なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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パールスキンクリニック天神
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傷跡まで考えたフェイスリフト|術後6か月の経過

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、顔のたるみに対して切開フェイスリフトを行い、術後6か月が経過した症例をご紹介します。

加齢とともに、頬の組織は徐々に下垂し、フェイスラインのもたつきや顎下のたるみが目立つようになります。HIFUや高周波などの美容医療で改善を目指す方法もありますが、たるみが進行している場合には、切開フェイスリフトが選択肢となります。

今回の症例では、術前にみられた頬からフェイスラインにかけての下垂やもたつきに対して切開フェイスリフトを行いました。

術後6か月では、フェイスラインから顎下にかけての輪郭がすっきりし、横顔でも自然な改善が確認できます。

切開フェイスリフトとは?

切開フェイスリフトは、耳の前後などを切開し、加齢によって下垂した顔面組織を外科的に引き上げる手術です。

フェイスリフトでは、単純に余った皮膚を切除して強く引っ張ればよいわけではありません。

顔面には皮膚だけでなく、皮下脂肪やSMAS(表在性筋膜系)など複数の組織層があります。そのため当院では、皮膚の余剰量、皮下組織の下垂、SMASの状態、フェイスラインや顎下の形態などを総合的に評価し、それぞれの患者様に適した手術を計画します。

皮膚だけに過度な緊張をかけるのではなく、深部組織を適切に処理したうえで皮膚を自然に整えることが、フェイスリフトでは重要です。

「引っ張った顔」にしないために

フェイスリフトを検討される患者様から、「不自然に引っ張られた顔にならないでしょうか」とご相談を受けることがあります。

私がフェイスリフトで重視しているのは、単に皮膚を強く引き上げることではなく、加齢によって変化した組織を解剖学的に適切な位置へ整え、顔全体のバランスを改善することです。

目指すのは、「フェイスリフトを受けたことが分かる顔」ではなく、その方自身の顔立ちを保ちながら、自然に若々しい印象へ近づけることです。

今回の術後6か月の横顔でも、フェイスラインは改善していますが、顔貌そのものを大きく変えるような不自然な引き上がりにはなっていません。

フェイスリフトの傷跡について

切開フェイスリフトでは、傷跡への配慮も非常に重要です。

耳の前から耳周囲に切開を行うため、切開線のデザインや縫合が適切でなければ、術後に傷跡が目立つことがあります。

当院では、できるだけ傷跡が自然な皺や耳周囲の境界になじむよう切開線をデザインし、皮膚に過度な緊張が集中しないよう配慮しながら、形成外科的に丁寧な縫合を行います。

傷跡は手術直後に完成するものではありません。術後しばらくは赤みや硬さがみられることがありますが、一般的には時間の経過とともに成熟していきます。

今回の症例も術後6か月であり、フェイスラインだけでなく、こうした術後経過を長期的に確認していくことが大切です。

切開フェイスリフトが適している方

フェイスリフトの適応は、年齢だけで決まるものではありません。

頬の下垂、フェイスラインのもたつき、顎下のたるみ、皮膚の余剰などを診察し、どの組織がどの程度加齢変化を起こしているのかを評価して治療方法を選択します。

軽度のたるみであれば、必ずしも手術が第一選択になるわけではありません。一方、たるみが進行している場合には、非切開治療を繰り返すよりも、切開フェイスリフトの方が治療目的に適していることがあります。

当院では、手術ありきではなく、現在の顔面の状態と患者様が希望される変化を確認したうえで、治療適応を判断しています。

術後6か月という時点

フェイスリフトは、術後すぐの状態だけで評価する手術ではありません。

術後早期には腫れ、内出血、組織の硬さなどがみられます。その後、時間の経過とともに腫れが落ち着き、組織がなじんで、より自然な輪郭へ変化していきます。

そのため当院では、短期的な変化だけではなく、術後6か月以降を含めた長期経過を確認することを大切にしています。

今回の症例では、術後6か月の時点で、フェイスラインから顎下にかけて自然な改善が維持されています。

福岡でフェイスリフトをご検討の方へ

フェイスリフトは、皮膚を切除するだけの手術ではありません。

顔面解剖を理解したうえで、どの層をどの程度剥離し、どの方向へ組織を移動させ、どの程度皮膚を切除するかを症例ごとに判断する必要があります。

また、仕上がりだけでなく、傷跡、ダウンタイム、顔面神経をはじめとする重要な解剖学的構造への配慮も必要です。

パールスキンクリニック天神では、患者様一人ひとりの顔面の加齢性変化を診察し、自然で調和のとれた変化を目指してフェイスリフトの手術計画を立てています。

フェイスラインのたるみや頬の下垂、顎下のもたつきなどが気になり、切開フェイスリフトをご検討されている方は、診察時にご相談ください。

☪️ご予約・ご相談はプロフィールのリンクから📩
公式LINE・WEB・お電話から📱
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【施術内容】
フェイスリフト

【主なリスク・副作用】
腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、傷跡、左右差、知覚異常、顔面神経麻痺、たるみの再発など

【料金】
132万円〜198万円(税込)

※自由診療(保険適用外)。適応は医師の診察により判断します。術後経過には個人差があります。

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【執刀医】
パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

【資格・専門性】
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🏅日本創傷外科学会認定専門医
🏅皮膚腫瘍外科指導専門医
🎖️米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️医学博士

元福岡山王病院 形成外科医長
元福岡大学医学部 臨床准教授

【山道医師の学術業績】
🎓当院院長・山道光作は、眼瞼下垂・眉下切開に関する研研究で医学博士号を取得しています。

📘眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆した実績があります。

🌏 鼻整形に関する研究成果が、オックスフォード大学出版の国際美容外科学誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載されました。

🏆 本研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載され、3Dシミュレーションの技術貢献に対してクリスタルトロフィーが授与されました。
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✨「自然に洗練する」フェイスリフト
✨ 傷跡に配慮したフェイスリフト
✨ 国際的な美容外科医学誌にも掲載された実績
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🏥 パールスキンクリニック天神
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顔の脂肪注入は、加齢によるボリュームロスだけでなく、外傷や手術後に生じた頬の陥没・左右差の修正にも有効な治療法です。

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、頬の陥没変形に対して脂肪注入を行い、術後12か月まで経過を確認した症例をご紹介します。

頬の陥没変形に対する脂肪注入

頬の陥没は、単純に皮下脂肪が少ないだけとは限りません。

外傷や手術後では、骨格の変化に加えて、皮下脂肪や筋肉、瘢痕など複数の組織が関与し、顔の輪郭に左右差が生じることがあります。

このような症例では、陥没している部分を単純に膨らませるのではなく、顔全体の輪郭や反対側とのバランスを見ながら、必要な部位に脂肪を少量ずつ注入することが重要です。

脂肪注入のメリット

脂肪注入では、ご自身の腹部や大腿などから採取した脂肪を使用します。

ヒアルロン酸などの注入治療とは異なり、移植した脂肪の一部が生着すれば、長期的なボリューム改善が期待できます。

一方で、注入した脂肪がすべて生着するわけではありません。術後早期には腫れも加わるため、最終的な輪郭を判断するには一定期間の経過観察が必要です。

そのため当院では、「たくさん入れて膨らませる」のではなく、自然な輪郭を目指して適切な量を適切な層に注入することを重視しています。

術後12か月の経過

今回の症例では、頬の陥没部を中心に脂肪注入を行いました。

術後12か月では、頬のボリュームが保たれ、側面から見た陥没が改善しています。

特に脂肪注入では、術直後の変化だけではなく、腫れが落ち着き、脂肪の生着が安定した長期経過を確認することが重要です。

過度に膨らませることなく、顔の輪郭に自然になじむ仕上がりを目指しています。

加齢による頬のこけにも

脂肪注入は、外傷後の陥没だけを対象とした治療ではありません。

加齢に伴って生じる、

  • 頬のこけ
  • こめかみの陥凹
  • 中顔面のボリューム減少
  • 顔全体のやせた印象
  • 左右差

などに対しても適応を検討できます。

顔の若返りでは、皮膚のたるみだけでなく、加齢に伴う顔面のボリューム変化を評価することも重要です。

フェイスリフトなどによる「引き上げ」が適しているのか、脂肪注入による「ボリューム補正」が必要なのか、あるいは両者を組み合わせるべきなのかは、顔の状態によって異なります。

自然な仕上がりを目指した脂肪注入

顔の脂肪注入では、注入量が多ければよいというものではありません。

骨格、皮下組織の厚み、陥没の位置、左右差、加齢変化などを総合的に評価し、その方の顔立ちに合った自然な立体感をつくることが大切です。

当院では、さまざま角度から顔全体の輪郭、その方の印象などを評価し、必要に応じて脂肪注入、フェイスリフト、輪郭形成など複数の選択肢から治療方法をご提案できます。

頬のこけや顔の左右差、外傷・手術後の陥没などでお悩みの方はご相談ください。


施術名: 顔面脂肪注入(頬)
料金:頬 352,000円(税込)
主なリスク・副作用: 腫れ、内出血、疼痛、感染、左右差、しこり、石灰化、脂肪の吸収、過矯正・低矯正、脂肪の吸収など
経過: 術後12か月
治療回数: 3回
※治療効果や脂肪の生着の程度、必要回数には個人差があります。

【執刀医・解説医師】
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【山道医師の主な学術業績】 

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

⚠️ 【注意事項・リスク】 

※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。 経過には個人差があります。

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顔が大きく見える原因とは?原因別の改善方法を形成外科専門医が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「顔が大きく見えるのが気になる」
「小顔になりたいけれど、どの施術が必要かわからない」
「エラの骨が原因なのか、筋肉(咬筋)なのか、脂肪なのか判断できない」

このようなお悩みでご相談いただくことは少なくありません。

実際には、「顔が大きく見える原因」は一つではなく、骨格・筋肉・脂肪・皮膚のたるみなど、さまざまな要因が関係しています。

原因によって適した治療法は異なるため、まずはどこに原因があるのかを正しく診断することが大切です。

この記事では、形成外科専門医・美容外科専門医の立場から、顔が大きく見える主な原因と改善方法について解説します。


顔が大きく見える原因は大きく5つあります

① 骨格(エラ・頬骨・顎)

骨格は顔の大きさや輪郭を決める土台です。

例えば

  • エラ(下顎角)が張っている
  • 頬骨が外側へ張り出している
  • 顎が大きく出ている

といった場合は、骨格そのものが顔を大きく見せている可能性があります。

このような場合には

  • エラ削り
  • 頬骨縮小術
  • オトガイ形成(顎形成術)

などの骨そのものを縮小する輪郭形成が選択肢となります。


② 咬筋(エラの筋肉)が発達している

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方では、咬筋が発達し、エラが張って見えることがあります。エラが張っていると、顔の余白が大きくなり、四角顔に見えてしまいます。

このタイプでは、骨を削らなくてもボツリヌストキシン注射で改善が期待できる場合があります。

一方で、下顎骨の張り出しが主体の場合には、ボツリヌストキシン注射だけでは十分な改善が得られないことが多く、エラ削り(下顎角形成術)を行います。


③ 脂肪が多い

体重増加や体質により、頬やフェイスラインに脂肪がつくと顔が大きく見えます。

この場合には

  • ダイエット
  • 脂肪吸引
  • 脂肪溶解注射

などが適応となることがあります。

ただし、脂肪を取りすぎると将来的にこけた印象になることもあるため、適切な診断が重要です。


④ 加齢による皮膚のたるみ

年齢とともに

  • SMAS(表在性筋膜)
  • 皮膚
  • リガメント

がゆるむことで、フェイスラインがぼやけ、顔が大きく見えることがあります。

特に40代以降では、「骨格が変わった」のではなく、「たるみによる下垂」が原因であるケースも少なくありません。

このような場合には

  • フェイスリフト
  • ネックリフト
  • 必要に応じて脂肪吸引

などが選択肢となります。


⑤ むくみ

睡眠不足や塩分摂取、生活習慣などによる一時的なむくみで、顔が大きく見えることもあります。

この場合には美容外科手術ではなく、生活習慣の見直しが有効なこともあります。


原因は一つとは限りません

実際には

  • 骨格
  • 咬筋
  • 脂肪
  • たるみ

が複数重なっていることも多くあります。

例えば

「エラ削りだけ」

では十分な改善が得られず、

フェイスリフトやオトガイ形成を組み合わせることで、より自然なフェイスラインになるケースもあります。

そのため、原因を一つだけと決めつけず、顔全体を総合的に評価することが重要です。


当院で大切にしている診断

当院では「小顔にすること」を目的とするのではなく、

顔全体のバランスを整え、自然な輪郭を目指すことを大切にしています。

診察では

  • 骨格
  • 筋肉
  • 脂肪
  • 皮膚
  • 年齢変化

を総合的に評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。

必要以上に骨を削ったり、脂肪を取りすぎたりするのではなく、患者様のお顔立ちに合わせて、本当に必要な施術をご提案します。


FAQ(よくある質問)

①エラ削りとボトックスはどう違いますか?

ボトックスは筋肉が原因の場合に効果が期待できます。一方、骨格の張り出しが原因の場合は、エラ削りが適していることがあります。

②顔が大きい原因は自分でわかりますか?

骨格・筋肉・脂肪・たるみは見た目だけでは判断が難しいこともあります。適切な治療を選ぶためには、輪郭形成を行っている専門医の診察で原因を評価することが重要です。

③輪郭形成をすれば必ず小顔になりますか?

輪郭形成は骨格を整える手術ですが、顔が大きく見える原因が脂肪やたるみの場合は、他の治療を組み合わせた方が良いケースもあります。


まとめ

「顔が大きく見える」と感じる原因は、骨格だけではありません。

骨格・筋肉・脂肪・たるみなど、複数の要因が関係していることが多く、原因に応じて適切な治療法は異なります。

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医としての知識・経験・技術をもとに、お顔全体のバランスを評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。

小顔治療や輪郭形成をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。

※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。効果・経過には個人差があります。

🏥 パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科 院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士

👨‍⚕️ 【執刀・解説医師】 パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

🎓 【山道医師の主な学術業績】 

🌏 オックスフォード大学出版局発刊の国際美容外科誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

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こめかみリフトとは?効果・持続期間・こめかみのくぼみ改善の仕組みを解説

この記事の監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

はじめに

「なんだか最近、目尻が下がって見える」「こめかみがくぼんで、疲れた印象になった」——そんな変化を感じたことはありませんか。

こめかみの老化は、頬や顎のたるみに比べて見落とされがちですが、実は顔全体の印象を大きく左右するポイントです。こめかみがくぼむと、まゆ尻や目尻が下がり、実年齢より老けた印象や疲れた印象につながるとされています。

この記事では、こめかみのたるみ・くぼみが起こる仕組みから、こめかみリフトの施術内容、効果の持続期間、糸リフトとの違いまで、パールスキンクリニック天神院長・山道光作医師の知見をもとに詳しく解説します。


1. こめかみのたるみ・くぼみが老けて見える理由

こめかみ部分が老けて見える主な原因は、以下の3つが組み合わさって生じると考えられています。

① 脂肪・軟部組織の減少
加齢とともにこめかみ周辺の皮下脂肪や側頭部の軟部組織が減少し、骨格が浮き出るようにくぼんでいきます。

② 皮膚のたるみ
皮膚の弾力低下により、こめかみから頬にかけての皮膚が重力の影響で下垂します。この下垂が、まゆ尻や目尻を引き下げる方向に働くため、目元の印象にも影響するとされています。

③ 側頭筋・骨格の変化
側頭筋の萎縮や骨吸収も、こめかみのボリューム減少に関与すると考えられています。

④生まれつきの骨格
うまれつきの骨格の影響で、側頭骨や側頭筋の凹みが目立つタイプの場合、加齢性変化ではなく、もとよりこめかみの凹みが目立つ方がいます。

これらは単独で起こるというより、複合的に進行するため、表面的なハリだけでなく、たるみの「引き上げ」自体にアプローチする施術が有効とされる場合があります。


2. こめかみリフトの施術内容

こめかみリフトは、こめかみ部分を切開し、たるんだ皮膚や皮下組織を引き上げて固定する施術です。

施術の流れ(一般的な例)

  • 生え際の中に沿って切開を行うため、傷跡が目立ちにくいよう配慮されます
  • 皮下のたるみを引き上げ、側頭筋膜などにしっかりと固定
  • 余剰皮膚を切除し、縫合

麻酔
局所麻酔または静脈麻酔で対応するのが一般的です。全身麻酔が必要なケースでは、パールスキンクリニック天神では麻酔科専門医が担当する体制を取っています。

ダウンタイム
腫れや内出血は個人差がありますが、多くの場合1〜2週間程度で落ち着いていくとされています。抜糸のタイミングや洗髪・メイクの再開時期については、カウンセリング時に個別にご案内します。


3. こめかみリフトの効果と持続期間

こめかみリフトによって期待できる主な変化は以下の通りです。

  • こめかみのくぼみ改善による若々しい印象
  • まゆ尻・目尻の引き上げによる、目元全体の印象改善
  • 頬のたるみ改善への波及効果

効果の持続期間には個人差がありますが、皮膚や組織を切開・固定する施術のため、糸リフトなど非切開の施術と比較して、比較的長期間効果が持続する傾向があるとされています。ただし、加齢による組織の変化は施術後も継続するため、永続的な効果を保証するものではない点にご留意ください。


4. 糸リフトとの違いは?併用はできる?

「こめかみのたるみが気になるけれど、こめかみリフトと糸リフトどちらが良いか分からない」というご相談も多くいただきます。

こめかみリフト糸リフト
方法切開して組織を引き上げ固定特殊な糸を挿入して引き上げ
ダウンタイム1~2週間1週間前後
持続期間の傾向5〜10年1〜2年(糸の種類により異なる)
適した方しっかりとした引き上げを希望する方ダウンタイムを抑えたい方・軽度のたるみの方

たるみの程度や希望するダウンタイムによって適した施術は異なるため、カウンセリングでの見極めが重要です。


5. こめかみ〜首まで一体的にリフトアップする「フルフェイスリフト」

こめかみリフト単独での施術も可能ですが、顔面の皮膚や表在性筋膜、表情筋は首まで一体となって連続し、繋がっています。こめかみだけのリフトアップ手術を行なっても、他の部位のタルミが改善しないと不自然な印象に仕上がる可能性もあります。

そのため、患者様の状態によっては、こめかみからお顔全体、首元まで含めたフルフェイスリフトを行う方が良いケースもあります。

適応のおすすめは、切開フェイスリフトを日常的に行なっている、美容外科専門医がカウンセリングの際に、ご提案します。

こめかみリフトも併用した、フルフェイスリフトの症例紹介

こめかみ〜首元までのフルフェイスリフトの症例①
【施術内容】フルフェイスリフト【料金の目安】154万円〜198万円
【主なリスク】痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、皮膚壊死、感染、傷跡など
※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります
こめかみ〜首元までのフルフェイスリフトの症例②
【施術内容】フルフェイスリフト【料金の目安】154万円〜198万円
【主なリスク】痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、皮膚壊死、感染、傷跡など
※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります

6. 料金

こめかみリフト:660,000円(税込)

※料金は変更となる場合がございますので、最新情報は公式サイトまたはカウンセリングにてご確認ください。
※初診料3,300円・再診料1,100円(対面・オンライン共通)

【主なリスク・副作用】痛み・腫れ・内出血・血腫・創離開・感染・傷跡・生え際の脱毛・時間が経つとたるみが再発するなど


7. よくある質問

Q. こめかみリフトの効果はいつから実感できますか?
A. 通常、腫れが落ち着いてくる術後1〜2週間ほどで効果を感じることができますが、個人差があります。

Q. こめかみリフトは痛いですか?
A.局所麻酔・静脈麻酔・全身麻酔を使用して施術を行うため、通常は施術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。術後は多少の痛みや突っ張り感を感じる場合がありますが、内服薬などでコントロール可能です。

Q. 傷跡は目立ちますか?
A. 生え際の中に沿って切開するため、傷跡が目立ちにくいよう配慮されています。ただし、術後1ヶ月ほどは生え際の脱毛などで、傷跡が見えやすい時期となります。傷跡の目立ち方には個人差があります。

Q. 他院でこめかみリフトを受けたが仕上がりが気になる場合、修正は可能ですか?
A. 他院での施術後の修正についてもご相談を承っております。まずはカウンセリングで現在の状態を確認させていただきます。

Q. こめかみリフトだけでなく、フェイスリフトも同時に受けられますか?
A. 部位や範囲によっては同時に施術を行うケースがあります。特に、顔全体の老化でたるみのある場合は、フルフェイスリフトをおすすめしております。適応については個々の状態を診察のうえ判断いたしますので、カウンセリングでご相談ください。


8. パールスキンクリニック天神について

院長の山道光作医師は、形成外科専門医・形成外科領域指導医、JSAPS美容外科専門医の資格を持ち、福岡大学医学部卒業後、福岡山王病院形成外科医長、福岡大学医学部臨床准教授を歴任。眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究で医学博士号を取得しています。

また、鼻整形における3Dシミュレーションの精度と患者満足度に関する研究論文が、Oxford University Press発刊の国際学術誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載され、この研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載、Crisalix 3D Expert Certificateを授与されています(DOI: 10.1093/asjof/ojaf110)。

パールスキンクリニック天神では、フェイスリフト・輪郭形成領域において都内有数の美容外科医を招聘し、専門医2名体制で施術にあたっています。全身麻酔が必要な場合は麻酔科専門医が担当し、安全面にも配慮した体制を整えています。

【執刀医・解説医師】

パールスキンクリニック天神 
院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士

【山道医師の学術実績】
📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

🌏 Oxford University Pressが発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。
https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 本研究はスイス Crisalix 社の公式 Publications に収載され、3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献が評価され、Crisalix 3D Expert Certificate が授与されました。
https://www.crisalix.com/en/publications

9. ご予約・お問い合わせ

こめかみのたるみ・くぼみでお悩みの方は、まずはカウンセリングでご相談ください。
オンライン診療にも対応しております。

【 クリニック詳細・ご予約】
パールスキンクリニック天神
福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
☎️ 092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水・日・祝

【WEB予約📩】

【公式サイト】
https://www.pearl-skin.jp

【Instagram】
https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi


原因から判断する正しいクマ取り治療|経結膜脱脂・裏ハムラ法・ハムラ法・フェイスリフト

クマ治療で大切なのは「どの手術が優れているか」ではなく適応判断です

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

近年、目の下の若返り治療を受けたいが、自分にはどの施術が合っているのかわからない。経結膜脱脂、裏ハムラ、表ハムラのどれがいいのかわからない。という方が増えています。そこで今回は、目の下のクマの原因、解剖(構造)、クマ取りの施術を受ける上で知っておくべき知識などについて、解説したいと思います。

目の下の老化の原因

目の下の老化は眼窩脂肪の突出だけで起こるわけではありません。

患者様によって、

・眼窩脂肪の突出
・tear trough(目の下の溝)
・皮膚のたるみ
・眼輪筋や支持靱帯の変化
・下眼瞼から連続する頬・フェイスライン、首までの下垂

など、原因は患者様によって異なります。

そのため「脱脂が良い」「裏ハムラが良い」という単純な比較ではなく、顔全体の加齢変化を診断することが重要です。


目の下のクマ取り:さまざまな手術方法

経結膜脱脂

経結膜脱脂は、下まぶたの裏側(結膜側)から眼窩脂肪を取り除く方法です。
基本的に当院では、若年層以外の患者様にこの方法を適用することはありません。この方法は結膜を数mm切開して、眼窩脂肪を取り出し切除する治療法であり、効果は限られています。それと同時に皮膚のたるみには効果がなく、取りすぎると年をとった時に凹んでしまうリスクがあります。当院では20〜30代前半の一部の患者様に適応することがあります。しかし、一部のクリニックでは、この方法が単純で難易度が低いため、患者様の年齢に関係なく、すべてのこの脱脂で行っているクリニックがあります。当院ではそのような患者様の修正を担当することも多いです。

経結膜脱脂術では、皮膚表面に傷を作らず、結膜側を切開して、眼窩脂肪の突出による膨らみを改善します。皮膚や眼輪筋に緩みがなく、突出の程度が比較的軽度の方では適応となります。

特に、

・若い年代
・皮膚のたるみが少ない
・脂肪突出が主な原因

の場合には適応となります。

一方で、脂肪を取り除く手術であるため、

・皮膚の余り
・頬との境界のくぼみ
・中顔面の下垂

そのものを改善する手術ではありません。

年齢による変化が進んだ場合には、別のアプローチが必要になることがあります。


裏ハムラ法とは?

裏ハムラ法は、目の裏を切開し(経結膜アプローチ)、突出した眼窩脂肪を単純に除去するのではなく、くぼみの部分へ移動させ下眼瞼の凹凸を改善する手術です。

眼窩脂肪を再配置することで、

・目袋の膨らみ
・tear troughの凹み
・下眼瞼〜頬の段差

をなだらかに整えることを目的とします。

脂肪を「減らす」よりも「配置を整える」という考え方です。
皮膚切除は行わないため、下眼瞼皮膚や筋肉の緩みのない方に適応となります。
経結膜脱脂術とは異なり、眼窩脂肪を配置しなおすことで凹みを是正するため、皮膚のたるみが出てくる年代までのつなぎとしてこの方法はよいと考えています。具体的には30歳〜50歳前半までは適応可能なケースがあります。ただ、皮膚のたるみ、目の下のシワが出ている症例では、慎重に適応を選ぶ必要があり、次に説明する皮膚切除を行う表ハムラ法を優先して適応すべきです。


ハムラ法(表ハムラ)が必要になる場合

加齢変化が進むと、問題は脂肪だけではありません。

下まぶたでは、

・皮膚のたるみ・下垂
・眼輪筋のゆるみ
・支持組織のゆるみ

が生じます。

このような場合、皮膚側からアプローチするハムラ法を選択することがあります。

皮膚・筋肉・脂肪を総合的に調整できるため、より進行した下眼瞼の加齢変化に対応できます。


さらに進むとフェイスリフトが必要になる理由

目元だけを治療しても改善に限界があるケースがあります。

顔の老化は連続して起こります。

下眼瞼



フェイスライン

というように、皮膚やSMAS(表在性筋膜)、広頚筋は、それぞれ別個でなく、連続しています。
また、深部には骨と脂肪、皮膚をつなげる支持組織(リガメント)も存在し、このリガメントにも加齢性変化による緩みが生じます。

下眼瞼のたるみ・膨らみを解消する前に、フェイスリフトで顔全体の支持構造を整えることを、先に優先した方がいいケースがあります。


当院では、日常的に切開SMASフェイスリフトを行っており、顔全体の老化現象の一部として下眼瞼の加齢性変化を診断し、トータルで土台からの若返りを目指すことが可能です。ハムラ法は形成外科医でありフェイスリフトのエキスパートであるハムラ医師によって開発された手術方法です。ハムラ法をご検討中の方は、フェイスリフトも行っているかを一つの判断としていただくのが良いと思います。


まとめ:クマ取り治療に大切なのは正しい適応判断

経結膜脱脂、裏ハムラ法、ハムラ法、フェイスリフト。それぞれ優劣があるのではなく、改善できる原因が異なります。大切なのは「何の手術をするか」ではなく、「なぜその変化が起きているのか」を、診断することです。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科のダブル専門医としての解剖学的知識をもとに、目元だけでなく顔全体のバランスを考えた治療をご提案しています。

ダウンタイム・主なリスク

施術後は、個人差はありますが腫れや内出血を生じることが一般的です。また、結膜浮腫が生じることがあります。腫れのピークや消退の時期には個人差があるため、目安となる期間についてはカウンセリング時に詳しくご説明しています。

まれに、外反、左右差、感染、ドライアイ、老化現象による凹みの再発などのリスクも考えられます。当院では、丁寧な診察とアフターケアを通じて、リスクの説明と経過観察に努めています。気になる症状がある場合は、遠慮なく医師にご相談ください。

経験を積んだ形成外科・美容外科のダブル専門医による手術

当院院長の山道光作は、形成外科専門医・形成外科領域指導医であり、眼瞼下垂や二重まぶたの手術を中心に、これまで2,000例以上の眼瞼領域の診療に携わってきました。目の下の解剖学的な構造を理解した上での施術プランをご提案することを大切にしています。

下眼瞼だけでなく、上眼瞼の眼瞼下垂治療などと合わせて総合的にご提案することも可能です。

パールスキンクリニック天神について

当院では、日本形成外科学会認定専門医・日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医が、カウンセリングから施術まで一貫して担当いたします。解剖学的知見に基づき、個々の鼻の構造に応じた対応方針を医師がご説明します。

3Dシミュレーションを活用し、術前に仕上がりのイメージを共有したうえで、患者様ご自身が納得して治療方針をお選びいただける環境を整えています。他院・海外での施術後のご相談も承っております。まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。

執刀医 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【専門性・資格】

🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士(眼瞼手術の研究で博士号を取得しています)

【山道医師の学術業績】

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 本研究はスイスCrisalix社公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

料金

施術料金(税込)
ハムラ法/裏ハムラ法550,000円→440,000円(モニタープラン)
下眼瞼脱脂(クマ取り)両目330,000円
下眼瞼脱脂(クマ取り)片目198,000円
初診料3,300円

※料金は症状や術式の組み合わせにより変動する場合があります。詳細な料金はカウンセリング時にご確認ください。
※モニター条件:術前後の写真掲載が可能な方
※自由診療(保険適用外)。医師が適応判断します。経過には個人差があります。

カウンセリング予約はこちら

目の下のクマ治療の正しい施術の選択や適応は、お一人おひとりの状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「裏ハムラと表ハムラで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
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美容外科における「科学的検証」の重要性|経験を医療の質へつなげるために

― 臨床・研究・国際誌掲載を続ける形成外科・美容外科専門医が考える、美容医療の本質 ―

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

はじめに:「症例数が多い=良いクリニック」は本当でしょうか?

「症例数◯万件」「年間◯千件の実績」――美容外科のホームページでよく目にするこのフレーズ。しかし、その数字だけでクリニックの本当の質を判断できるのでしょうか?

確かに、症例数は重要な指標です。しかし、症例数だけでクリニックの質を判断することはできません。

本当に重要なのは、積み重ねた経験を客観的に検証し、改善し続けているかどうか

です。

美容医療は日々進歩しており、新しい知見や技術も次々と報告されています。一度確立した術式であっても、その結果を継続的に振り返り、必要に応じて改善していく姿勢が、安全性や患者満足度の向上につながると考えています。


症例数が重要なのは「検証するため」

症例数が重要なのは、「たくさん手術を経験している」という事実だけではありません。

一定数以上の症例が蓄積されることで、初めて客観的な検証が可能になります。

例えば、

  • どのような患者様にどの術式が適しているのか
  • 合併症や修正手術にはどのような傾向があるのか
  • 患者満足度に影響する要因は何か
  • それぞれの術式にはどのような限界があるのか

これは、十分な症例数がないと、分析すらできないことを意味します。

  • 骨格
  • 皮膚の厚み
  • 加齢性変化
  • 患者様の嗜好・ご希望のデザイン

などが患者様ごとに繊細なまでに異なります。

そのため、「経験がある」というだけでは十分ではなく、経験を客観的な知見へと昇華させることが重要です。


また、症例数があっても「研究」ができなければ検証ができません

逆に、症例数が増えても、研究ができなければ、科学的に結果の検証ができません。

本来、美容外科は医療であり、症例数つまり経験と科学的研究の両面をすすめる必要があると、私は考えています。

  • 術後経過を継続的に評価する
  • 適応や術式を再検証する
  • 新しい知見を取り入れながら改善を続ける
  • 全症例を分析し、他施設のデータと比較する

というサイクルが重要です。

美容医療・美容外科は常に進歩しています。

これまでの経験を大切にしながらも、新しいエビデンスや結果を踏まえて手術の精度・質を評価し、患者満足度をさらに高める努力が、美容外科の安全性や再現性の向上につながると考えています。


十分な症例数と科学的検証

このような「検証と改善」の積み重ねは、

症例を経験するだけでなく、「その経験を術式の選択・アレンジと応用へ反映できるかどうか」が、美容外科医として重要だと考えています。


患者満足度を高める努力

美容医療の目的は、単に見た目を変えることではありません。

大切なのは、

  • 患者様自身が本当に満足されているか
  • 悩みが解消されたか
  • 日常生活に前向きな変化があったか

という点です。

術者の評価だけではなく、患者様自身がどのように感じているか、まで含めて検証することが重要です。


鼻整形における3Dシミュレーション精度と患者満足度に関する研究

当院では、術後写真だけではなく、

患者満足度や3Dシミュレーション精度についても研究・検証を行っています。

院長は、

鼻整形における3Dシミュレーション精度と患者満足度に関する研究を英文医学誌に発表しており、

日々の診療で得られた経験を、客観的なデータとして解析・検証しています。


なぜ論文執筆・学会発表を続けるのでしょうか

論文執筆や学会発表には、多くの時間と労力が必要です。

それでも続けている理由は、経験を医学として検証するためです。

美容外科は経験が重要な分野ですが、

その経験を

  • 客観的なデータとして解析し、
  • その領域の真のエキスパートドクター達による査読を受け、
  • 学会や医学論文で検証・共有する

ことで、初めて再現性のある医学的知見になります。そして、それが患者様側の利益につながります。

また、論文化の過程では、

  • なぜこの結果になったのか
  • 適応は適切だったか
  • 術式に改善点はないか

を改めて見直すことになります。

この過程そのものが、日々の診療レベル向上につながります。


パールスキンクリニック天神が大切にしていること

当院では、

形成外科専門医・美容外科専門医として培った解剖学的知識や技術と、

美容外科に求められるセンス、デザイン性の両立を大切にしています。

それに経験と質を高めるための学術的な検証です。

目指しているのは、

  • 安全性
  • 再現性
  • 長期的な安定性
  • 患者満足度

を総合的に高める美容外科・美容医療です。

症例数は大切ですが、しかし、それだけでは不十分です。症例数はゴールではなく、あくまで出発点です。

症例を積み重ね

その結果を検証し、

改善を目指す。

この循環こそが、美容外科・美容医療の質を高め、患者様により良い医療を提供することにつながると考えています。

パールスキンクリニック天神では、これからも診療・研究を通じて、安全で質の高い美容医療を提供できるよう努めてまいります。

パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 (Kosaku Yamamichi, MD, PhD )

パールスキンクリニック天神 院長 山道光作

執筆・監修

山道 光作(Kosaku Yamamichi, MD, PhD)

日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)
日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医
医学博士

福岡市天神にて鼻整形・眼瞼形成・輪郭形成・フェイスリフトを中心に診療。

国際誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum をはじめ英文医学論文を発表。

研究成果はスイス Crisalix社 Publications に掲載され、研究・技術貢献により表彰。

院長プロフィール・論文業績はこちら
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福岡・天神のフェイスリフト|SMAS・リガメント法による自然で持続性のあるリフトアップ

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

フェイスリフトは、単なる“引き上げ”ではなく、
顔全体の構造を理解したうえで行う外科的治療です。当院では、
合併症リスクやダウンタイムに配慮しつつ、効果の最大化を目指す
ことを基本方針としています。


当院のフェイスリフトの考え方

フェイスリフトの仕上がりは、

・どの層を引き上げるか
・どの方向に引き上げるか
・どこまで剥離するか

といった設計によって大きく変わります。

当院では、表面的な処理ではなく、
解剖学的に根拠のある層(SMAS)を中心に操作することで、
自然で安定した結果を目指しています。


SMAS・リガメント法とは

当院では、
SMAS(表在性筋膜系)およびリガメント(支持靭帯)にアプローチする方法を基本としています。

■ 特徴

・たるみの原因に直接アプローチ
・皮膚だけでなく深部構造から引き上げる
・不自然な“引っ張り感”を抑える設計が可能

これにより、
自然な変化と持続性のあるリフトアップを目指します。

どのタイプを適応するかは、たるみの程度・症状によって変わります。
オススメのデザイン・術式を、診察にてご提案いたします。

安全性とダウンタイムへの配慮

フェイスリフトは外科手術である以上、
合併症リスクをゼロにすることはできません。

想定されるリスクとして

・腫れ
・内出血
・神経障害
・感染 など

が挙げられます。

当院では、

・解剖に基づいた剥離層の選択
・適切な止血操作
・過剰な牽引を避けたデザイン

により、
リスクとダウンタイムに配慮した手術を行っています。


治療選択に対する考え方

近年、さまざまなリフト治療が提案されていますが、
すべての治療に十分な長期エビデンスがあるわけではありません。

当院では、

・長期的な効果が確認されている方法
・学術的に一定の評価を受けている術式

を基本とし、

エビデンスが明確でない治療を安易に適用することは行っていません。


技術と経験の重要性

フェイスリフトは、術式だけでなく

・剥離の精度
・テンションのかけ方
・左右差の調整

といった術者の技術に大きく依存します。

当院では、形成外科としての基礎を踏まえ、
標準的な治療を高い技術と経験で提供することを重視しています。


まとめ

フェイスリフトは、

✔ 解剖に基づいた術式選択
✔ 安全性への配慮
✔ 長期的な結果を見据えた設計

が重要です。

当院では、
“派手さ”ではなく、
自然で長く続く結果を大切にしています。

カウンセリングでは、お顔の状態やご希望を丁寧に伺い、
適切な治療方法をご提案いたします。

フェイスリフト(切開リフト)料金

※麻酔代別途必要です。
※他院修正の場合は修正加算があります。
※自由診療(保険適用外)
※医師が診察の上で、適応を判断します。
※料金は全て税込です。

メニュー料金
こめかみリフト660,000円
もみあげリフト(ミニリフト)660,000円
こめかみ・もみあげリフト1,100,000円
フェイスリフト
(もみあげ〜耳前)
1,320,000円
フェイスリフト
(こめかみ〜もみあげ〜耳前)
1,540,000円
フェイスリフト
(もみあげ〜耳前〜うなじ)
1,540,000円
フェイスリフト
(こめかみ〜もみあげ〜耳前〜うなじ)
1,980,000円
ネックリフト(首)550,000円
切開ペリカンリフト
(余剰皮膚切除+広頸筋縛り)
660,000円
前額(おでこ)リフト880,000円

カウンセリング予約はこちら

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

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フェイスリフトのご予約へ

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※料金は全て税込です。

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オリジオKiss 新規導入のお知らせ

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)・日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医】
https://www.pearl-skin.jp/doctors/

オリジオKissとは?(RFたるみ治療の特徴)

オリジオKissは、皮膚に高周波エネルギーを照射し、真皮〜皮下組織に熱を加えることでコラーゲンの収縮・再構築を促す治療です。
オリジオは「RF(高周波)」だけですが、
オリジオKissは「RF(高周波)」に加えて「HIFU(高密度焦点式超音波)」も搭載した複合型たるみ治療機器です。
つまり、浅層〜深層まで多層的にアプローチできるのが最大の特徴です。

  • 切らないリフトアップ
  • 自然な変化(やりすぎない仕上がり)
  • ダウンタイムが比較的少ない
  • フェイスライン・頬・口元のもたつきに対応

このようなお悩みにおすすめ

  • フェイスラインのたるみが気になる
  • 二重あご・もたつきを改善したい
  • 切開せずに若々しい印象にしたい
  • 自然な変化を希望したい

施術の特徴とポイント

オリジオKissは、「引き締め」と「自然さ」のバランスを重視した治療です。

当院では👇

  • 適切な出力・照射範囲の設計
  • 骨格・脂肪・皮膚厚を踏まえたデザイン
  • 過度な照射による不自然な痩せすぎを回避

解剖学的理解に基づいた照射設計で、違和感のない仕上がりを目指します。


料金(自由診療)

  • RF 350shot:69,000円(税込)
  • RF 350shot+HIFU 300shot:99,000円(税込)

※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります


主なリスク・副作用・ダウンタイムなど

  • 赤み、腫れ、軽度の痛み
  • 一時的な違和感・熱感など

※通常は1~2日で軽快することが多いです


よくある質問

Q. 効果はいつから出ますか?

施術直後の引き締まり感に加え、1〜3ヶ月かけてコラーゲン再構築による効果が期待されます。

Q. 何回必要ですか?

状態によりますが、3〜6ヶ月ごとに3〜5回の継続治療をおすすめすることが多いです。

Q. 痛みはありますか?

人によっては、熱感や軽い痛みを感じることがありますが、出力調整により対応可能です。


福岡・天神でオリジオKissなら

パールスキンクリニック天神では、
形成外科専門医による診察のもと、適応判断・照射設計・仕上がりのバランスを重視しています。

「しっかり引き締めたい」
「でも自然に仕上げたい」

その両立を目指したRFたるみ治療をご提供しています。


カウンセリング予約はこちら

当院は完全予約制となっております。
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【福岡・天神のフェイスリフト症例】30代女性|切開リフトで下顔面〜顎下のたるみを自然に改善

この記事の監修・執筆:院長 山道 光作【日本形成外科学会認定専門医(指導医)・日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)】https://www.pearl-skin.jp/doctors/

福岡・天神でフェイスリフトをご検討中の方へ。30代女性の切開フェイスリフト症例をご紹介します。下顔面〜顎下のたるみに対し、自然なフェイスラインを目指した術後3か月の経過、施術の特徴、適応、リスクをわかりやすく解説します。 

30代女性のフェイスリフト症例

今回ご紹介するのは、下顔面〜顎下のたるみを主訴にご相談いただいた30代女性の方です。切開フェイスリフトにより、フェイスラインのもたつきが軽減し、横顔の印象がよりシャープで自然なラインへと整いました。画像では、術前と術後3か月の比較で、顎下から下顎縁にかけての変化が分かりやすく現れています。 

【施術内容】フルフェイスリフト
【術後経過】3か月
【主なリスク】痛み、腫れ、内出血、血腫、皮膚壊死、知覚障害、傷跡 など
※自由診療(保険適用外)です。適応は医師が診察のうえ判断します。 

フェイスリフトとは?

フェイスリフトは、加齢や重力の影響で下垂した顔の皮膚や深部組織を引き上げ、若々しいフェイスラインや首元のたるみ改善を目指す美容外科手術です。頬のたるみ、フェイスラインの崩れ、顎下のもたつき、ほうれい線、マリオネットラインなど、年齢とともに目立ちやすくなる変化に対して、根本的な改善を図りたい方に適しています。 

当院のフェイスリフトは、皮膚だけでなく、**SMAS(表在性筋膜)リガメント(保持靭帯)**といった深部層まで意識してアプローチする点が特徴です。そのため、単なる「引っ張った感じ」ではなく、不自然さを抑えながら、構造から整える若返りを目指しやすい施術です。 

こんなお悩みの方におすすめです

フェイスリフトは、次のようなお悩みをお持ちの方に向いています。

・頬やフェイスラインのたるみが気になる
・顎下のもたつきを改善したい
・ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた
・糸リフトやHIFUでは物足りない
・その場しのぎではなく、根本的なたるみ改善を目指したい 

特に、糸リフトや照射治療で一定のケアをしてきたものの、「もう少ししっかり改善したい」「長期的な変化を求めたい」と感じている方にとって、切開フェイスリフトは有力な選択肢になります。

糸リフトとの違い

フェイスリフトを検討される方の多くが迷われるのが、糸リフトと切開フェイスリフトの違いです。糸リフトは比較的ダウンタイムが少なく受けやすい一方で、たるみの程度によっては効果に限界があります。これに対し、切開フェイスリフトは深部組織を直接処理する外科手術であるため、中等度〜重度のたるみに対して、より本格的で長期的な改善を目指しやすい施術です。 糸リフト比較記事

また、同院ブログでは、糸リフトを繰り返すことで将来的なフェイスリフトの難易度が上がる可能性にも触れています。今後、切開リフトを選択肢に入れる可能性がある方は、短期的な方法だけでなく、長期的な治療計画まで含めて相談することが大切です。 糸リフト比較記事

当院のフェイスリフトが大切にしていること

パールスキンクリニック天神では、形成外科で培った解剖学的知識と美容外科手術の経験をもとに、顔全体のトータルバランスを考えた施術を重視しています。単に「引き上げる」のではなく、頬・フェイスライン・顎下・首元まで含めて自然なラインを整え、患者さま一人ひとりの骨格や皮膚の状態に合わせてデザインすることを大切にしています。 クリニック紹介 フェイスリフト施術ページ

また、公式サイトでは、切開フェイスリフトは糸リフトで十分な効果を感じられなかった方や、より根本的な改善をご希望の方に適した治療と案内されています。自然な仕上がりと傷跡への配慮を重視しながら、長期的な若返り効果を目指している点も特徴です。

症例からわかるポイント

今回の症例では、術後3か月の時点で、下顔面から顎下にかけてのたるみが改善し、フェイスラインがすっきりした印象になっています。フェイスリフトの魅力は、顔全体の印象を大きく変えすぎることなく、横顔や輪郭の“もたつき”を整えやすい点にあります。

「若返り治療」というと派手な変化をイメージされることもありますが、実際には不自然さのない、上品で自然な変化を目指すことが重要です。フェイスリフトは、適切な適応判断と丁寧な手術によって、年齢サインが気になる部位をバランスよく改善しやすい施術です。 

ダウンタイムやリスクについて

切開フェイスリフトは外科手術であるため、術後には一定のダウンタイムがあります。同院ブログでは、フェイスリフトのデメリットとして、腫れが1〜2週間程度、傷跡が少し目立つ時期が1〜2か月程度ありうること、さらに術後出血や血腫、創部トラブルなどのリスクがあることにも触れています。 

そのため、施術を検討する際は、効果だけでなく、ダウンタイムやリスクについてもしっかり理解したうえで、自分に合った治療かどうかを判断することが大切です。 

福岡・天神でフェイスリフトをご検討中の方へ

福岡・天神エリアで、切開フェイスリフトたるみ治療をご検討中の方は、一度カウンセリングでご相談ください。下顔面のたるみ、顎下のもたつき、フェイスラインの崩れは、皮膚だけでなく深部組織の変化も関係しているため、実際に診察したうえで治療方針を考えることが大切です。 フェイスリフト施術ページ ご予約・お問い合わせ

パールスキンクリニック天神は、福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3Fにあり、地下鉄空港線天神駅から徒歩5分の立地です。県外からの来院にも便利な場所にありますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

まとめ

フェイスリフトは、頬やフェイスライン、顎下のたるみを根本的に改善したい方にとって、非常に有効な選択肢です。とくに、糸リフトやHIFUで物足りなさを感じている方、長期的な変化を求める方には、切開フェイスリフトが向いている可能性があります。 

今回の30代女性の症例でも、術後3か月で下顔面〜顎下のラインが自然に整い、横顔の印象がすっきりしました。福岡・天神でフェイスリフトをご検討中の方は、ぜひ一度カウンセリングをご利用ください。

執刀医について

・当院のフェイスリフトは、日本形成外科学会認定専門医・日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医・米国形成外科学会国際会員・医学博士である院長 山道光作が執刀いたします。
・形成外科で培った解剖学的知識と美容外科手術の経験をもとに、SMASやリガメントなど深部組織(ディープレーヤー)まで処理するフェイスリフトを行っています。
・患者様のお顔立ちやたるみの状態を丁寧に診察し、自然でバランスの取れた若返りを目指した手術計画をご提案いたします。

同時に行うことが多い施術

✓ ネックリフト(首のたるみ治療)
✓ 糸リフト(スレッドリフト)
✓ バッカルファット除去
✓ 脂肪吸引(フェイスライン・顎下)

フェイスリフト 施術の手順

  • 術前デザイン : 皮膚の切開線をデザインし、引き上げる角度を決定します。
  • 麻酔 : 麻酔で眠っている間に局所麻酔を併用するため、痛みにも配慮しています。
  • 手術時間 : 2〜4時間
  • 終了 : 軟膏を塗布し、ガーゼと包帯で固定します。翌日に来院いただき、創部の消毒、ガーゼ交換、ドレーン抜去を行います。1週間後に抜糸を行います。

起こり得る合併症・リスク

痛み、腫れ、内出血、血腫、感染、創離開、皮膚壊死、知覚麻痺、顔面神経麻痺、耳垂変形、耳珠変形、傷跡、瘢痕性脱毛、加齢に伴うたるみの再発など

フェイスリフト後のダウンタイムについて

フェイスリフトは、たるんだ皮膚やSMASを引き上げることで、フェイスラインや頬のたるみを根本的に改善する若返り治療です。
しっかりとしたリフトアップ効果が得られる一方で、手術後には一定期間のダウンタイムがあります。
当院では、解剖学に基づいた丁寧な手術操作と止血管理を行うことで、できる限りダウンタイムを抑えるよう配慮しています。

フェイスリフトの主なダウンタイム

腫れ

✓ 術後2〜3日が腫れのピークとなります。
✓ その後徐々に落ち着き、1〜2週間程度で大きな腫れは改善します。
✓ 腫れやむくみを軽減するため、術後1週間程度フェイスバンドを装着していただきます。
✓ 自然な状態になるまでには、約1〜3ヶ月程度かかります。

内出血

✓ 内出血には個人差がありますが、通常は1〜2週間程度で徐々に消えていきます。
✓ 多くはマスクやメイクでカバー可能な範囲です。

むくみ・つっぱり感

フェイスリフトでは皮膚や組織を引き上げるため、もみあげ、頬、フェイスライン、耳周囲などに軽いむくみやつっぱり感が出ることがあります。
これらは通常、1〜3か月程度かけて徐々に落ち着いていきます。

傷跡

術後しばらくは赤みを伴いますが、一般的には3か月程度で徐々に目立ちにくくなります。
髪の毛や耳のラインに沿ってデザインするため、日常生活では比較的目立ちにくい部位です。

抜糸

通常 術後5〜7日程度で抜糸を行います。

フェイスリフト後の日常生活の目安

※術後の経過には個人差があります。

[ 内容 ][ 目安 ]
洗顔翌日〜
シャワー翌日〜
メイク抜糸後〜
デスクワーク3〜4日後〜
軽めの運動(ウォーキングなど)1〜2週間後〜

※術後の経過には個人差があります。

フェイスリフトでは「ダウンタイム管理」も重要です

フェイスリフトの仕上がりは、手術だけでなく、術後の過ごし方によっても大きく左右されます。
術後の腫れのコントロール、適切な安静期間、アフターケアといった術後管理も、結果に大きく影響します。
当院では術後の経過を丁寧にフォローし、術後の注意事項についても看護師より詳しくご案内しております。
患者様が安心して回復期間をお過ごしいただけるよう、細やかなサポート体制を整えています。

フェイスリフトのよくあるご質問

Q : フェイスリフトの効果はどのくらい持続しますか?

A : 一般的にフェイスリフトの効果は5〜10年程度といわれています。
加齢そのものを止めることはできませんが、若い状態の輪郭を維持したまま年齢を重ねていくイメージです。

Q : フェイスリフトは何歳くらいから受けられますか?

A : 一般的には40歳代〜60歳代の方が多いですが、たるみの状態によっては30代後半から検討される方もいます。お顔の状態を診察したうえで適切な治療方法をご提案します。

Q : フェイスリフトは不自然な顔になりませんか?

A : SMASやリガメントなど深部組織から引き上げることで、皮膚だけを引っ張る手術と比べて自然な仕上がりを目指すことができます。

Q : 糸リフトとの違いは何ですか?

A : 通常、糸リフトは比較的ダウンタイムが少ない一方、効果は限定的で、1〜2年程度で効果が弱くなることが多いとされています。フェイスリフトは外科的に組織を引き上げるため、より根本的で長期間持続するたるみ改善が期待できます。

Q : 傷跡は目立ちますか?

A : 傷は耳の前後や髪の生え際に沿ってデザインするため、時間とともに目立ちにくくなることが多いです。

カウンセリングでは、お顔の状態やご希望を丁寧に伺い、
適切な治療方法をご提案いたします。

フェイスリフト(切開リフト)料金

※麻酔代別途必要です。
※他院修正の場合は修正加算があります。
※自由診療(保険適用外)
※医師が診察の上で、適応を判断します。
※料金は全て税込です。

メニュー料金
こめかみリフト660,000円
もみあげリフト(ミニリフト)660,000円
こめかみ・もみあげリフト1,100,000円
ディーププレーンフェイスリフト
(もみあげ〜耳前)
1,320,000円
ディーププレーンフェイスリフト
(こめかみ〜もみあげ〜耳前)
1,540,000円
ディーププレーンフェイスリフト
(もみあげ〜耳前〜うなじ)
1,540,000円
ディーププレーンフェイスリフト
(こめかみ〜もみあげ〜耳前〜うなじ)
1,980,000円
ネックリフト(首)550,000円
切開ペリカンリフト
(余剰皮膚切除+広頸筋縛り)
660,000円
前額(おでこ)リフト880,000円

カウンセリング予約はこちら

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

(1) WEBから予約

フェイスリフトのご予約へ

(2) LINEから予約

パールスキンクリニック天神の公式LINE
QRコード

(3) 電話予約

092-401-0082

※料金は全て税込です。

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