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)


目次

  1. 眉下切開(上眼瞼リフト)とは
  2. こんなお悩みはありませんか?
  3. 眉下切開が適している方
  4. 手術方法について
  5. 当院の眉下切開の特徴
  6. 頭痛や肩こりとの関係
  7. ダウンタイム・術後経過
  8. リスク・合併症
  9. 料金
  10. まとめ

1. 眉下切開(上眼瞼リフト)とは

眉下切開(上眼瞼リフト)は、眉毛の下のラインに沿って余分な皮膚を切除し、上まぶたのたるみを改善する手術です。

年齢とともに上まぶたの皮膚は徐々に伸び、たるみが生じます。

すると、

  • 目が小さく見える
  • 二重のラインが狭くなる
  • アイメイクがしにくくなる
  • まぶたが重く感じる
  • 額に力を入れて目を開けるようになる

といった症状が現れます。

眉下切開は、この余分な皮膚を直接取り除くことで、自然な若返りを目指す治療です。


2. こんなお悩みはありませんか?

✓ 上まぶたがたるんできた

✓ 二重のラインが見えにくくなった

✓ 以前より目が小さく見える

✓ まぶたが重たい

✓ 眠そうに見られる

✓ アイラインが描きにくい

✓ 額にしわを寄せて目を開けている

このようなお悩みがある方は、上まぶたの皮膚のたるみが原因となっている可能性があります。


3. 眉下切開が適している方

眉下切開は特に、

上まぶたが厚い方

腫れぼったいまぶたの方

皮膚のたるみが強い方

に適しています。

もともと眉毛の下の組織が厚い方では、二重のラインで全切開法を行っても腫れぼったさが十分改善しないことがあります。

このような場合には、二重切開よりも眉下切開の方が適しているケースがあります。

また、

  • 二重ラインは大きく変えたくない
  • 自然な若返りを希望している

という方にも適応があります。


4. 手術方法について

眉下切開では、眉毛の下のラインに沿ってデザインを行います。

余剰皮膚を切除した後、

瞼縁側(まつ毛側)の皮膚を頭側へリフトアップし、

  • 真皮縫合
  • 表面縫合

を丁寧に行います。

余分な皮膚が除去されることで、

  • まぶたが軽くなる
  • 二重ラインが見えやすくなる
  • 目元が若々しくなる

といった効果が期待できます。


5. 当院の眉下切開の特徴

眉下切開は単純に皮膚を切除するだけの手術ではありません。

重要なのは、

どの程度切除するか

どの方向へ皮膚を移動させるか

左右差をどう調整するか

です。

また、傷跡を残さない縫合法にも、数百例の経験から得た重要なポイントがあります。

当院では、

  • まぶたの厚み
  • 皮膚のたるみ量
  • 眉毛の位置
  • 二重ラインとの関係
  • 開眼機能

を総合的に評価したうえでデザインを行っています。

私は形成外科専門医・美容外科専門医として診療を行うとともに、

眉下切開を含む眼瞼手術の研究で医学博士を取得しています。

解剖学的な知見と臨床経験の両面から、一人ひとりに適した治療をご提案しています。


6. 頭痛や肩こりとの関係

まぶたのたるみが強くなると、無意識に額の筋肉を使って目を開けるようになります。

この状態が続くと、

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 眼精疲労

などにつながることがあります。

私たちが行った研究では、

眉下切開後に頭痛や肩こりが改善する可能性が示唆されました。

(Yamamichi K et. al, Fukuoka Med Bull.2020)

もちろん全ての方に改善がみられるわけではありませんが、見た目だけでなく機能面の改善を実感される患者様も少なくありません。


7. ダウンタイム・術後経過

手術時間

60〜90分程度

麻酔

極細針による局所麻酔を使用します。

十分に麻酔が効いた状態で手術を行うため、手術中の痛みはほとんどありません。

腫れ・内出血

術後1週間程度は腫れや内出血が生じることがあります。

個人差はありますが、多くの方は2〜3日後から軽い仕事に復帰されています。

洗顔・シャワー

  • シャワー:翌日から可能
  • 洗顔:2日目から可能

メイク

抜糸後翌日から可能です。

注意事項

術後1週間程度は、

  • サウナ
  • 温泉
  • ヨガ
  • 激しい運動

を控えていただきます。


8. リスク・合併症

眉下切開には以下のリスクがあります。

  • 痛み
  • 腫れ
  • 内出血
  • 出血
  • 血腫
  • 感染
  • 創離開
  • 傷跡
  • 軽度のしびれ感
  • 左右差
  • 印象の変化

また、脂肪が厚い方では、

  • ROOF(眼輪筋下脂肪)の切除

を併用する場合があります。

適応は診察時に詳しくご説明いたします。


9. 料金

眉下切開(上眼瞼リフト)

両側:440,000円(税込)

片側:264,000円(税込)

※自由診療
※他院修正の場合は、状態や難易度に応じて10〜20%程度の料金加算が生じる場合があります。


10. まとめ

眉下切開(上眼瞼リフト)は、上まぶたのたるみを改善し、自然な若返りを目指す治療です。

  • 二重ラインを大きく変えたくない
  • まぶたの重さを改善したい
  • 上まぶたのたるみが気になる
  • 目元を自然に若返らせたい

という方に適しています。

パールスキンクリニック天神では、形成外科専門医・美容外科専門医であり、眉下切開を含む眼瞼手術の研究で医学博士を取得した山道院長が診察・治療を担当しています。

まぶたのたるみでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


パールスキンクリニック天神
院長 山道光作
日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医
日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医
医学博士
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
TEL:092-401-0082
WEB予約・LINE予約受付中

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