
「最近、フェイスラインがぼやけてきた」
「ほうれい線や口元のもたつきが気になる」
「HIFUと高周波、糸リフト、フェイスリフトのどれを選べばいいかわからない」
たるみ治療には多くの選択肢があります。
大切なのは、たるみの程度や原因によって適した治療が異なるということです。
パールスキンクリニック天神では、肌の引き締めを目的としたハイフやRF、糸リフトなどの非手術治療から、外科的なフェイスリフトまで対応しています。
今回は、それぞれの治療がどのような位置づけになるのか、たるみ治療の全体像を美容外科医の視点から解説します。
そもそも「顔のたるみ」はなぜ起こる?
顔の加齢変化は、単純に「皮膚が伸びる」だけではありません。
加齢に伴い、
・皮膚の弾力低下
・皮下脂肪の萎縮や位置変化
・顔を支える支持組織の変化
・筋膜を含む深部組織の変化
・骨格の加齢変化
などが複合的に生じます。
そのため、同じ「たるみが気になる」というお悩みでも、実際に診察すると原因は患者様によって異なります。
例えば、皮膚の軽度なゆるみが主体の方と、頬の軟部組織が下垂してフェイスラインに明らかなもたつきが出ている方では、適した治療は同じではありません。
① 軽度のたるみ|HIFU・高周波治療
「手術までは考えていないけれど、少し引き締めたい」
このような場合には、HIFUや高周波(RF)などのエネルギーデバイスが選択肢になります。
HIFU
HIFUは、超音波エネルギーを一定の深さに集中させる治療です。
皮膚を切開せずに治療できるため、ダウンタイムを抑えながらフェイスラインなどの引き締めを目指します。

高周波(RF)
高周波治療では、組織に熱エネルギーを加えることで、皮膚の引き締めやハリの改善を目指します。
当院では、たるみ治療の選択肢として高周波治療器「オリジオ」も導入しています。
HIFUと高周波は作用の仕方が異なるため、年齢だけで決めるのではなく、皮膚の厚み、脂肪量、たるみの部位などを診察して選択することが重要です。
また、これらの治療は外科的フェイスリフトと同じ治療ではありません。
軽度〜中等度の変化に対して、手術を行わずに改善を目指したい場合の選択肢として考えるとわかりやすいでしょう。

② もう少しリフト感がほしい|糸リフト
糸リフトは、皮下に医療用の糸を挿入し、軟部組織を移動させることでフェイスラインなどを整える治療です。
HIFUや高周波だけでは物足りないものの、フェイスリフト手術までは希望されない場合などに選択肢となります。
一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きい場合には、糸だけで十分な改善を得ることが難しいこともあります。
「糸を何本入れるか」だけではなく、そもそも糸リフトが適したたるみなのかを判断することが重要です。

③ フェイスラインの脂肪が多い|脂肪吸引
フェイスラインがぼやけて見える原因が、すべて皮膚のたるみとは限りません。
顎下やフェイスラインの皮下脂肪が多い場合には、脂肪吸引が適していることがあります。
ただし、皮膚の余剰が強い方で脂肪だけを減らすと、かえって皮膚の余りが目立つ可能性もあります。
そのため、
脂肪が多いのか
皮膚が余っているのか
軟部組織そのものが下垂しているのか
を診察で見極める必要があります。
④ ボリューム減少が目立つ|ヒアルロン酸・脂肪注入
加齢とともに起こるのは「下垂」だけではありません。
頬やこめかみなどのボリュームが減少することで、顔が痩せたり、凹凸や影が強調されたりすることがあります。
このような場合には、単純に引き上げるのではなく、ヒアルロン酸や脂肪注入によって必要なボリュームを補うことが選択肢になります。
一方で、たるみが強い顔に過剰なボリュームを追加すると、顔が重く見えることもあります。
「減ったものを足す治療」と「下がったものを戻す治療」は分けて考えることが大切です。
⑤ たるみが強い|フェイスリフト
皮膚の余剰や頬・フェイスラインの下垂が明らかな場合には、外科的なフェイスリフトが最も直接的な治療になります。
フェイスリフトでは、単純に皮膚だけを強く引っ張るのではなく、SMASと呼ばれる筋膜系を含めた深部組織を適切に処理することが重要です。
当院では、患者様のたるみの状態に応じてSMASを処理するフェイスリフトを行っています。
手術ですので、腫れや内出血、傷跡などのダウンタイムは必要です。
その一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きくなっている場合には、非手術治療を繰り返すより、フェイスリフトの方が治療目的に合っていることもあります。

たるみ治療は「強い治療を選べばよい」わけではありません
たるみ治療を考えるとき、
HIFU
↓
高周波
↓
糸リフト
↓
フェイスリフト
という単純な「強さの順番」で考える必要はありません。
実際には、
皮膚の質
皮下脂肪の量
ボリュームの減少
軟部組織の下垂
皮膚の余剰
骨格
希望する変化の程度
許容できるダウンタイム
などを総合して治療を選択します。
場合によっては複数の治療を組み合わせることもあります。
自分にはどのたるみ治療が合っている?
大まかな考え方としては、
軽度のゆるみ・肌の引き締め
→ HIFU・高周波
軽度〜中等度の下垂を手術せず改善したい
→ 糸リフトなど
顎下・フェイスラインの脂肪が主体
→ 脂肪吸引
ボリューム減少が主体
→ ヒアルロン酸・脂肪注入
皮膚や軟部組織の余剰・下垂が大きい
→ フェイスリフト
という整理ができます。
ただし、実際には複数の原因が重なっているケースが多いため、診察せずに治療方法を決めることはおすすめできません。
パールスキンクリニック天神のたるみ治療
パールスキンクリニック天神では、たるみ治療を一つの施術だけで考えるのではなく、非手術治療から外科手術まで含めて、お顔全体を診察したうえで治療方法をご提案しています。
「できるだけダウンタイムを少なくしたい」
「自然に少しだけ引き締めたい」
「しっかりフェイスラインを改善したい」
「何を受ければよいのかわからない」
など、ご希望によって適した治療は異なります。
大切なのは、治療ありきではなく、まず「どの組織が、どの程度変化しているのか」を診断することです。
たるみの程度と原因を見極めながら、過剰な治療を避け、その方に必要な治療をご提案します。

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

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たるみ治療の適応は、お肌の状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「ハイフと糸リフトで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。
当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。
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