輪郭形成を行う医師に求められる技術と経験|パールスキンクリニック天神

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

頬骨形成、下顎角形成(エラ削り)、オトガイ形成、Vライン形成などの輪郭形成は、顔面骨の形態を変えることで、顔貌全体のバランスを整える手術です。

しかし、輪郭形成に必要なのは、単に「骨を切る・削る技術」だけではありません。

安全かつ適切な輪郭形成を行うためには、形成外科、顎顔面外科・口腔外科、歯科・歯列矯正、顎矯正手術(両顎手術)、美容外科、そして全身麻酔・周術期管理まで含めた幅広い知識・経験・技術を備えていることが望ましいと考えています。

① 形成外科の知識と技術

顔面には、顔面神経、三叉神経、顔面動静脈などの重要な神経・血管が存在し、骨の周囲には様々な顔面表情筋、脂肪などの軟部組織があります。

輪郭形成では骨だけを見るのではなく、骨格を変化させた結果、皮膚や脂肪、筋肉などの軟部組織がどのように変化するのかまで熟知していおく必要があります。

また、術後の腫れ、血腫、感染、神経障害、創傷治癒、骨の治癒、瘢痕、プレートの安定性、抜釘などへの対応も含め、形成外科の知識と経験が重要です。

② 顎顔面外科・口腔外科の知識と経験

下顎角形成やオトガイ形成では、下顎管、オトガイ神経、歯根などの位置を正確に把握しながら手術を計画する必要があります。

CTなどの画像をもとに、

  • 顔面骨の三次元的な形態
  • 下顎管・オトガイ孔の位置
  • 歯根と骨切り線との位置関係
  • 上下顎骨の前後的位置関係
  • 左右差
  • 咬合との関係
  • 顔貌
  • 予想される軟部組織の変化

などを評価します。

顔面骨を扱う手術である以上、顎顔面外科・口腔外科領域の解剖、画像診断、骨切り術に対する十分な理解と経験が重要になります。

③ 歯科・歯列矯正・咬合に対する理解

輪郭形成では、「顔を正面や横から見てどう見えるか」だけを評価すればよいわけではありません。

上下顎骨の位置、歯列、咬合、口元の突出感などは、顔貌と密接に関係しています。

たとえば患者様が、

「顎が小さい」
「口元が出ている」
「顔が長い」
「左右差がある」

と感じていても、その原因がオトガイ単独の形態なのか、歯槽性の問題なのか、上下顎骨そのものの位置関係なのかによって、適切な治療方法は異なります。

したがって、歯列・咬合まで含めて顔面骨格を評価する視点が必要です。

X-ray image of asian skull front view and side view

④ 輪郭3点ではなく「両顎手術(Le Fort I型骨切り術・下顎枝矢状分割術(SSRO)」が望ましいケースもあります

ここも非常に重要です。

患者様が希望される変化によっては、下顎角形成やオトガイ形成などの美容的な輪郭形成だけでは、根本的な骨格の問題を十分に改善できないことがあります。

上下顎骨の位置関係や咬合に問題がある場合には、Le Fort I型骨切り術や下顎枝矢状分割術(SSRO)などを組み合わせた顎矯正手術、いわゆる両顎手術を検討した方が望ましいケースがあります。

反対に、咬合や上下顎骨の位置関係に大きな問題がなく、顔面輪郭そのものを整えることが目的であれば、頬骨形成、下顎角形成、オトガイ形成などが適している場合があります。

つまり重要なのは、単に患者様の希望する手術を行うことではなく、

「この患者様に本当に必要なのは輪郭形成なのか、それとも両顎手術を含む顎矯正手術なのか」

を適切に判断することです。

その判断を行うためにも、美容的な輪郭形成だけでなく、両顎手術を含む顎矯正手術についても十分な知識と経験を有していることが望ましいと考えています。

⑤ 美容外科特有の「輪郭をデザインする経験と骨切りテクニック、美的センス」

一方で、顎顔面外科・口腔外科や顎矯正手術の知識だけでも、美容目的の輪郭形成として十分とはいえません。

美容外科では、

「どこを、どの程度骨切りすれば、その患者様にとって自然で美しい輪郭になるのか」

という審美的な判断が求められます。

頬骨、下顎角、下顎体部、オトガイは、それぞれ独立した構造ではありません。

正面、斜位、側面から顔全体を評価し、顔幅、フェイスライン、オトガイの幅・長さ・前後的位置、左右差などを総合的に考えながら手術を設計する必要があります。

そのため、美容外科として輪郭形成を継続的に行ってきた経験と、顔全体をデザインする技術・センスも重要なのです。

⑥ 全身麻酔と周術期管理

本格的な輪郭形成や両顎手術は全身麻酔下で行われるため、手術手技だけではなく周術期管理も極めて重要です。

術前の全身状態の評価に加え、術中には麻酔管理、気道管理、出血管理などが必要となります。

さらに術後も、出血、血腫、腫脹、気道への影響、疼痛、悪心・嘔吐などに注意して経過をみる必要があります。

特に顎顔面領域の手術では、高い術後管理能力が求められます。

当院では、全身麻酔を伴う輪郭形成では麻酔科専門医と連携し、手術だけではなく周術期の安全管理を高いレベルで行なっています。

輪郭形成には、複数領域を横断する総合力が求められます

輪郭形成に必要なのは、骨を削る技術だけではありません。

形成外科としての顔面解剖・軟部組織・創傷治癒への理解。
顎顔面外科・口腔外科としての顔面骨手術の知識と経験。
歯科・歯列矯正・咬合に対する理解。
両顎手術を含む顎矯正手術の知識と経験。
美容外科として顔全体の輪郭をデザインする経験と技術。
そして、全身麻酔を含めた周術期管理。

これらは別々のものではなく、互いに密接に関係しています。

そして何より重要なのは、「どの手術を行うか」だけではなく、「その患者様にはどの治療が適しているのか」を正しく判断できることです。

そのためには、ひとつの領域だけに偏るのではなく、これらすべての領域について十分な知識・経験・技術を備えたうえで、総合的に診断・治療計画を立てることが望ましいと私たちは考えています。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科だけで完結させるのではなく、必要に応じて口腔外科・歯科・歯列矯正・麻酔科とも連携し、骨格、歯列・咬合、軟部組織、顔全体の審美性、そして安全性まで含めて考える輪郭形成を大切にしています。

輪郭形成をご検討中の方は、まずはカウンセリンングでご相談ください。

輪郭形成術
費用の目安:110万円〜275万円(術式により異なります。)
※麻酔代別途


【主なリスク・副作用】
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

福岡天神で、
目・鼻・輪郭・フェイスリフト・他院修正・脂肪吸引・脂肪注入・豊胸・バストなど本格的な美容外科なら

パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科

【クリニック情報・アクセス】

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【輪郭形成担当医(院長)】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する世界最高峰の美容外科国際学術誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されています。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円(1時間以上:5,500円)、再診料1,100円、頭部CT 33,000円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact

公式サイト:https://www.pearl-skin.jp

Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

パールスキンクリニック天神について|福岡・天神の美容外科・美容皮膚科

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

パールスキンクリニック天神は、福岡・天神で鼻整形、輪郭・小顔形成、切開フェイスリフトなどの高度な美容外科手術を中心に、二重・目元整形から美容皮膚科・エイジングケアまで総合的に診療を行う美容外科・美容皮膚科クリニックです。

形成外科・美容外科の専門的な知識と技術を基盤に、お一人おひとりの骨格やご希望に合わせたオーダーメイドの医療をご提案しています。

専門医資格と学術的背景に基づいた美容外科・美容皮膚科診療

当院の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医および日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医の資格を有しています。

特に専門性の高い眼瞼下垂の研究領域にて医学博士を取得しており、これまでに2,000例以上の眼瞼手術(二重・目元・眼瞼下垂)を執刀してまいりました。医学的・学術的な根拠を重視し、見た目の美しさはもちろんのこと、機能面や長期的な安定性まで考慮した治療を行っています。

主な診療メニュー・当院のこだわり

1. 鼻整形・他院修正

耳介軟骨や肋軟骨を用いた鼻形成をはじめ、鼻中隔延長、鼻尖形成、鼻骨骨切り、斜鼻修正など幅広い術式に対応しています。単に鼻を高く・細くするだけでなく、顔全体との調和を考慮した「自然で美しい仕上がり」を追求しています。

2. 小顔・輪郭形成・フェイスリフト

切開フェイスリフトをはじめ、オトガイ形成、Vライン形成、頬骨縮小、下顎角形成、両顎手術などの骨切り手術に対応。骨格レベルからのアプローチを行うため、口腔外科や矯正歯科とも密に連携し、審美面と機能面の両立を目指します。

3. 二重・目元整形・クマ治療

埋没法、二重全切開、眼瞼下垂手術、眉下切開から、裏ハムラ法・表ハムラ法、脂肪注入によるクマ治療までご提案可能です。目の開きやすさや表情の自然さ、長期的な持続性にこだわり抜いた施術を提供します。

4. ボディ・バスト形成

脂肪吸引・脂肪注入によるボディライン形成のほか、乳房形成、タミータック(腹壁形成術)など、お体のお悩みに対する高度な外科的手術にも対応しています。

5. 美容皮膚科・肌質改善・各種治療

ポテンツァ、HIFU(ハイフ)、オリジオ、IPL(光治療)、ボトックス・ヒアルロン酸注入などの肌質改善・エイジングケアから、ミラドライ(腋臭症・多汗症治療)、医療脱毛まで幅広く完備しています。

安全性への取り組みと学術・技術の追求

  • 国際誌への論文掲載: 鼻整形に関する研究成果は、美容外科分野で権威のある国際医学誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に掲載されました。
  • 3Dシミュレーションの導入: 事前カウンセリングでは3Dシミュレーションを活用し、仕上がりのイメージを共有・確認した上で治療計画を立てます。
  • 安全な麻酔管理: 全身麻酔を伴う手術においては、必ず麻酔科専門医と連携し、安全面に細心の注意を払った診療体制を整えています。
  • 他院手術後の修正に対応: 初回の手術はもちろん、鼻や目元など「他院で受けた手術の修正・再手術」に関するご相談にも力を入れています。

アクセス・クリニック情報

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【院長・執刀医】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

3Dシミュレーションで世界をリードするスイスCrisalix社のアジア事業本部長(韓国)よりトロフィー授与

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

光栄なことに、眼瞼下垂に対する手術方法:眉毛下皮膚切除術(眉下切開)の項を分担執筆させていただきました。

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円、再診料1,100円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


公式サイト:https://www.pearl-skin.jp


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#福岡美容外科 #鼻形成 #肋軟骨による鼻中隔延長 #鼻尖形成 #耳介軟骨による鼻尖形成 #輪郭形成 #輪郭3点 #頬骨縮小 #エラ削り #オトガイ形成 #眼瞼下垂 #二重形成 #フェイスリフト #切開リフト #脂肪吸引 #脂肪注入 #ハムラ法 #裏ハムラ #二重切開 #埋没法 #肌質改善 #美容皮膚科 #HIFU #オリジオ #IPL #ヒアルロン酸 #ボトックス #水光注射 #医療脱毛 #美容外科 #美容皮膚科 #美容整形 #美容形成 #他院修正 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

専門領域の一つである鼻形成におけるシミュレーションの診察風景
小顔・輪郭・たるみの診察では、お一人おひとりのオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
二重形成・眼瞼下垂・眉下切開では、2,000例以上の眼瞼手術の経験に基づく高度なテクニックと正確性で、常に質の高い結果を追求しています。ダウンタイムを最小限に抑えるためのテクニックにも精通しています。
天神親不孝通り沿い、山道歯科医院ビル3階にパールスキンクリニック天神の受付がございます。美容皮膚科、医療脱毛も丁寧な施術を心がけて行なっております。お気軽にご来院ください。

唇裂鼻形成|肋軟骨を用いて鼻筋・鼻尖・鼻柱を再構築した症例

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

唇裂(口唇裂)に伴う鼻変形では、鼻尖・鼻翼・鼻孔・鼻柱などに左右差や変形を認めることがあります。

一般的な美容目的の鼻整形とは異なり、先天的な骨格や軟骨、皮膚・粘膜などの左右差に加えて、幼少期からの手術による瘢痕や組織の変化が存在することも多いため、鼻全体の構造を評価した上で修正・再建することが重要です。

今回は、幼少期から口唇裂の治療歴がある患者様の唇裂鼻変形に対して、自家肋軟骨を主体として鼻全体の再構築を行った症例をご紹介します。

唇裂鼻形成では「鼻全体のバランス」を考える

唇裂鼻形成の難しいところは、一つのパーツだけを整えても、鼻全体のバランスが必ずしも改善するわけではないことです。

鼻尖や鼻翼、鼻孔、鼻柱だけでなく、鼻背から鼻尖へ続くライン、鼻中隔の形態、鼻翼基部などを総合的に評価する必要があります。

また、既往手術による瘢痕や軟骨・軟部組織の状態も患者様ごとに異なります。

そのため当院では、必要に応じてCTなどによる画像評価や3Dシミュレーションも活用しながら、一人ひとりの鼻の構造に応じた手術計画を立てています。

今回の症例で行った唇裂鼻形成

今回の症例では、自家肋軟骨を用いて、

  • 隆鼻術
  • 鼻中隔延長術
  • 鼻中隔矯正術
  • 鼻尖形成術
  • 鼻柱修正
  • 細片化肋軟骨移植

などを組み合わせました。

鼻先を安定して支持できる構造をつくりながら、鼻筋から鼻尖まで自然につながるラインと、鼻柱・鼻孔を含めた鼻全体のバランスを整えています。

また、上顎骨の劣成長に伴って認められた鼻翼基部の陥凹に対しては、細片化した自家肋軟骨を移植し、ボリュームを補っています。

さらに、鼻だけを独立して考えるのではなく、症例に応じて口唇形成や真皮脂肪移植なども組み合わせ、鼻・口唇を含めた顔貌全体の調和を目指します。

「高くする」だけではない唇裂鼻形成

唇裂鼻の修正では、単純に鼻を高くしたり、鼻先を細くしたりするだけでは十分ではありません。

左右で異なる骨格・軟骨・軟部組織・瘢痕の状態を一つずつ評価し、不足している部分を補い、必要な部分を支持し、本来あるべき位置へ近づけていくことが重要です。

また、形態だけでなく、鼻中隔や鼻腔を含めた機能面への配慮も必要になります。

先天的な組織条件や過去の手術による影響があるため、完全な左右対称をつくることには限界があります。

その条件の中で、できる限り左右差を整え、形態と機能の両方に配慮しながら、顔全体に調和する自然な鼻へ近づけていく。

これが、私が唇裂鼻形成で大切にしていることです。

術前 → 術後9か月

術後9か月では、鼻筋から鼻尖へ続くライン、鼻尖・鼻柱の形態などを含め、鼻全体のバランスの改善がみられています。

唇裂鼻形成では長期的な経過観察も重要であり、移植軟骨や瘢痕の変化を含めて慎重に経過をみていきます。


施術内容

肋軟骨を用いた唇裂鼻修正術

隆鼻術、鼻中隔延長術、鼻中隔矯正術、鼻尖形成術、鼻柱修正、細片化肋軟骨移植、口唇形成、真皮脂肪移植など

料金の目安:150万円~250万円(税込)

※必要となる術式によって費用は異なります。

主なリスク・起こり得る合併症

痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、鼻閉感、左右差、鼻柱偏位の残存、違和感、傷跡、知覚鈍麻、移植軟骨の湾曲など。

※術後経過・仕上がりには個人差があります。
※症例写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※自費診療です。


唇裂鼻形成をご検討の方へ

唇裂鼻は、患者様によって骨格・軟骨・軟部組織・瘢痕の状態や、これまで受けてきた手術が大きく異なります。

パールスキンクリニック天神では、鼻形成を専門領域の一つとして、必要な検査・診察を行った上で、それぞれの状態に応じた治療方法をご提案しています。

福岡県外からのご相談も承っております。唇裂鼻の形態や過去の手術後の変形でお悩みの方は、まずはカウンセリングでご相談ください。

執刀医

パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
米国形成外科学会(ASPS)国際会員
医学博士
Crisalix Expert

鼻形成に関する学術活動

鼻形成における3Dシミュレーション精度と患者報告アウトカムに関する研究を行い、その成果が国際美容外科学誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に掲載されています。

また、本研究はCrisalix社のPublicationsにも収載され、3Dシミュレーションに関する取り組みに対してCrystal Trophyを受賞しました。

「自然に、洗練する」鼻形成。
患者様一人ひとりの骨格・軟骨・軟部組織を評価し、顔全体との調和を考えた鼻形成を行っています。

なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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#鼻形成 #美容外科 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

鼻中隔延長術とは?|適応・デメリット・後悔しないためのポイントを形成外科専門医が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

鼻先の印象を変えたい方へ

「もう少し鼻先を高くしたい」
「鼻先を少し下向きにして大人っぽい印象にしたい」
「アップノーズを改善したい」
「横顔のバランスを整えたい」

このようなお悩みに対して行われる代表的な手術が鼻中隔延長術です。

一方で、インターネットやSNSでは、

  • 鼻先が硬くなる
  • 将来曲がることがある
  • 不自然になる
  • 修正手術が必要になる

といった情報も多く、不安を感じている方も少なくありません。

鼻中隔延長術は、鼻整形の中でも高度な手術テクニックと経験が求められる術式です。しかし、適応を正しく判断し、適切な支持構造を作ることで、自然で安定した鼻先を目指すことができます。

この記事では、形成外科専門医・美容外科専門医の立場から、鼻中隔延長の適応やメリット・デメリット、修正手術について詳しく解説します。


鼻中隔延長術とは?

鼻中隔延長とは、鼻の中心にある鼻中隔軟骨へ自家軟骨を移植し、鼻先を支える土台(支持構造)を延長する手術です。

鼻整形というと、「鼻先へ軟骨を乗せるだけ」と思われる方もいらっしゃいますが、鼻中隔延長はそれとは異なります。

鼻先だけを前へ押し出そうとしても、支えとなる土台が短ければ十分な変化は得られず、時間の経過とともに後戻りすることもあります。

家を建てる際に屋根だけを前へ伸ばしても柱がなければ支えられないように、鼻も土台となる支持構造が重要です。

鼻中隔延長では、この支柱を強化・延長することで、

  • 鼻先を前へ出す
  • 鼻先を下向きにする
  • 鼻柱を下げる
  • 鼻先を安定させる
  • 左右差を改善する

といった鼻の根本的な形態変化をデザインすることが可能になります。


鼻中隔延長術が適している方

次のような方は鼻中隔延長術が適応となることがあります。

  • 低い鼻を劇的に高くしたい
  • 鼻先をもう少し前へ出したい
  • シャープな鼻先にしたい
  • アップノーズ(短鼻)を改善したい
  • 鼻柱を下げたい
  • 鼻翼とのバランスを整えたい
  • 横顔(Eライン)を改善したい
  • 他院鼻整形の修正を希望している
  • 唇裂鼻や外傷後変形など複雑な鼻変形がある

特に修正手術では、鼻先を支える構造自体が弱くなっていることが多く、鼻中隔延長が必要になるケースがあります。


鼻中隔延長が必要ではないケースもあります

鼻中隔延長は万能な手術ではありません。

例えば、

  • 少しだけ鼻先を細くしたい
  • 鼻先を1〜2mm整えたい
  • 鼻先の高さは十分ある
  • 鼻尖形成だけで改善できる

このような場合には、鼻尖形成や軟骨移植のみで十分改善できることもあります。

当院では、「鼻中隔延長ありき」で手術を考えるのではなく、患者さんのお顔全体のバランスやご希望を踏まえ、本当に必要な手術のみをご提案しています。

侵襲が大きい手術を必要以上におすすめすることはありません。


使用する軟骨について

鼻中隔延長では、自分自身の軟骨(自家軟骨)を使用します。

耳介軟骨

耳のくぼみ(耳介)から採取します。

メリット

  • 傷跡が目立ちにくい
  • 自然な弾力がある
  • 身体への負担が比較的少ない
  • 軽度から中等度の延長に適している

デメリット

  • 採取できる量に限りがある
  • 強い支持力が必要な場合には不足することがある

肋軟骨

胸部から採取します。

メリット

  • 十分な量を採取できる
  • 強い支持力が得られる
  • 大きな変化が必要な症例
  • 修正手術
  • 唇裂鼻
  • 高度な変形

などにも対応しやすくなります。

デメリット

  • 胸部に傷跡(2cm程度)が残る(傷跡は最小限に縫合することで、できるだけ目立たないように対応しています)
  • ダウンタイムが少し長めになる(痛みなど。これも和らげるための対応をしています。)
  • 稀に軟骨が反る(Warping)ことがある

患者さんの鼻の状態や支持力を考慮し、適切かつ必要な軟骨を選択しています。


鼻中隔延長術で改善できること

鼻中隔延長では単に鼻を高くするだけではありません。

改善できるポイントとして

  • 鼻先を前へ出す
  • 鼻先を下向きにする
  • 鼻柱を下げる
  • 鼻先を細く見せる
  • 鼻孔の左右差改善
  • 鼻翼とのバランス改善
  • 横顔のEライン改善

などがあります。

患者さん一人ひとりで必要な変化は異なるため、顔全体との調和を考慮したデザインが重要になります。


鼻中隔延長と鼻尖形成の違い

混同されやすい手術ですが、目的は異なります。

鼻尖形成鼻中隔延長
鼻先を細く整える鼻先の位置を変える
軽度変化に向く大きな変化が可能
支持力は限定的支持構造を再建できる
ダウンタイムは比較的短いやや長い

鼻尖形成だけで十分改善できる場合も多く、すべての患者さんに鼻中隔延長が必要というわけではありません。


鼻整形で重要なのは「顔全体とのバランス」

鼻だけを高くしても、美しい鼻になるとは限りません。

重要なのは

  • 額とのつながり
  • 鼻額角
  • 鼻唇角
  • 鼻柱
  • 人中
  • 口元
  • オトガイ(顎)
  • Eライン

など、お顔全体との調和です。

そのため当院では、鼻だけではなく横顔や正面からのバランスも評価しながらデザインを行っています。


鼻中隔延長のメリット

  • 鼻先の位置を自由に調整しやすい
  • 長期的な安定性が期待できる
  • 鼻柱を下げられる
  • シャープな鼻先を形成しやすい
  • 修正手術にも応用できる

主なリスク・副作用

鼻中隔延長術における主なリスクです。

腫れ、内出血、血腫、感染、創離開、鼻閉感、違和感、鼻先の硬さ、軟骨の偏位、軟骨の反り(Warping)、後戻り、傷跡、修正手術が必要となる可能性

などがあります。

必要以上に鼻先を長く延長するデザインは、不自然に尖った印象や鼻先の硬さにつながる可能性があると考えられています。そのため当院では、流行だけではなく、将来的に安定し、自然に洗練されるデザインを重視しています。


他院修正にも対応しています

鼻中隔延長後に修正を希望される理由として

  • 鼻先が曲がった
  • 長くなり過ぎた、尖りすぎた
  • 鼻先が硬い
  • 左右差が気になる
  • 鼻先が下がってきた
  • 他院手術に満足できなかった

などがあります。

修正手術では、瘢痕や残存軟骨の状態を十分評価したうえで、必要に応じて耳介軟骨や肋軟骨を用いて支持構造を再建します。

初回手術以上に難易度が高くなることも少なくありません。


当院の鼻中隔延長の特徴

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医として、単に鼻先を延長するだけではなく、お顔全体との調和を重視した鼻整形を行っています。

また、

  • 鼻中隔延長
  • 鼻尖形成
  • 鼻骨骨切り術
  • ハンプ削り
  • 耳介軟骨移植
  • 鼻翼縮小
  • 鼻翼挙上
  • 鼻柱下降
  • 鼻尖挙上
  • 他院修正手術

まで幅、バランスのとれた鼻を目指すためのトータルデザインに対応しています。

さらに、必要に応じて3Dシミュレーション(Crisalix)を活用し、患者さんと完成イメージを共有しています。

※3Dシミュレーションは術後イメージを共有するための参考であり、実際の手術結果を保証するものではありません。


よくある質問

Q. 鼻中隔延長をすると鼻先は硬くなりますか?

術後は一定期間(3〜6ヶ月)、硬さを感じることがありますが、時間の経過とともに馴染むことが多いです。ただし、手術方法や移植軟骨の種類、延長量、個人差などにより、経過・程度は異なります。

Q. 耳介軟骨と肋軟骨はどちらが良いですか?

どちらが優れているというものではなく、お一人お一人の目指す鼻の形によって、必要な支持力や変化量、修正手術の有無などを総合的に判断して選択します。

Q. 鼻中隔延長をすれば理想の鼻になりますか?

鼻中隔延長は鼻先の位置や向きを調整する有効な手術ですが、それだけで理想の鼻になるとは限りません。鼻尖形成術や隆鼻術、鼻翼縮小術などとの組み合わせ(併用)で、理想とする形態へ近づけることが可能となります。また、皮膚の伸び・厚さ・骨格、軟部組織の状態には個人差があり、実現できる変化には限界もあります。当院では、お顔全体が洗練される鼻の形と同時に、長期的な安定性まで重視して、無理のない適切なデザインをご提案しています。


※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。 経過には個人差があります。

福岡で鼻整形・鼻修正を検討している方へ

パールスキンクリニック天神は、国内外の鼻の他院修正を高いレベルで専門的に行っている数少ないクリニックの一つです。また、学術的な論文発表も行なっており、世界最高峰の美容外科医学誌から認められ掲載されています。

当院では福岡・九州近県のみならず、大阪・東京・沖縄など遠方からもご相談をいただいております。オンラインカウンセリングも可能ですので、カウンセリングをご希望の方は、LINE、WEB、お電話でご相談ください。

国内外の他院での鼻整形後の修正相談にも、積極的に対応しています。
鼻でお悩みの方はお気軽にご相談ください。


鼻整形における3Dシミュレーションと患者満足度の英語論文:2025年 世界最高峰の美容外科医学誌ASJ Open Forum(オックスフォード大学が発刊)に掲載されました。

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斜鼻矯正術とは? ― 美容鼻形成の中でも「できる医師が限られる」専門領域

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

鼻を整える手術というと、「鼻先を高くする」「鼻筋を通す」といった一般的な美容鼻形成をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、斜鼻(鼻が左右どちらかに曲がっている状態)の矯正は、その中でもひときわ専門性の高い分野です。

なぜなら、斜鼻矯正は単に「鼻を高くする」手術ではなく、骨・軟骨・鼻中隔という鼻の構造そのものを立体的に適切な形態へ組み替える手術だからです。美容外科クリニックの中には、ヒアルロン酸注入や鼻尖形成までは扱っていても、骨切りを伴う斜鼻の複合手術には対応できないところも少なくありません。

Plastic surgery can make patients smile and feel happy after surgery. Rhinoplasty is a surgical procedure that involves altering the shape of the nose. Before rhinoplasty, the doctor examines the patient’s nose.

斜鼻はなぜ「曲がって」しまうのか

斜鼻には、大きく分けて次のようなタイプがあります。

  • 骨性斜鼻:鼻骨そのものが左右非対称に成長・変形している
  • 軟骨性斜鼻:鼻中隔軟骨や上外側鼻軟骨の後天性弯曲によるもの
  • 外傷性斜鼻:過去の鼻骨骨折の治癒過程で生じたもの
  • 複合型:骨と軟骨の両方に変形がまたがるC字型・S字型の斜鼻

特に複合型は、骨と軟骨それぞれに対して異なるアプローチが必要になるため、術前診断、評価の精度と、複数の術式を組み合わせて再構築するための専門技術の両方が求められます。

斜鼻矯正に用いられる主な術式

斜鼻を根本から矯正するためには、以下のような技術を、症例に応じて組み合わせて用います。

鼻骨骨切り

左右に偏位した鼻骨を、内側・外側からの骨切りによって正中に戻す基本術式です。骨切りのパターンも複数あり、症例によって骨切りデザインを使い分ける必要があります。骨切りによって、鼻骨の可動性を作り出したうえで、正確な位置に固定する必要があります。

鼻中隔矯正術

斜鼻の多くは、実は鼻の内部にある鼻中隔(軟骨・骨の板)の弯曲が原因になっています。弯曲した部分を切除・修正し、鼻の「土台」を正中に整える、機能面(鼻づまり改善)にも直結する術式です。

SMR(粘膜下鼻中隔切除術)

鼻中隔弯曲が強い場合に、粘膜を温存しながら弯曲した軟骨・骨部分を切除する術式です。呼吸機能の改善と、後述するグラフト材料の採取を兼ねることもあります。

スプレッダーグラフト

鼻中隔と上外側鼻軟骨の間に自分の軟骨を移植し、鼻背のラインを整えつつ、鼻腔の内腔(鼻弁)を広げて機能面も補強する術式です。斜鼻矯正後の鼻背の直線性を保つうえで重要な役割を果たします。

鼻尖形成術

鼻中隔や骨格の矯正に伴って歪みが生じやすい鼻尖部を、軟骨の形成・縫合によって左右対称に整えます。

肋軟骨移植

鼻中隔軟骨だけでは矯正に必要な支持力や量が不足する場合、自家組織である肋軟骨を採取し、鼻の支柱(L-strut)や移植材料として用います。特に重度の斜鼻や修正手術で検討する選択肢となります。

なぜ「複合手術」としての技術力が問われるのか

これらの術式は、単独で行っても斜鼻は治りません。骨切りだけ行えば軟骨の弯曲が残り、軟骨だけ矯正しても骨格のズレが残ります。つまり斜鼻矯正とは、骨・鼻中隔・軟骨移植を一つの手術デザインとして統合し、機能(呼吸)と整容(見た目の直線性)を同時に成立させる再構築手術です。

これは、美容鼻形成の技術だけでなく、形成外科領域における鼻形成で培われる構造的な診断・再建の視点があってはじめて成立します。

斜鼻矯正術の主なリスク

斜鼻矯正術は、構造的な鼻の曲がりを土台から修正し、外鼻形態も美的に整える手術ですが、骨の変形には後戻りというリスクが一定の確率で種々の程度でみられます。後戻りはまったくないこともありますが、若干の曲がりの後戻りの可能性があることをご理解・ご認識いただく必要があります。
その後戻りリスクを最低限に留めるために、スプレッダーグラフトや鼻尖形成術をあわせて行い、曲がりの再発を抑えます。
当院では、斜鼻矯正、鼻骨骨切り術のエキスパートである院長が、少なめのダウンタイムで、後戻りを最低限に抑え、美的な仕上がりにこだわった斜鼻矯正複合手術を行っております。

形成外科と美容外科、両方の専門性が求められる理由

パールスキンクリニック天神 院長・山道光作は、日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医と、日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医の両方を取得しています。

斜鼻矯正のように、骨切り・鼻中隔操作・軟骨移植という再建外科的な技術と、仕上がりの繊細な美的判断の両方が問われる手術では、この二つの専門性を併せ持つことが、手術デザインの精度に直結します。米国形成外科学会(ASPS)国際会員でもあり、鼻整形に関する研究論文を国際誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum(Oxford University Press)に発表するなど、学術面での裏付けも継続的に積み重ねています。

症例紹介:斜鼻の複合手術

今回ご紹介する症例は、鼻骨・鼻中隔の複合的な弯曲による斜鼻に対し、骨切り・鼻中隔矯正・グラフトを組み合わせた複合手術を行ったケースです。術後、鼻筋のラインが正中に整い、左右対称性が大きく改善しています。術後は鼻閉感もすっかり改善し、経過にご満足いただけました。

【施術内容】斜鼻矯正複合手術
【料金の目安】150万円〜250万円(税込)
【主なリスク・副作用】痛み・赤み・腫れ・内出血・鼻血・創離開・感染・後戻り・鼻閉・傷跡・一時的な感覚鈍麻など
※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。効果の感じ方・経過には個人差があります。Before/After写真は、同意の元、個人が特定されないよう配慮のうえ掲載しています。

斜鼻矯正術のダウンタイム目安

骨切り・鼻中隔矯正・軟骨移植を組み合わせる複合手術のため、鼻尖形成のみの手術と比べるとダウンタイムはやや長めです。あくまで目安であり、術式の組み合わせや個人差によって前後します。

時期状態の目安
手術当日〜3日目鼻内にパッキング・シーネ(外固定)を装着。鼻づまり・圧迫感あり。クーリング継続し、頭部の安静が必要。
4日目〜1週間腫れ・内出血が目立ちやすく、患部の安静が必要。眼鏡がかけられません。
1〜2週間1週間後ごろ、外固定(ギプス)を除去。内出血は徐々に軽快。マスクでの外出は可能なレベルまで改善。患部の安静が必要。
2〜3週間強い腫れは落ち着き、日常生活・お仕事への支障は少なくなります。夜間のみギプス固定。
1〜3ヶ月浮腫み・腫れ・違和感などが残ることがあります。うつ伏せ、鼻かみ、鼻への刺激があるようなスポーツ(ボクシング・空手・レスリング)などは3ヶ月禁止。エクササイズ、ジョギングなどはOK。
3ヶ月〜1年骨・軟骨が安定し、最終的な仕上がりに近づきます。
  • 洗髪・シャワー:翌日以降、患部に水がかからなければ可能
  • 激しい運動・サウナ・飲酒:腫れ・内出血の悪化を避けるため1ヶ月程度は控えていただきます
  • 抜糸:1週間後頃、抜糸を行います。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 斜鼻矯正術は保険適用になりますか? 鼻中隔の弯曲によって鼻づまりなど機能的な問題(睡眠時無呼吸、慢性的な鼻閉など)が診断された場合、鼻中隔矯正術(弯曲矯正)自体は保険診療の対象となることがあります。ただし、美容目的の外鼻形成術を併用する場合は自由診療となるのが一般的です。当院では、美容的な仕上がりを重視した美容鼻形成を基準としており、自由診療で行っています。

Q2. 手術時間は、どれくらいかかりますか? 弯曲の程度や組み合わせる術式(骨切り・スプレッダーグラフト・肋軟骨移植の有無など)によって異なりますが、複合手術の場合は2〜4時間程度を要することが多いです。

Q3. 術後の痛みはどの程度ですか? 鼻の内部の圧迫感・鼻づまり感が中心で、強い痛みを訴える方は比較的少ない傾向にあります。鎮痛剤で対応可能な範囲であることがほとんどです。

Q4. 完全に左右対称にはなりますか? 斜鼻矯正術によって多くの方が大きな改善を実感されますが、人の顔は元々、生理的な非対称もあるため、100%の左右対称を保証するものではありません。また、骨・軟骨の治癒過程では若干の後戻りもあります。当院では、最終的な結果が極力(ほぼ)まっすぐになるよう、またダウンタイムを最小限にできるようにエキスパート鼻外科医が工夫を加えて手術を担当しております。骨格・軟骨の状態を踏まえた「美的バランスの取れた直線性」を目標に手術デザインを行っています。

Q5. 肋軟骨移植は必ず必要ですか? 必須ではありません。鼻中隔軟骨で十分な支持力が確保できる場合は、鼻中隔軟骨や耳介軟骨を利用します。弯曲が強い症例や修正手術など、軟骨の量・強度が不足するケースで肋軟骨移植を検討します。

Q6. 呼吸のしやすさも改善しますか? 斜鼻の原因が鼻中隔弯曲にある場合、SMRや鼻中隔矯正術によって鼻腔の通気性が改善し、鼻づまりの軽減が期待できます。見た目の直線性と機能の両方を同時に検討できる点が、この手術の特徴です。

Q7. 他院で受けた鼻整形の修正も可能ですか? 可能です。むしろ修正手術こそ、骨・軟骨・鼻中隔を含めた立体的な再構築の知識が必要となるため、複合手術の経験が生きる領域です。過去の手術内容によって難易度は異なるため、まずはご相談ください。

まとめ

斜鼻矯正術は、美容鼻形成の中でも「対応できる医師が限られる」専門領域です。鼻骨骨切り・鼻中隔矯正術・SMR・スプレッダーグラフト・鼻尖形成術・肋軟骨移植といった複数の技術を、患者様一人ひとりの骨格・軟骨の状態に合わせて組み合わせる設計力が求められます。

鼻の曲がりでお悩みの方は、機能面(呼吸のしやすさ)と整容面(見た目の直線性)の両方を診断できる、形成外科・美容外科双方の専門性を持つ医師への相談をおすすめします。


【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


公式サイト:https://www.pearl-skin.jp


Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

#鼻整形 #美容整形 #美容クリニック #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

福岡の鼻整形で名医を選ぶ基準とは?

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

鼻整形を検討する際、多くの方がクリニックのウェブサイトやSNSで「症例数◯千件」「県内No.1」といった訴求を目にすると思います。しかし実際にカウンセリングを重ねた末に「思っていた仕上がりと違った」「他院で手術を受けたが左右差が気になる」というご相談で来院される方は少なくありません。

鼻は顔の中心にあり、わずか1mm単位のバランスの崩れが印象を大きく左右する部位です。だからこそ、クリニック選びで失敗すると修正が難しく、時間的にも心理的にも大きな負担になります。この記事では、実際に鼻整形を専門とする形成外科専門医の立場から、症例数やランキングだけに頼らないクリニック選びの基準を解説します。

1. 「美容外科専門医」の土台に形成外科があるか

美容外科は独立した診療科ではなく、本来は形成外科で培われる皮膚・軟骨・血流に関する解剖学的知識と手術手技の応用として成り立っています。日本には美容外科医としての資格要件が明確に整備されていない時期に開業した医師も多く存在する一方、形成外科の専門医資格(形成外科専門医)を取得したうえで美容外科専門医(JSAPS認定)を取得する医師もいます。

この違いは、通常の手術では表面化しにくいものの、軟骨移植を伴う隆鼻術や、皮膚・軟部組織のダメージが大きい修正手術が必要になった際の対応力に明確な差として現れます。カウンセリングの際は、「どの学会のどの専門医資格を、どういう順序で取得したか」を確認することをおすすめします。

2. 症例を科学的に「検証」しているか?

症例数の多さは経験の目安にはなりますが、それだけでは「本当に良い結果を安定して再現できているか」は分かりません。学会発表や論文投稿は、自身の術式や術後経過を第三者の査読・質疑にさらす行為であり、技術を客観的に検証し続けているかどうかの指標になります。

当院では眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究で医学博士号を取得し、鼻整形領域でも研究活動を継続しています。学会発表歴や論文の有無は、クリニックのウェブサイトやドクター紹介ページで確認できることが多いので、参考にしてみてください。

3. 技術と国際的な評価

近年は3Dシミュレーションなど、術前に仕上がりイメージを共有できる技術が広がっています。当院が発表した鼻整形における3Dシミュレーション技術に関する研究は、Oxford University Pressが発刊する国際美容外科誌Aesthetic Surgery Journal Open Forumに掲載され、開発元であるスイスCrisalix社の公式Publicationsページにも収載されました。

こうした査読のある国際的な一流学術誌への掲載実績をもつ美容外科クリニックは、実は、日本国内にはほとんどないのが現状です。これは、手術経験を科学的に検証し、世界レベルの鼻形成外科医、研究者によって厳正かつ公正な評価を受けて掲載されるため、技術に対する裏付けを確認できる材料になります。

4. 執刀医が自らメスを握っているか

クリニックによっては、カウンセリングを担当する医師と実際に執刀する医師が異なる場合があります。鼻整形はカウンセリング時の評価がそのまま手術デザインに直結するため、診断から執刀まで一貫して同じ医師が担当することが望ましいのは当然です。カウンセリング時に「実際に手術するのはどなたですか」と確認することは、決して失礼な質問ではありません。

5. 修正(リビジョン)症例に対応できるか

他院での手術後に形が崩れた、左右差が出た、といった修正相談に対応できるかどうかも、技術力を判断する材料になります。修正手術は初回手術よりも組織の状態把握が難しく、特化した経験・技術が必要となります。瘢痕化した組織や変形した軟骨を正確に見極め処理する力が求められるため、対応実績の有無はクリニックの技術力を測る一つの目安になります。

よくあるご質問

Q. カウンセリングだけ受けて、他院で手術を受けても大丈夫ですか?
A. もちろん問題ありません。複数のクリニックでカウンセリングを受け、説明の分かりやすさや医師の資格・実績を比較検討することをおすすめします。

Q. 修正手術はどのクリニックでも対応してもらえますか?
A. 修正手術は初回手術よりも難易度が高く、対応できないクリニックもあります。事前に修正症例の実績があるかを確認すると安心です。

ご予約はプロフィールのリンクから☪️

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👨‍⚕️ パールスキンクリニック天神について

当院では、日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医が、カウンセリングから施術まで一貫して担当いたします。解剖学的知見に基づき、個々の鼻の構造に応じた対応方針を医師がご説明します。

3Dシミュレーションを活用し、術前に仕上がりのイメージを共有したうえで、患者様ご自身が納得して治療方針をお選びいただける環境を整えています。他院・海外での施術後のご相談も承っております。まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 本研究はスイスCrisalix社公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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エラ・顎の輪郭整形|自分に合うのは骨切り?脂肪吸引?専門医が解説

この記事の監修・解説

山道 光作(やまみち こうさく)
パールスキンクリニック天神 院長
日本形成外科学会認定形成外科専門医・形成外科指導医
日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医
医学博士(MD, PhD)
ASPS(米国形成外科学会)国際会員

骨切りを含む輪郭形成手術を自ら数多く執刀。眼瞼下垂症の研究で博士号を取得し、学会発表・論文執筆を通じて臨床知見を発信し続けている。


「エラが張って見える」「顎がもたついている」というお悩みは、実は原因が一つではありません。骨格そのものが大きい場合、咬筋(噛む筋肉)が発達している場合、脂肪やたるみが原因の場合では、適した治療がまったく異なります。原因を誤って判断すると、効果が出なかったり、必要のない外科手術を受けてしまうことにもなりかねません。

この記事では、形成外科専門医の視点から、エラ・顎の輪郭整形における代表的な3つのアプローチ——骨切り(下顎角形成術)、咬筋へのボツリヌストキシン注射、脂肪吸引——の違いと、どう見極めるべきかを解説します。

まず確認すべきこと:原因は骨・筋肉・脂肪のどれか

カウンセリングで最初に行うべきは、視診・触診による原因の切り分けです。

  • 骨格性:顎を強く噛みしめても輪郭の張りが変わらない場合、下顎角(エラの骨)そのものが大きい、あるいは外側に張り出している可能性があります。CT撮影で骨の形状・厚みを確認します。
  • 筋肉性(咬筋肥大):噛みしめたときに明らかに張りが増す、食いしばりや歯ぎしりの自覚がある場合は、咬筋の発達が主な原因であることが多いです。
  • 脂肪・皮膚のたるみ:骨格にも筋肉にも大きな問題がなく、フェイスラインにもたつきが見られる場合は、皮下脂肪の蓄積や皮膚のたるみが影響していることがあります。

これらは併存していることも多く、診察とCTによる画像診断が欠かせません。

ここで重要なのは、輪郭全体をトータルで診察することです。エラだけ、顎だけと部分的に診るのではなく、顔全体を俯瞰して手がけてきた医師だからこそ、「この骨をこのラインで削ったら、顔全体のバランスはどう変わるか」という完成形まで予測した上で治療方針を組み立てることができます。骨は一度削ると元に戻せないため、削る前にどんな輪郭に仕上がるかを見通せるかどうかが、満足度を大きく左右します。

骨切り(下顎角形成術)が適しているケース

骨格そのものにエラの張りの原因がある場合、根本的に輪郭を変えられるのは骨切りだけです。下顎角形成術は、エラの骨(下顎角部)を切除・削合して輪郭を内側に整える外科手術ですが、一口に「骨切り」といっても術式にはいくつかの選択肢があります。

代表的なのが、骨の外側だけを薄く削る外板削りと、エラの角そのものを切除する下顎角形成術です。前者は下顎角部の厚みが原因のケース、後者は下顎骨(エラ)の張り出し自体が大きいケースに適応し、両方を行うケースもあります。CT画像で骨の厚みと張り出しを立体的に確認しなければ判断できません。

術前には、CTデータをもとに下歯槽神経の走行位置を把握し、削合・切除のラインを事前に計画します。

この術式選択とフェイスラインのデザインの精度は、知識として術式を知っているだけでは身につきません。実際に下顎角形成術を数多く執刀し、骨の厚みや神経の走行を熟知しているからこそ、CT画像だけでは見えてこない「この骨ならどこまで削って安全か」を判断できます。

咬筋ボツリヌストキシン注射

噛みしめで張りが増す筋肉性のケースには、咬筋にボツリヌストキシンを注射し、筋肉の使用を抑えて自然な萎縮を促す方法があります。手術を伴わずダウンタイムも少なめですが、効果は一時的(数ヶ月程度)で、持続には定期的な注射が必要です。骨格そのものには作用しないため、骨格性の張りには向きません。

一見シンプルな施術に見えますが、「この張りは本当に筋肉なのか」「ボトックスで筋肉を萎縮させた場合、骨格とのバランスはどう見えるか」まで見立てられるかどうかで、提案の質は変わります。輪郭全体をトータルで診ているからこそ、ボトックスのような低侵襲の治療でも、その先にある顔全体の仕上がりまで踏まえた注射(施術)ができます。

脂肪吸引

フェイスラインのもたつきが脂肪やたるみによる場合は、フェイスライン脂肪吸引やバッカルファット除去などが選択肢になります。骨や筋肉には作用しないため骨格性・筋肉性の張りの改善にはなりませんが、骨切りに比べるとダウンタイムが短い施術となります。ただし皮膚の弾力が不足していると、脂肪除去後にかえってたるみが目立つことがあるため、皮膚の状態を含めた評価も必要です。

輪郭形成を執刀する専門医だからこそできる見極め

エラ・顎の輪郭の悩みは、骨・筋肉・脂肪のいずれが主因か、あるいは複合的に関わっているかによって、最適な治療がまったく異なります。この切り分けは、教科書的な知識だけでは難しく、輪郭形成を実際に執刀しているからこそ、ボトックスや脂肪吸引でどの程度改善を期待できるのか、さらに輪郭形成を行うとどのようなフェイスラインを目指すことができるのかを、見立てた上で判断できます。

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医であり、自ら輪郭形成手術を執刀する院長が、本当に必要な治療は何かを見極めた上でご提案しています。

外科手術だけでなく、複数の選択肢を比較した上でご自身に合った治療を選んでいただくことが、満足のいく結果への一番の近道です。


※ 本記事で紹介した治療はいずれも自由診療であり、公的医療保険は適用されません。効果には個人差があります。また、いずれの施術にも出血・感染・神経損傷・左右差・腫れなどのリスク・副作用が伴う可能性があります。治療をご検討の際は、必ず医師による診察・カウンセリングを受けた上でご判断ください。

山道光作院長について

  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医・形成外科領域指導医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
  • 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
  • 医学博士(眼瞼下垂の研究で学位取得)
  • 元福岡山王病院 形成外科医長/元福岡大学医学部 臨床准教授

形成外科と美容外科、2つの専門医資格を併せ持ち、国際英文医学誌への論文掲載実績がある、日本でも数少ない美容外科医の一人です。


カウンセリングでCrisalix 3Dシミュレーションを体験

鼻整形をはじめ、当院では数多くの施術でCrisalixの3Dシミュレーションをご利用いただけます。

「鼻先をもう少し整えたい」「鼻筋のバランスを見てみたい」——そんなご相談も、3Dの実物大シミュレーションを見ながら、専門医と一緒にイメージをすり合わせていくことができます。

科学的な裏付けのある技術と、形成外科専門医としての確かな技術。その両方を兼ね備えたカウンセリングを、ぜひ一度体験してください。


福岡・天神からアクセス良好

〒810-0001 福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F 地下鉄空港線「天神駅」徒歩約5分 TEL:092-401-0082 診療時間:10:00〜19:00(水・日・祝 休診)/完全予約制


まずは無料カウンセリングへ

「自分の鼻にはどんな仕上がりが合うのか、3Dで見てみたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

埋没法は何回までできる?繰り返す前に知っておきたい注意点を形成外科専門医が解説

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

「埋没法は何回までできますか?」

カウンセリングでよくいただく質問の一つです。

結論から申し上げると、

「何回まで」と一律に決められるものではありません。

まぶたの状態やこれまでの手術歴によって異なりますが、私は埋没法を何度も繰り返すことは積極的にはおすすめしていません。

その理由を解説します。


埋没法は何度でもできるわけではありません

埋没法は皮膚を切らずに二重を作る方法ですが、糸を留める際には、

  • 瞼板
  • 挙筋腱膜
  • 瞼板前組織

などを通過させます。

そのため、埋没法を繰り返すことで、これらの組織に徐々に負担が蓄積する可能性があります。

もちろん、1回の埋没法で大きな問題が生じることは多くありません。

しかし、何度も同じ部位に糸をかけ直すことで、組織の癒着や瘢痕形成が起こり、将来の修正手術や切開法が難しくなることがあります[1]。

参考文献
1. Wang Y, et al. Cause and Management of Suture-related Ocular Complications After Buried-suture Double-eyelid Blepharoplasty. Aesthetic Plastic Surgery. 2021.

そのため、私は「取れたら何度でも埋没法を繰り返す」という考え方には慎重であるべきだと考えています。


埋没法が取れる原因はさまざまです

埋没法が緩む原因には、

  • まぶたの皮膚が厚い
  • 眼窩脂肪が多く腫れぼったい瞼
  • 希望する二重幅が広すぎる
  • 皮膚のたるみがある
  • 強く目をこする習慣がある
  • 加齢性変化

などが考えられます。

「糸が弱かったから、糸の締め方が不十分だったから」という単純な手術手技上の問題ではなく、「まぶたの構造に関係する適応上の問題がなかったか」が重要です。

症例紹介

こちらの患者様は、他院で3回にわたって埋没法を受けられましたが。二重ラインが安定せずに当院を受診されました。診察時、明らかな眼瞼下垂を併発しており、患者様の主訴は「瞼が重く開けにくい」「三重瞼になって見た目が変」で、「安定した二重になりたい」と希望されました。そのため、二重切開法と同時に眼瞼下垂手術を施行しました。結果的に安定した二重瞼が作成でき、ご満足いただくことができました。

施術内容:二重切開、眼瞼下垂手術(挙筋前転)、埋没法の糸除去
料金の目安:40万円〜80万円
主なリスク・起こり得る合併症:痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、予定外重瞼線、左右差、浮腫みの遷延、ドライアイ症状、将来的な加齢性変化など

※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります

埋没法を繰り返すより、眼瞼下垂が隠れていないか確認することも大切です

埋没法が何度も取れる方の中には、

眼瞼下垂を合併しているケースがあります。

眼瞼下垂では、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋腱膜)の機能が低下しているため、糸だけで二重ラインを維持しようとしても安定しないことがあります。

このような場合、再び埋没法を行っても十分な改善が得られない可能性があります。

私は、眼瞼下垂が原因と判断した場合には、埋没法ではなく、切開法による眼瞼下垂手術(挙筋腱膜修復)を行うことが根本的な治療につながると考えています。

まぶたの開きを改善しながら二重ラインを形成することで、より安定した結果が期待できます。


将来のことまで考えるなら、切開法が適している場合があります

患者様の中には、

「何度でも埋没法で対応したい」

と希望される方もいらっしゃいます。

一方で、ダウンタイムをある程度確保できるのであれば、私は将来的な変化まで見据えた治療をご提案することがあります。

年齢とともに、

  • 皮膚のたるみ
  • 皮膚の弛緩
  • 二重ラインの変化

は誰にでも起こります。

そのような変化を考慮すると、適応のある方では切開法によって皮膚や眼窩脂肪などを適切に処理でき、比較的長期的に安定する二重切開法を選択することが、長期的にはメリットが大きい場合があります。

もちろん、すべての方に切開法を勧めるわけではありません。

大切なのは、現在のまぶたの状態だけでなく、数年後、10年後の見た目と眼瞼機能まで見据えて、方法(術式)を選択することです。

切開法ができない非専門医が埋没法だけを量産しているクリニックにはご注意を

実は、埋没法の適応ではない患者様に、切開法ができない未習熟な非専門医が、全ての患者に二重埋没法を適応し、外れてもまた埋没法を適応しているクリニックが存在します。しかも、美容クリニックに入職したての医師が担当し、高額で行われているケースがあるようです。当院の切開法以上に高額の金額で埋没法を提供していたりします。そのようなクリニックには皆様、お気をつけください。一応患者様の方でも、埋没法の平均的な相場感(10万円〜30万円前後)を把握していただき、美容医療サービスを選択する側の知識を養っていただくほうが、ご自身を守るために必要と思われます。換えのきかない、大切な瞼ですから、お気をつけください。


パールスキンクリニック天神の考え方

当院では、

  • 埋没法を何回受けているか
  • 現在の二重ライン
  • まぶたの厚み
  • 皮膚のたるみ
  • 眼瞼下垂の有無
  • 将来的な加齢変化

まで総合的に評価したうえで術式をご提案しています。

「埋没法をもう一度受けるべきか、それとも切開法へ移行すべきか」

その判断は、単純に回数だけで決まるものではありません。

患者様一人ひとりのまぶたの状態を診察し、長期的な視点から適切な治療をご提案しています。


よくあるご質問

Q. 埋没法は3回、4回と繰り返しても大丈夫ですか?

回数だけで判断することはできません。しかし、複数回の埋没法は組織への負担が蓄積する可能性があるため、慎重に適応を判断する必要があります。

Q. 埋没法が何度も取れる場合はどうすればよいですか?

まぶたの構造や眼瞼下垂の有無を評価することが重要です。原因によっては、切開法や眼瞼下垂手術が適している場合があります。

Q. 切開法の方が長持ちしますか?

一般的に、切開法が最も二重ラインが安定しやすい術式です。ただし、術式の選択はまぶたの状態やご希望、ライフスタイルなど総合的に勘案して適応判断する必要があります。ご希望に応じてご提案できますので、カウンセリングでお気軽にご相談ください。


まとめ

「埋没法は何回までできるか」という問いに、画一的な回数の答えはありません。

しかし、埋没法を何度も繰り返すことには、組織への負担や将来の老化や修正手術への影響を考慮する必要があります。

また、埋没法が繰り返し取れる背景には眼瞼下垂が隠れていることもあり、その場合は切開法による眼瞼下垂手術が根本的な解決につながることがあります。

パールスキンクリニック天神では、お一人おひとりの瞼の状態を診察し、開瞼度などの機能や将来的な加齢性変化まで見据えながら、患者様それぞれに適した術式をご提案しています。

眼瞼下垂手術の専門性について

当院院長・山道光作は、眼瞼下垂に関する研究により医学博士号を取得しており、形成外科・美容外科・眼科領域にまたがる眼瞼手術を専門としてきました。
また、眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆しています。解剖学的知見に基づき、視機能の改善と審美的バランスの双方を考慮した眼瞼下垂手術を行っています。

<二重整形のリスク・注意点>

二重整形は医療行為であり、以下のようなリスクや注意点があります。
・腫れ・内出血が一定期間生じることがあります
・出血・血腫を生じるリスクがあります
・左右差や二重ラインの変化が生じる可能性があります
・埋没法では糸が緩んだり、二重が取れることがあります
・感染や糸のアレルギーが生じる可能性があります
・予想した結果と若干異なる可能性があります
これらのリスクについては、診察時にまぶたの状態を十分に確認したうえで、術式ごとの特徴や回復経過を含め、丁寧にご説明しています。ご不明な点がございましたら、カウンセリング時に遠慮なくご質問ください。

執刀医
🏥 パールスキンクリニック天神 
院長 山道光作(KOSAKU YAMAMICHI) MD, PhD

【資格・専門性】
・日本形成外科学会認定 形成外科専門医
・日本形成外科学会認定 形成外科領域指導医
・日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
・皮膚腫瘍外科指導専門医
・日本創傷外科学会認定専門医
・厚生労働省臨床研修指導医
・医学博士


形成外科専門医とJSAPS美容外科専門医の双方を取得しています。
形成外科の解剖学的知識と再建技術を基盤としながら、美容外科専門のトレーニングを
受けた資格構成は、高難度症例や他院修正症例において大きな強みとなっています。


所属している学術・専門団体

・米国形成外科学会(ASPS)国際会員
・日本頭蓋顎顔面外科学会会員
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会会員
・日本抗加齢医学会会員

山道院長の経歴

・ラ・サール高等学校卒業
・福岡大学医学部卒業
・福岡大学病院形成外科 入局
・麻酔科・救急救命センター・外科・整形外科・皮膚科で研修
・横浜・銀座の美容外科クリニックおよび関連病院形成外科に勤務
・2014〜2020年 福岡山王病院形成外科 医長
・2017〜2020年 福岡大学医学部 臨床准教授
・2020年4月 パールスキンクリニック天神 開院

当院の二重整形が選ばれる理由

パールスキンクリニック天神(福岡)の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定 形成外科専門医および 日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAPS) のダブルライセンスを有しています。
また、院長は顔貌評価や術後結果に関する研究を、国際的英文医学誌 Aesthetic Surgery Journal(Oxford University Press)に発表しており、美容医療を「感覚」ではなく「学術的に検証すべき美容医療」と捉えています。
その考え方を二重整形にも応用し、解剖学的評価・長期安定性・将来の修正リスクまで見据えた手術プラン・デザインを行っています。

よくある質問

Q : どの術式を選べばいいかわかりません

A : 診察で適応を評価し、形成外科的見地から最適な施術をご提案します。

Q : 埋没と切開で迷っています

A : 瞼の形態、ご希望の二重の形などを丁寧に診察し、最適な施術をご提案します。

Q : 眼瞼下垂があっても埋没法はできますか?

A : 眼瞼下垂またはその傾向がある患者様には二重埋没法はおすすめしておりません。埋没法で眼瞼下垂が悪化する可能性があるからです。眼瞼下垂の予備軍の患者様についても、埋没法の適応は慎重に判断する必要があります。

Q : 他院修正でも相談できますか?

A : 当院では数多くの他院修正を担当し、実績も豊富です。複数回の修正では、修正手術の難易度が高くなるため、一度、カウンセリングにご来院ください。

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※料金は全て税込です。

【海外での鼻整形後のトラブル|その実態と修正対応について】

近年、費用の安さや独自のデザインを求めて、海外で鼻整形を受ける方が増えています。一方で、帰国後に「仕上がりが想定と異なる」「痛みや腫れが長く続く」「感染症が起きた」といったトラブルを抱えて来院される方も、当院では少なくありません。

本記事では、海外での鼻整形に多いトラブルの種類と、修正が必要になった際に何を確認すべきかについて、形成外科専門医の立場からご説明します。

この記事でわかること

  • 海外の鼻整形でよく起こるトラブルの種類
  • 帰国後に症状が出やすいタイミングと理由
  • 日本で修正手術を受ける際の注意点
  • 当院(パールスキンクリニック天神)での対応内容

海外での鼻整形でよく見られるトラブル

帰国後に修正を希望される方の症例を通じて見えてくる、代表的なトラブルをご紹介します。

① 寄贈肋軟骨の吸収・感染

寄贈軟骨の感染、生着不良による吸収で鼻の形が期待通りにならないケースがあります。

② プロテーゼのずれ

鼻筋を高くする手術では、シリコンプロテーゼを鼻骨上に挿入します。海外で行われた手術の場合、術後の安静が十分にできず(術後に移動などがあるため)、プロテーゼがわずかにずれたり、皮膚の薄い部分から透けて見えたりするケースがあります。

特に鼻先にプロテーゼを入れるL型プロテーゼは、長期的に鼻先の皮膚を圧迫し続けるリスクがあり、日本の形成外科学会では使用を推奨しない傾向があります。

③ 感染・炎症の遷延

手術後の感染は、どの国でも起こりうる合併症ですが、術後管理(アフターケア)が不十分な場合や、処方された抗生剤を正しく使用できなかった場合にリスクが高まります。海外での手術後は帰国のスケジュールが影響し、術後の通院が難しいケースもあります。

感染が慢性化すると、プロテーゼの抜去が必要になることがあります。抜去後の鼻は、一時的に形態が変化しますが、状態が安定してから再建を検討することが可能です。

④ 傷跡・瘢痕の問題

鼻の手術では、鼻柱(左右の鼻の穴の間)や鼻の内側に切開を入れることがあります。縫合の方法や術後のケアによっては、傷跡が目立ったり、瘢痕拘縮(きずが引きつる状態)が生じることがあります。

⑤脂肪吸引後の皮膚壊死

脂肪吸引やペリカン手術後に感染や皮膚壊死となったケース

⑥ヒアルロン過剰注入

額に過剰なヒアルロン酸注入を受け、不自然なおでこになり、溶解を行ったケース

⑦ヒアルロン酸注入後の塞栓による皮膚障害

ヒアルロン注入後に動脈系の塞栓が起こり、複視となった症例

トラブルが「帰国後」に顕在化しやすい理由

海外で手術を受けた直後は大きな問題がなくても、帰国後しばらくしてから不具合に気づくケースがあります。その理由としては以下が挙げられます。

  • 腫れが引いた後に左右差や形の問題が明確になる
  • 術後の経過観察や処置ができないまま長期経過する
  • 言語の壁により、手術の内容や使用素材の詳細が不明のまま
  • 術後に異常があっても現地医師への連絡が難しい

帰国後に何らかの症状や違和感を感じた場合は、自己判断せず、形成外科または美容外科専門医への受診を早めにご検討ください。

修正手術を受ける際に知っておくべきこと

まず「状態の正確な把握」が最優先

修正手術は、初回手術よりも技術的難易度が高くなります。癒着・瘢痕・残存している素材の状態によって対応が大きく異なるため、まず術前の診察・画像診断(CTなど)による現状把握が必要になります。

「すぐに修正できますか?」というご相談をいただくことがありますが、炎症や感染が残っている状態での手術は再トラブルのリスクが高く、感染管理・炎症鎮静を先に行う場合があります。

使用された素材の情報をできる限り準備する

修正手術を安全に行うためには、前回の手術で何が行われたかを把握することが重要です。手術記録・使用素材のメモ・術前術後の写真などがあれば、持参するようにしてください。海外の医療機関の資料であっても、紹介状をご持参いただけると、診察の精度が上がります。

「安さ」を優先した再修正は慎重に

修正手術をさらに安価な施設で再度受けるという選択肢もありますが、修正を重ねるほど組織の状態は複雑になり、最終的な仕上がりと安全性の確保が難しくなります。修正手術については、形成外科的な知識・技術のバックグラウンドを持つ医師による対応が、より重要になります。

当院(パールスキンクリニック天神)での対応について

パールスキンクリニック天神では、院長・山道光作(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医、日本美容外科学会認定美容外科専門医〔JSAPS〕、医学博士)が、他院および海外での手術後の修正相談に対応しています。

対応例(一部)

  • 海外でのプロテーゼ挿入後のずれ・突出に対する抜去・入れ替え
  • 鼻先への軟骨移植(耳介軟骨・肋軟骨)による形態改善
  • 傷跡修正・瘢痕の治療

初診では、まず現在の状態を詳しく確認したうえで、修正の方針・リスク・回復期間についてご説明します。手術を前提とした診察ではなく、現状の整理と情報提供を目的としたご相談も承っています。

※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。個別の症状・状態については、必ず医師にご相談ください。

海外での手術後にお悩みの方へ

症状が気になる方、修正の可能性について知りたい方は、お気軽に当院へご相談ください。診察のご予約は、公式サイトのお問い合わせフォームまたはお電話にて承っております。

監修:山道 光作(パールスキンクリニック天神 院長)

日本形成外科学会認定専門医・指導医 / 日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)/ 医学博士

眼瞼下垂を中心とした形成外科的基盤のもと、鼻整形・輪郭形成など幅広い美容外科手術に携わる。他院・海外手術後の修正対応も行っている。