輪郭形成を行う医師に求められる技術と経験|パールスキンクリニック天神

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

頬骨形成、下顎角形成(エラ削り)、オトガイ形成、Vライン形成などの輪郭形成は、顔面骨の形態を変えることで、顔貌全体のバランスを整える手術です。

しかし、輪郭形成に必要なのは、単に「骨を切る・削る技術」だけではありません。

安全かつ適切な輪郭形成を行うためには、形成外科、顎顔面外科・口腔外科、歯科・歯列矯正、顎矯正手術(両顎手術)、美容外科、そして全身麻酔・周術期管理まで含めた幅広い知識・経験・技術を備えていることが望ましいと考えています。

① 形成外科の知識と技術

顔面には、顔面神経、三叉神経、顔面動静脈などの重要な神経・血管が存在し、骨の周囲には様々な顔面表情筋、脂肪などの軟部組織があります。

輪郭形成では骨だけを見るのではなく、骨格を変化させた結果、皮膚や脂肪、筋肉などの軟部組織がどのように変化するのかまで熟知していおく必要があります。

また、術後の腫れ、血腫、感染、神経障害、創傷治癒、骨の治癒、瘢痕、プレートの安定性、抜釘などへの対応も含め、形成外科の知識と経験が重要です。

② 顎顔面外科・口腔外科の知識と経験

下顎角形成やオトガイ形成では、下顎管、オトガイ神経、歯根などの位置を正確に把握しながら手術を計画する必要があります。

CTなどの画像をもとに、

  • 顔面骨の三次元的な形態
  • 下顎管・オトガイ孔の位置
  • 歯根と骨切り線との位置関係
  • 上下顎骨の前後的位置関係
  • 左右差
  • 咬合との関係
  • 顔貌
  • 予想される軟部組織の変化

などを評価します。

顔面骨を扱う手術である以上、顎顔面外科・口腔外科領域の解剖、画像診断、骨切り術に対する十分な理解と経験が重要になります。

③ 歯科・歯列矯正・咬合に対する理解

輪郭形成では、「顔を正面や横から見てどう見えるか」だけを評価すればよいわけではありません。

上下顎骨の位置、歯列、咬合、口元の突出感などは、顔貌と密接に関係しています。

たとえば患者様が、

「顎が小さい」
「口元が出ている」
「顔が長い」
「左右差がある」

と感じていても、その原因がオトガイ単独の形態なのか、歯槽性の問題なのか、上下顎骨そのものの位置関係なのかによって、適切な治療方法は異なります。

したがって、歯列・咬合まで含めて顔面骨格を評価する視点が必要です。

X-ray image of asian skull front view and side view

④ 輪郭3点ではなく「両顎手術(Le Fort I型骨切り術・下顎枝矢状分割術(SSRO)」が望ましいケースもあります

ここも非常に重要です。

患者様が希望される変化によっては、下顎角形成やオトガイ形成などの美容的な輪郭形成だけでは、根本的な骨格の問題を十分に改善できないことがあります。

上下顎骨の位置関係や咬合に問題がある場合には、Le Fort I型骨切り術や下顎枝矢状分割術(SSRO)などを組み合わせた顎矯正手術、いわゆる両顎手術を検討した方が望ましいケースがあります。

反対に、咬合や上下顎骨の位置関係に大きな問題がなく、顔面輪郭そのものを整えることが目的であれば、頬骨形成、下顎角形成、オトガイ形成などが適している場合があります。

つまり重要なのは、単に患者様の希望する手術を行うことではなく、

「この患者様に本当に必要なのは輪郭形成なのか、それとも両顎手術を含む顎矯正手術なのか」

を適切に判断することです。

その判断を行うためにも、美容的な輪郭形成だけでなく、両顎手術を含む顎矯正手術についても十分な知識と経験を有していることが望ましいと考えています。

⑤ 美容外科特有の「輪郭をデザインする経験と骨切りテクニック、美的センス」

一方で、顎顔面外科・口腔外科や顎矯正手術の知識だけでも、美容目的の輪郭形成として十分とはいえません。

美容外科では、

「どこを、どの程度骨切りすれば、その患者様にとって自然で美しい輪郭になるのか」

という審美的な判断が求められます。

頬骨、下顎角、下顎体部、オトガイは、それぞれ独立した構造ではありません。

正面、斜位、側面から顔全体を評価し、顔幅、フェイスライン、オトガイの幅・長さ・前後的位置、左右差などを総合的に考えながら手術を設計する必要があります。

そのため、美容外科として輪郭形成を継続的に行ってきた経験と、顔全体をデザインする技術・センスも重要なのです。

⑥ 全身麻酔と周術期管理

本格的な輪郭形成や両顎手術は全身麻酔下で行われるため、手術手技だけではなく周術期管理も極めて重要です。

術前の全身状態の評価に加え、術中には麻酔管理、気道管理、出血管理などが必要となります。

さらに術後も、出血、血腫、腫脹、気道への影響、疼痛、悪心・嘔吐などに注意して経過をみる必要があります。

特に顎顔面領域の手術では、高い術後管理能力が求められます。

当院では、全身麻酔を伴う輪郭形成では麻酔科専門医と連携し、手術だけではなく周術期の安全管理を高いレベルで行なっています。

輪郭形成には、複数領域を横断する総合力が求められます

輪郭形成に必要なのは、骨を削る技術だけではありません。

形成外科としての顔面解剖・軟部組織・創傷治癒への理解。
顎顔面外科・口腔外科としての顔面骨手術の知識と経験。
歯科・歯列矯正・咬合に対する理解。
両顎手術を含む顎矯正手術の知識と経験。
美容外科として顔全体の輪郭をデザインする経験と技術。
そして、全身麻酔を含めた周術期管理。

これらは別々のものではなく、互いに密接に関係しています。

そして何より重要なのは、「どの手術を行うか」だけではなく、「その患者様にはどの治療が適しているのか」を正しく判断できることです。

そのためには、ひとつの領域だけに偏るのではなく、これらすべての領域について十分な知識・経験・技術を備えたうえで、総合的に診断・治療計画を立てることが望ましいと私たちは考えています。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科だけで完結させるのではなく、必要に応じて口腔外科・歯科・歯列矯正・麻酔科とも連携し、骨格、歯列・咬合、軟部組織、顔全体の審美性、そして安全性まで含めて考える輪郭形成を大切にしています。

輪郭形成をご検討中の方は、まずはカウンセリンングでご相談ください。

輪郭形成術
費用の目安:110万円〜275万円(術式により異なります。)
※麻酔代別途


【主なリスク・副作用】
痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術後出血、血腫、創離開、感染、プレート感染、左右差、感覚麻痺、骨段差、骨癒合に関する問題など。手術内容により異なります。

※自由診療(保険適用外)です。
※術後経過・ダウンタイムには個人差があります。
※実際の術後管理については、手術内容および診察時の指示を優先してください。

福岡天神で、
目・鼻・輪郭・フェイスリフト・他院修正・脂肪吸引・脂肪注入・豊胸・バストなど本格的な美容外科なら

パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科・形成外科

【クリニック情報・アクセス】

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【輪郭形成担当医(院長)】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する世界最高峰の美容外科国際学術誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されています。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円(1時間以上:5,500円)、再診料1,100円、頭部CT 33,000円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact

公式サイト:https://www.pearl-skin.jp

Instagram:https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi

パールスキンクリニック天神について|福岡・天神の美容外科・美容皮膚科

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

パールスキンクリニック天神は、福岡・天神で鼻整形、輪郭・小顔形成、切開フェイスリフトなどの高度な美容外科手術を中心に、二重・目元整形から美容皮膚科・エイジングケアまで総合的に診療を行う美容外科・美容皮膚科クリニックです。

形成外科・美容外科の専門的な知識と技術を基盤に、お一人おひとりの骨格やご希望に合わせたオーダーメイドの医療をご提案しています。

専門医資格と学術的背景に基づいた美容外科・美容皮膚科診療

当院の院長・山道光作は、日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医および日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医の資格を有しています。

特に専門性の高い眼瞼下垂の研究領域にて医学博士を取得しており、これまでに2,000例以上の眼瞼手術(二重・目元・眼瞼下垂)を執刀してまいりました。医学的・学術的な根拠を重視し、見た目の美しさはもちろんのこと、機能面や長期的な安定性まで考慮した治療を行っています。

主な診療メニュー・当院のこだわり

1. 鼻整形・他院修正

耳介軟骨や肋軟骨を用いた鼻形成をはじめ、鼻中隔延長、鼻尖形成、鼻骨骨切り、斜鼻修正など幅広い術式に対応しています。単に鼻を高く・細くするだけでなく、顔全体との調和を考慮した「自然で美しい仕上がり」を追求しています。

2. 小顔・輪郭形成・フェイスリフト

切開フェイスリフトをはじめ、オトガイ形成、Vライン形成、頬骨縮小、下顎角形成、両顎手術などの骨切り手術に対応。骨格レベルからのアプローチを行うため、口腔外科や矯正歯科とも密に連携し、審美面と機能面の両立を目指します。

3. 二重・目元整形・クマ治療

埋没法、二重全切開、眼瞼下垂手術、眉下切開から、裏ハムラ法・表ハムラ法、脂肪注入によるクマ治療までご提案可能です。目の開きやすさや表情の自然さ、長期的な持続性にこだわり抜いた施術を提供します。

4. ボディ・バスト形成

脂肪吸引・脂肪注入によるボディライン形成のほか、乳房形成、タミータック(腹壁形成術)など、お体のお悩みに対する高度な外科的手術にも対応しています。

5. 美容皮膚科・肌質改善・各種治療

ポテンツァ、HIFU(ハイフ)、オリジオ、IPL(光治療)、ボトックス・ヒアルロン酸注入などの肌質改善・エイジングケアから、ミラドライ(腋臭症・多汗症治療)、医療脱毛まで幅広く完備しています。

安全性への取り組みと学術・技術の追求

  • 国際誌への論文掲載: 鼻整形に関する研究成果は、美容外科分野で権威のある国際医学誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に掲載されました。
  • 3Dシミュレーションの導入: 事前カウンセリングでは3Dシミュレーションを活用し、仕上がりのイメージを共有・確認した上で治療計画を立てます。
  • 安全な麻酔管理: 全身麻酔を伴う手術においては、必ず麻酔科専門医と連携し、安全面に細心の注意を払った診療体制を整えています。
  • 他院手術後の修正に対応: 初回の手術はもちろん、鼻や目元など「他院で受けた手術の修正・再手術」に関するご相談にも力を入れています。

アクセス・クリニック情報

  • 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目5-13 山道歯科医院ビル3階(親不孝通り沿い)
  • 最寄駅: 地下鉄空港線「天神駅」徒歩5分

福岡・天神で鼻整形、小顔・輪郭形成、フェイスリフト、二重整形、眼瞼下垂、クマ治療や肌治療をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【院長・執刀医】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士
🎖️Crisalix 鼻・輪郭エキスパート認定(スイス3DシミュレーションのCrisalix社の公式出版に論文掲載)

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

3Dシミュレーションで世界をリードするスイスCrisalix社のアジア事業本部長(韓国)よりトロフィー授与

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

光栄なことに、眼瞼下垂に対する手術方法:眉毛下皮膚切除術(眉下切開)の項を分担執筆させていただきました。

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得
眼瞼下垂に時にみられる症状(頭痛・肩こり)が、手術後にどのように改善(変化)するかを検討した医学系臨床研究で課程博士(医学博士号)を取得しています。

 🏥クリニック情報・カウンセリングのご予約
パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
完全予約制:初診料3,300円、再診料1,100円
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


公式サイト:https://www.pearl-skin.jp


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専門領域の一つである鼻形成におけるシミュレーションの診察風景
小顔・輪郭・たるみの診察では、お一人おひとりのオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
二重形成・眼瞼下垂・眉下切開では、2,000例以上の眼瞼手術の経験に基づく高度なテクニックと正確性で、常に質の高い結果を追求しています。ダウンタイムを最小限に抑えるためのテクニックにも精通しています。
天神親不孝通り沿い、山道歯科医院ビル3階にパールスキンクリニック天神の受付がございます。美容皮膚科、医療脱毛も丁寧な施術を心がけて行なっております。お気軽にご来院ください。

たるみ治療の選択肢|HIFU・高周波から糸リフト、フェイスリフトまで

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「最近、フェイスラインがぼやけてきた」
「ほうれい線や口元のもたつきが気になる」
「HIFUと高周波、糸リフト、フェイスリフトのどれを選べばいいかわからない」

たるみ治療には多くの選択肢があります。

大切なのは、たるみの程度や原因によって適した治療が異なるということです。

パールスキンクリニック天神では、肌の引き締めを目的としたハイフやRF、糸リフトなどの非手術治療から、外科的なフェイスリフトまで対応しています。

今回は、それぞれの治療がどのような位置づけになるのか、たるみ治療の全体像を美容外科医の視点から解説します。

そもそも「顔のたるみ」はなぜ起こる?

顔の加齢変化は、単純に「皮膚が伸びる」だけではありません。

加齢に伴い、

・皮膚の弾力低下
・皮下脂肪の萎縮や位置変化
・顔を支える支持組織の変化
・筋膜を含む深部組織の変化
・骨格の加齢変化

などが複合的に生じます。

そのため、同じ「たるみが気になる」というお悩みでも、実際に診察すると原因は患者様によって異なります。

例えば、皮膚の軽度なゆるみが主体の方と、頬の軟部組織が下垂してフェイスラインに明らかなもたつきが出ている方では、適した治療は同じではありません。

① 軽度のたるみ|HIFU・高周波治療

「手術までは考えていないけれど、少し引き締めたい」

このような場合には、HIFUや高周波(RF)などのエネルギーデバイスが選択肢になります。

HIFU

HIFUは、超音波エネルギーを一定の深さに集中させる治療です。

皮膚を切開せずに治療できるため、ダウンタイムを抑えながらフェイスラインなどの引き締めを目指します。

高周波(RF)

高周波治療では、組織に熱エネルギーを加えることで、皮膚の引き締めやハリの改善を目指します。

当院では、たるみ治療の選択肢として高周波治療器「オリジオ」も導入しています。

HIFUと高周波は作用の仕方が異なるため、年齢だけで決めるのではなく、皮膚の厚み、脂肪量、たるみの部位などを診察して選択することが重要です。

また、これらの治療は外科的フェイスリフトと同じ治療ではありません。

軽度〜中等度の変化に対して、手術を行わずに改善を目指したい場合の選択肢として考えるとわかりやすいでしょう。

② もう少しリフト感がほしい|糸リフト

糸リフトは、皮下に医療用の糸を挿入し、軟部組織を移動させることでフェイスラインなどを整える治療です。

HIFUや高周波だけでは物足りないものの、フェイスリフト手術までは希望されない場合などに選択肢となります。

一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きい場合には、糸だけで十分な改善を得ることが難しいこともあります。

「糸を何本入れるか」だけではなく、そもそも糸リフトが適したたるみなのかを判断することが重要です。

③ フェイスラインの脂肪が多い|脂肪吸引

フェイスラインがぼやけて見える原因が、すべて皮膚のたるみとは限りません。

顎下やフェイスラインの皮下脂肪が多い場合には、脂肪吸引が適していることがあります。

ただし、皮膚の余剰が強い方で脂肪だけを減らすと、かえって皮膚の余りが目立つ可能性もあります。

そのため、

脂肪が多いのか
皮膚が余っているのか
軟部組織そのものが下垂しているのか

を診察で見極める必要があります。

④ ボリューム減少が目立つ|ヒアルロン酸・脂肪注入

加齢とともに起こるのは「下垂」だけではありません。

頬やこめかみなどのボリュームが減少することで、顔が痩せたり、凹凸や影が強調されたりすることがあります。

このような場合には、単純に引き上げるのではなく、ヒアルロン酸や脂肪注入によって必要なボリュームを補うことが選択肢になります。

一方で、たるみが強い顔に過剰なボリュームを追加すると、顔が重く見えることもあります。

「減ったものを足す治療」と「下がったものを戻す治療」は分けて考えることが大切です。

⑤ たるみが強い|フェイスリフト

皮膚の余剰や頬・フェイスラインの下垂が明らかな場合には、外科的なフェイスリフトが最も直接的な治療になります。

フェイスリフトでは、単純に皮膚だけを強く引っ張るのではなく、SMASと呼ばれる筋膜系を含めた深部組織を適切に処理することが重要です。

当院では、患者様のたるみの状態に応じてSMASを処理するフェイスリフトを行っています。

手術ですので、腫れや内出血、傷跡などのダウンタイムは必要です。

その一方で、皮膚や軟部組織の余剰が大きくなっている場合には、非手術治療を繰り返すより、フェイスリフトの方が治療目的に合っていることもあります。

たるみ治療は「強い治療を選べばよい」わけではありません

たるみ治療を考えるとき、

HIFU
↓
高周波
↓
糸リフト
↓
フェイスリフト

という単純な「強さの順番」で考える必要はありません。

実際には、

皮膚の質
皮下脂肪の量
ボリュームの減少
軟部組織の下垂
皮膚の余剰
骨格
希望する変化の程度
許容できるダウンタイム

などを総合して治療を選択します。

場合によっては複数の治療を組み合わせることもあります。

自分にはどのたるみ治療が合っている?

大まかな考え方としては、

軽度のゆるみ・肌の引き締め
→ HIFU・高周波

軽度〜中等度の下垂を手術せず改善したい
→ 糸リフトなど

顎下・フェイスラインの脂肪が主体
→ 脂肪吸引

ボリューム減少が主体
→ ヒアルロン酸・脂肪注入

皮膚や軟部組織の余剰・下垂が大きい
→ フェイスリフト

という整理ができます。

ただし、実際には複数の原因が重なっているケースが多いため、診察せずに治療方法を決めることはおすすめできません。

パールスキンクリニック天神のたるみ治療

パールスキンクリニック天神では、たるみ治療を一つの施術だけで考えるのではなく、非手術治療から外科手術まで含めて、お顔全体を診察したうえで治療方法をご提案しています。

「できるだけダウンタイムを少なくしたい」
「自然に少しだけ引き締めたい」
「しっかりフェイスラインを改善したい」
「何を受ければよいのかわからない」

など、ご希望によって適した治療は異なります。

大切なのは、治療ありきではなく、まず「どの組織が、どの程度変化しているのか」を診断することです。

たるみの程度と原因を見極めながら、過剰な治療を避け、その方に必要な治療をご提案します。

カウンセリング予約はこちら

たるみ治療の適応は、お肌の状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「ハイフと糸リフトで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

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たるみ治療はどれを選ぶ?フェイスリフト・糸リフト・HIFU・オリジオの適応|パールスキンクリニック天神

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

顔のたるみが気になり始めたとき、

「フェイスリフトまでは必要?」
「糸リフトとHIFUはどう違う?」
「オリジオとHIFUならどちらがいい?」

と迷われる方は少なくありません。

たるみ治療には、フェイスリフト、糸リフト、HIFU(ハイフ)、高周波RF治療(オリジオ)など複数の選択肢があります。

重要なのは、どれか一つの治療がすべての方に優れているわけではないということです。

たるみの程度、原因となっている組織、改善したい部位、希望する変化、ダウンタイムによって適した治療は変わります。

フェイスリフト

フェイスリフトは、切開を行い、皮膚だけでなくSMASなどの深部組織にもアプローチする外科的なたるみ治療です。

頬やフェイスライン、ジョールなどの下垂が明らかな場合や、機器治療・糸リフトでは対応が難しいたるみでは、外科的治療を検討します。

当院では「皮膚を強く引っ張る」ことを目的とするのではなく、顔全体のバランスや深部組織の状態を評価し、自然なフェイスラインを目指して治療方針を決定します。

糸リフト

糸リフトは、医療用の糸を皮下へ挿入し、下垂した組織を支持・移動させる治療です。

切開を伴うフェイスリフトと比較してダウンタイムを抑えやすく、軽度〜中等度のたるみで、外科手術までは希望されない方などで選択肢になります。

一方、たるみの程度によっては、糸を増やすだけでは十分な改善が得られないこともあります。

そのため、糸リフトの適応なのか、機器治療でよいのか、あるいは外科的治療を検討すべきなのかを診察で判断することが重要です。

HIFU(ハイフ)

HIFUは「High-Intensity Focused Ultrasound」の略で、高密度焦点式超音波を利用した治療です。

超音波エネルギーを一定の深さに集束させて熱作用を与えることで、フェイスラインなどの引き締めを目指します。

切開を伴わないため、手術を希望されない方のたるみ治療の選択肢となります。

オリジオ(RF)

オリジオは**高周波(Radiofrequency:RF)**を利用した治療です。

皮膚から皮下組織へ高周波による熱を加えることで、肌の引き締めやハリ感の改善を目指します。

HIFUとオリジオはどちらも切開を伴わない治療ですが、使用するエネルギーと熱の入り方が異なります。

そのため「HIFUとオリジオのどちらが優れているか」ではなく、皮膚や皮下組織の状態、フェイスライン、希望する変化などを診察したうえで選択します。

結局、どのたるみ治療を選べばいい?

たるみ治療を単純化すると、

切らない治療 → 糸リフト → フェイスリフト

というように侵襲度には違いがあります。

しかし、これは「弱い治療から順番に受ければよい」という意味ではありません。

例えば、皮膚のハリや軽度のゆるみが主な問題であればRFなどの機器治療が適することがあります。一方、組織の下垂が明らかな場合には、機器治療を繰り返すより糸リフトや外科的治療について説明した方がよい場合もあります。

逆に、軽度のたるみに対してフェイスリフトを行う必要があるとは限りません。

「治療機器から選ぶ」のではなく、「何がたるみの原因なのかを診断してから治療を選ぶ」ことが重要です。

パールスキンクリニック天神のたるみ治療

パールスキンクリニック天神では、HIFU・オリジオなどの機器治療から、糸リフト、フェイスリフトまで幅広く行っています。

そのため、最初から一つの治療法に当てはめるのではなく、

たるみの程度・部位・皮膚や皮下組織の状態・ご希望・許容できるダウンタイム

を確認しながら治療方針を検討します。

「まだ手術をするほどではないのか」
「糸リフトで対応できるのか」
「HIFUとオリジオならどちらが適しているのか」
「フェイスリフトを検討する時期なのか」

と迷われている段階でもご相談いただけます。

費用について

すべて自由診療です。治療内容や照射範囲、使用する糸の本数、フェイスリフトの術式などによって費用が異なります。

フェイスリフト:660,000円〜1980,000円
糸リフト:33,000円/本〜55,000円/本
HIFU 顔全体300shot:88,000円
オリジオKISS(RF)顔全体:66,000円
RF+HIFU 顔全体:99,000円

※術式により別途費用が必要となる場合があります。詳細な料金はカウンセリング時にご提案となります。

主なリスク・副作用

フェイスリフトでは、腫れ、内出血、疼痛、出血、血腫、感染、瘢痕、知覚異常、左右差、皮膚障害・壊死、神経障害などが生じる可能性があります。

糸リフトでは、腫れ、内出血、疼痛、感染、凹凸、しこり、違和感、左右差、知覚異常、皮膚障害などが生じる可能性があります。

HIFUでは、赤み、腫れ、疼痛、熱感、しびれ、知覚異常、熱傷、神経障害など、RF治療では、赤み、腫れ、疼痛、熱感、熱傷、色素沈着などが生じる可能性があります。

効果や経過には個人差があります。診察のうえで適応を判断します。


カウンセリング予約はこちら

たるみ治療の適応は、お肌の状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「ハイフと糸リフトで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

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なぜ私は英語論文を書くのか ―美容外科医として臨床を検証し、医学として残す意味―

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

私が英語論文を書く理由は、単に業績を増やしたいからではありません。

まず、自分の臨床から生まれた仮説と、それをどのように検証したのかについて、peer reviewを通じて、その領域を専門とする世界の医師から正当な評価を受けたいと考えています。

臨床を続けていると、「この方法は有効なのではないか」「こういう患者には、この術式が適しているのではないか」という仮説が生まれます。

しかし、自分がそう考えていることと、それが医学的に妥当であることは別です。

仮説の立て方は適切だったのか。
それを検証するための研究デザインは妥当だったのか。
評価項目や統計解析は適切だったのか。
得られた結果をどこまで解釈してよいのか。
そして、その結果から本当にその結論を導いてよいのか。

論文を書くということは、結果だけではなく、こうした検証のプロセスそのものを第三者の評価にさらすことでもあります。

そしてpeer reviewでは、その領域を専門とする査読者から、自分では気づかなかった問題点や別の解釈を指摘されることがあります。

厳しい指摘を受けることもあります。しかし、それを受けて解析を見直し、文献をさらに調べ、discussionを深めることで、論文がより良いものになることがあります。

私にとってpeer reviewは、単に論文の採否を決めてもらうための審査ではありません。

自分の臨床から生まれた仮説と、その検証方法、結果、そして議論まで含めて、国際的な専門家と医学的に議論し、その妥当性を確かめる機会だと考えています。

もう一つ、論文を書く大きな理由は、自分たちが経験し、検証したことを医学文献として残すためです。

論文としてpublishされれば、その知見は正式な医学文献としてアーカイブされます。

そして将来、同じような患者を治療する形成外科医がその論文を見つけ、治療方針や術式を考える際の一つの参考にすることができます。

特に稀な疾患では、大規模な研究を行うこと自体が難しい場合があります。

そのような領域では、たとえ一例のcase reportであっても、病態、手術手技、結果、そこから得られた考察を詳細に記録し、国際的な医学文献として残すことには意味があると考えています。

一人の患者様から得られた知見が、世界のどこかで、将来同じような患者様を治療する医師の参考になる。

それも一つの国際的な医学への貢献だと思っています。

また、論文を書き続けることは、自分自身の日々の臨床にも影響します。

文献を調べ、自分の結果を検証し、査読者と議論することを繰り返していると、

「現在の医学では、どこまで分かっているのか」

「どこまで安全性が示されているのか」

「どこまでなら行ってよいのか」

「どこから先は、まだエビデンスが十分ではなく、慎重であるべきなのか」

ということを常に考えるようになります。

特に美容外科では、新しい術式や技術を取り入れることも重要です。

しかし、技術的に「できる」ことと、医学的に「やってよい」ことは必ずしも同じではありません。

英語論文を書くことは、自分の治療を世界に発信するためだけではなく、自分自身の臨床を科学的に検証し、その検証自体が妥当なのかを問い続けるためのトレーニングでもあると考えています。

そして最後に、私は論文を書くこと自体が、治療を任せてくださった患者様への一つの敬意でもあると考えています。

美容外科手術は、外見を変える手術でもありますが、医療である以上、合併症のリスクも一定量存在します。もともとから存在する患者様自体の解剖学的条件には個人差がありますし、他院修正の場合では前医の手術操作による影響や瘢痕組織などの影響が結果にも関与します。その他、環境要因や心因性要因なども影響するため、経験が豊富な外科医といえど、再手術率(修正)は完全にゼロにするのは難しいものです。再手術率は、もちろん0にするのが理想的ですが、2%や3%など低く抑えられるように最善を尽くすべきが美容外科医、形成外科医の重要な任務だと思っています。

それこそ、人命にかかわるような重大な合併症が発生した話も他所より情報が入ってきますが、そのような事態は回避しなければなりません。患者様の安全性が第一、これはすべての領域に言えることです。

美容外科の施術は、患者様が長い時間をかけて考え、時には悩み、大きな決断をして受けるものであり、その経験や結果は、その方の人生において大切な一部となることもあります。

そのような施術を担当させていただいた以上、手術をして終わりではなく、その結果を可能な限り客観的に評価し、検証する。そこから得られた知見を医学として残し、将来の患者様の治療へとつなげていく。

一人ひとりの患者様から得られた大切な臨床経験を、自分だけの経験として終わらせず、医学として次の世代へつないでいくこと。

それもまた、その方の人生における大切な一部となる美容外科治療を担当させていただいた医師として、患者様への敬意の表し方の一つではないかと、私は考えています。

【執刀・解説医師】
美容外科・美容皮膚科・形成外科 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士

【山道医師の鼻整形における学術業績】
🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 山道院長の鼻整形における研究は、スイスCrisalix社の公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

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パールスキンクリニック天神
住所:福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
電話:092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水日祝

ご予約・お問い合わせ:https://www.pearl-skin.jp/contact


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#鼻形成 #美容外科 #rhinoplasty #形成外科専門医 #美容外科専門医 #福岡美容外科 #天神美容外科 #パールスキンクリニック天神

傷跡まで考えたフェイスリフト|術後6か月の経過

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、顔のたるみに対して切開フェイスリフトを行い、術後6か月が経過した症例をご紹介します。

加齢とともに、頬の組織は徐々に下垂し、フェイスラインのもたつきや顎下のたるみが目立つようになります。HIFUや高周波などの美容医療で改善を目指す方法もありますが、たるみが進行している場合には、切開フェイスリフトが選択肢となります。

今回の症例では、術前にみられた頬からフェイスラインにかけての下垂やもたつきに対して切開フェイスリフトを行いました。

術後6か月では、フェイスラインから顎下にかけての輪郭がすっきりし、横顔でも自然な改善が確認できます。

切開フェイスリフトとは?

切開フェイスリフトは、耳の前後などを切開し、加齢によって下垂した顔面組織を外科的に引き上げる手術です。

フェイスリフトでは、単純に余った皮膚を切除して強く引っ張ればよいわけではありません。

顔面には皮膚だけでなく、皮下脂肪やSMAS(表在性筋膜系)など複数の組織層があります。そのため当院では、皮膚の余剰量、皮下組織の下垂、SMASの状態、フェイスラインや顎下の形態などを総合的に評価し、それぞれの患者様に適した手術を計画します。

皮膚だけに過度な緊張をかけるのではなく、深部組織を適切に処理したうえで皮膚を自然に整えることが、フェイスリフトでは重要です。

「引っ張った顔」にしないために

フェイスリフトを検討される患者様から、「不自然に引っ張られた顔にならないでしょうか」とご相談を受けることがあります。

私がフェイスリフトで重視しているのは、単に皮膚を強く引き上げることではなく、加齢によって変化した組織を解剖学的に適切な位置へ整え、顔全体のバランスを改善することです。

目指すのは、「フェイスリフトを受けたことが分かる顔」ではなく、その方自身の顔立ちを保ちながら、自然に若々しい印象へ近づけることです。

今回の術後6か月の横顔でも、フェイスラインは改善していますが、顔貌そのものを大きく変えるような不自然な引き上がりにはなっていません。

フェイスリフトの傷跡について

切開フェイスリフトでは、傷跡への配慮も非常に重要です。

耳の前から耳周囲に切開を行うため、切開線のデザインや縫合が適切でなければ、術後に傷跡が目立つことがあります。

当院では、できるだけ傷跡が自然な皺や耳周囲の境界になじむよう切開線をデザインし、皮膚に過度な緊張が集中しないよう配慮しながら、形成外科的に丁寧な縫合を行います。

傷跡は手術直後に完成するものではありません。術後しばらくは赤みや硬さがみられることがありますが、一般的には時間の経過とともに成熟していきます。

今回の症例も術後6か月であり、フェイスラインだけでなく、こうした術後経過を長期的に確認していくことが大切です。

切開フェイスリフトが適している方

フェイスリフトの適応は、年齢だけで決まるものではありません。

頬の下垂、フェイスラインのもたつき、顎下のたるみ、皮膚の余剰などを診察し、どの組織がどの程度加齢変化を起こしているのかを評価して治療方法を選択します。

軽度のたるみであれば、必ずしも手術が第一選択になるわけではありません。一方、たるみが進行している場合には、非切開治療を繰り返すよりも、切開フェイスリフトの方が治療目的に適していることがあります。

当院では、手術ありきではなく、現在の顔面の状態と患者様が希望される変化を確認したうえで、治療適応を判断しています。

術後6か月という時点

フェイスリフトは、術後すぐの状態だけで評価する手術ではありません。

術後早期には腫れ、内出血、組織の硬さなどがみられます。その後、時間の経過とともに腫れが落ち着き、組織がなじんで、より自然な輪郭へ変化していきます。

そのため当院では、短期的な変化だけではなく、術後6か月以降を含めた長期経過を確認することを大切にしています。

今回の症例では、術後6か月の時点で、フェイスラインから顎下にかけて自然な改善が維持されています。

福岡でフェイスリフトをご検討の方へ

フェイスリフトは、皮膚を切除するだけの手術ではありません。

顔面解剖を理解したうえで、どの層をどの程度剥離し、どの方向へ組織を移動させ、どの程度皮膚を切除するかを症例ごとに判断する必要があります。

また、仕上がりだけでなく、傷跡、ダウンタイム、顔面神経をはじめとする重要な解剖学的構造への配慮も必要です。

パールスキンクリニック天神では、患者様一人ひとりの顔面の加齢性変化を診察し、自然で調和のとれた変化を目指してフェイスリフトの手術計画を立てています。

フェイスラインのたるみや頬の下垂、顎下のもたつきなどが気になり、切開フェイスリフトをご検討されている方は、診察時にご相談ください。

☪️ご予約・ご相談はプロフィールのリンクから📩
公式LINE・WEB・お電話から📱
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【施術内容】
フェイスリフト

【主なリスク・副作用】
腫れ、内出血、血腫、創離開、感染、傷跡、左右差、知覚異常、顔面神経麻痺、たるみの再発など

【料金】
132万円〜198万円(税込)

※自由診療(保険適用外)。適応は医師の診察により判断します。術後経過には個人差があります。

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【執刀医】
パールスキンクリニック天神
院長 山道 光作

【資格・専門性】
🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🏅日本創傷外科学会認定専門医
🏅皮膚腫瘍外科指導専門医
🎖️米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️医学博士

元福岡山王病院 形成外科医長
元福岡大学医学部 臨床准教授

【山道医師の学術業績】
🎓当院院長・山道光作は、眼瞼下垂・眉下切開に関する研研究で医学博士号を取得しています。

📘眼科・形成外科領域の専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)において、「眼瞼下垂/偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」の項を執筆した実績があります。

🌏 鼻整形に関する研究成果が、オックスフォード大学出版の国際美容外科学誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載されました。

🏆 本研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載され、3Dシミュレーションの技術貢献に対してクリスタルトロフィーが授与されました。
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✨「自然に洗練する」フェイスリフト
✨ 傷跡に配慮したフェイスリフト
✨ 国際的な美容外科医学誌にも掲載された実績
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🏥 パールスキンクリニック天神
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顔の脂肪注入は、加齢によるボリュームロスだけでなく、外傷や手術後に生じた頬の陥没・左右差の修正にも有効な治療法です。

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

今回は、頬の陥没変形に対して脂肪注入を行い、術後12か月まで経過を確認した症例をご紹介します。

頬の陥没変形に対する脂肪注入

頬の陥没は、単純に皮下脂肪が少ないだけとは限りません。

外傷や手術後では、骨格の変化に加えて、皮下脂肪や筋肉、瘢痕など複数の組織が関与し、顔の輪郭に左右差が生じることがあります。

このような症例では、陥没している部分を単純に膨らませるのではなく、顔全体の輪郭や反対側とのバランスを見ながら、必要な部位に脂肪を少量ずつ注入することが重要です。

脂肪注入のメリット

脂肪注入では、ご自身の腹部や大腿などから採取した脂肪を使用します。

ヒアルロン酸などの注入治療とは異なり、移植した脂肪の一部が生着すれば、長期的なボリューム改善が期待できます。

一方で、注入した脂肪がすべて生着するわけではありません。術後早期には腫れも加わるため、最終的な輪郭を判断するには一定期間の経過観察が必要です。

そのため当院では、「たくさん入れて膨らませる」のではなく、自然な輪郭を目指して適切な量を適切な層に注入することを重視しています。

術後12か月の経過

今回の症例では、頬の陥没部を中心に脂肪注入を行いました。

術後12か月では、頬のボリュームが保たれ、側面から見た陥没が改善しています。

特に脂肪注入では、術直後の変化だけではなく、腫れが落ち着き、脂肪の生着が安定した長期経過を確認することが重要です。

過度に膨らませることなく、顔の輪郭に自然になじむ仕上がりを目指しています。

加齢による頬のこけにも

脂肪注入は、外傷後の陥没だけを対象とした治療ではありません。

加齢に伴って生じる、

  • 頬のこけ
  • こめかみの陥凹
  • 中顔面のボリューム減少
  • 顔全体のやせた印象
  • 左右差

などに対しても適応を検討できます。

顔の若返りでは、皮膚のたるみだけでなく、加齢に伴う顔面のボリューム変化を評価することも重要です。

フェイスリフトなどによる「引き上げ」が適しているのか、脂肪注入による「ボリューム補正」が必要なのか、あるいは両者を組み合わせるべきなのかは、顔の状態によって異なります。

自然な仕上がりを目指した脂肪注入

顔の脂肪注入では、注入量が多ければよいというものではありません。

骨格、皮下組織の厚み、陥没の位置、左右差、加齢変化などを総合的に評価し、その方の顔立ちに合った自然な立体感をつくることが大切です。

当院では、さまざま角度から顔全体の輪郭、その方の印象などを評価し、必要に応じて脂肪注入、フェイスリフト、輪郭形成など複数の選択肢から治療方法をご提案できます。

頬のこけや顔の左右差、外傷・手術後の陥没などでお悩みの方はご相談ください。


施術名: 顔面脂肪注入(頬)
料金:頬 352,000円(税込)
主なリスク・副作用: 腫れ、内出血、疼痛、感染、左右差、しこり、石灰化、脂肪の吸収、過矯正・低矯正、脂肪の吸収など
経過: 術後12か月
治療回数: 3回
※治療効果や脂肪の生着の程度、必要回数には個人差があります。

【執刀医・解説医師】
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【山道医師の主な学術業績】 

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

⚠️ 【注意事項・リスク】 

※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。 経過には個人差があります。

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顔が大きく見える原因とは?原因別の改善方法を形成外科専門医が解説

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師(KOSAKU YAMAMICHI, MD, PhD)
(日本形成外科学会認定形成外科専門医(指導医)/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

「顔が大きく見えるのが気になる」
「小顔になりたいけれど、どの施術が必要かわからない」
「エラの骨が原因なのか、筋肉(咬筋)なのか、脂肪なのか判断できない」

このようなお悩みでご相談いただくことは少なくありません。

実際には、「顔が大きく見える原因」は一つではなく、骨格・筋肉・脂肪・皮膚のたるみなど、さまざまな要因が関係しています。

原因によって適した治療法は異なるため、まずはどこに原因があるのかを正しく診断することが大切です。

この記事では、形成外科専門医・美容外科専門医の立場から、顔が大きく見える主な原因と改善方法について解説します。


顔が大きく見える原因は大きく5つあります

① 骨格(エラ・頬骨・顎)

骨格は顔の大きさや輪郭を決める土台です。

例えば

  • エラ(下顎角)が張っている
  • 頬骨が外側へ張り出している
  • 顎が大きく出ている

といった場合は、骨格そのものが顔を大きく見せている可能性があります。

このような場合には

  • エラ削り
  • 頬骨縮小術
  • オトガイ形成(顎形成術)

などの骨そのものを縮小する輪郭形成が選択肢となります。


② 咬筋(エラの筋肉)が発達している

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方では、咬筋が発達し、エラが張って見えることがあります。エラが張っていると、顔の余白が大きくなり、四角顔に見えてしまいます。

このタイプでは、骨を削らなくてもボツリヌストキシン注射で改善が期待できる場合があります。

一方で、下顎骨の張り出しが主体の場合には、ボツリヌストキシン注射だけでは十分な改善が得られないことが多く、エラ削り(下顎角形成術)を行います。


③ 脂肪が多い

体重増加や体質により、頬やフェイスラインに脂肪がつくと顔が大きく見えます。

この場合には

  • ダイエット
  • 脂肪吸引
  • 脂肪溶解注射

などが適応となることがあります。

ただし、脂肪を取りすぎると将来的にこけた印象になることもあるため、適切な診断が重要です。


④ 加齢による皮膚のたるみ

年齢とともに

  • SMAS(表在性筋膜)
  • 皮膚
  • リガメント

がゆるむことで、フェイスラインがぼやけ、顔が大きく見えることがあります。

特に40代以降では、「骨格が変わった」のではなく、「たるみによる下垂」が原因であるケースも少なくありません。

このような場合には

  • フェイスリフト
  • ネックリフト
  • 必要に応じて脂肪吸引

などが選択肢となります。


⑤ むくみ

睡眠不足や塩分摂取、生活習慣などによる一時的なむくみで、顔が大きく見えることもあります。

この場合には美容外科手術ではなく、生活習慣の見直しが有効なこともあります。


原因は一つとは限りません

実際には

  • 骨格
  • 咬筋
  • 脂肪
  • たるみ

が複数重なっていることも多くあります。

例えば

「エラ削りだけ」

では十分な改善が得られず、

フェイスリフトやオトガイ形成を組み合わせることで、より自然なフェイスラインになるケースもあります。

そのため、原因を一つだけと決めつけず、顔全体を総合的に評価することが重要です。


当院で大切にしている診断

当院では「小顔にすること」を目的とするのではなく、

顔全体のバランスを整え、自然な輪郭を目指すことを大切にしています。

診察では

  • 骨格
  • 筋肉
  • 脂肪
  • 皮膚
  • 年齢変化

を総合的に評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。

必要以上に骨を削ったり、脂肪を取りすぎたりするのではなく、患者様のお顔立ちに合わせて、本当に必要な施術をご提案します。


FAQ(よくある質問)

①エラ削りとボトックスはどう違いますか?

ボトックスは筋肉が原因の場合に効果が期待できます。一方、骨格の張り出しが原因の場合は、エラ削りが適していることがあります。

②顔が大きい原因は自分でわかりますか?

骨格・筋肉・脂肪・たるみは見た目だけでは判断が難しいこともあります。適切な治療を選ぶためには、輪郭形成を行っている専門医の診察で原因を評価することが重要です。

③輪郭形成をすれば必ず小顔になりますか?

輪郭形成は骨格を整える手術ですが、顔が大きく見える原因が脂肪やたるみの場合は、他の治療を組み合わせた方が良いケースもあります。


まとめ

「顔が大きく見える」と感じる原因は、骨格だけではありません。

骨格・筋肉・脂肪・たるみなど、複数の要因が関係していることが多く、原因に応じて適切な治療法は異なります。

当院では、形成外科専門医・美容外科専門医としての知識・経験・技術をもとに、お顔全体のバランスを評価し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。

小顔治療や輪郭形成をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。

※自由診療(保険適用外)。医師の診察により適応を判断します。効果・経過には個人差があります。

🏥 パールスキンクリニック天神
美容外科・美容皮膚科 院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士

👨‍⚕️ 【執刀・解説医師】 パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

🎓 【山道医師の主な学術業績】 

🌏 オックスフォード大学出版局発刊の国際美容外科誌『Aesthetic Surgery Journal Open Forum』に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

🏆 スイスCrisalix社公式 Publications に本研究が収載され、3Dシミュレーション技術の臨床応用・発展への貢献が認められ『Crisalix 3D Expert Certificate(クリスタルトロフィー)』を授与されました。

📘 専門書『外眼部アトラス』(総合医学社)にて「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究にて医学博士号を取得

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こめかみリフトとは?効果・持続期間・こめかみのくぼみ改善の仕組みを解説

この記事の監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

はじめに

「なんだか最近、目尻が下がって見える」「こめかみがくぼんで、疲れた印象になった」——そんな変化を感じたことはありませんか。

こめかみの老化は、頬や顎のたるみに比べて見落とされがちですが、実は顔全体の印象を大きく左右するポイントです。こめかみがくぼむと、まゆ尻や目尻が下がり、実年齢より老けた印象や疲れた印象につながるとされています。

この記事では、こめかみのたるみ・くぼみが起こる仕組みから、こめかみリフトの施術内容、効果の持続期間、糸リフトとの違いまで、パールスキンクリニック天神院長・山道光作医師の知見をもとに詳しく解説します。


1. こめかみのたるみ・くぼみが老けて見える理由

こめかみ部分が老けて見える主な原因は、以下の3つが組み合わさって生じると考えられています。

① 脂肪・軟部組織の減少
加齢とともにこめかみ周辺の皮下脂肪や側頭部の軟部組織が減少し、骨格が浮き出るようにくぼんでいきます。

② 皮膚のたるみ
皮膚の弾力低下により、こめかみから頬にかけての皮膚が重力の影響で下垂します。この下垂が、まゆ尻や目尻を引き下げる方向に働くため、目元の印象にも影響するとされています。

③ 側頭筋・骨格の変化
側頭筋の萎縮や骨吸収も、こめかみのボリューム減少に関与すると考えられています。

④生まれつきの骨格
うまれつきの骨格の影響で、側頭骨や側頭筋の凹みが目立つタイプの場合、加齢性変化ではなく、もとよりこめかみの凹みが目立つ方がいます。

これらは単独で起こるというより、複合的に進行するため、表面的なハリだけでなく、たるみの「引き上げ」自体にアプローチする施術が有効とされる場合があります。


2. こめかみリフトの施術内容

こめかみリフトは、こめかみ部分を切開し、たるんだ皮膚や皮下組織を引き上げて固定する施術です。

施術の流れ(一般的な例)

  • 生え際の中に沿って切開を行うため、傷跡が目立ちにくいよう配慮されます
  • 皮下のたるみを引き上げ、側頭筋膜などにしっかりと固定
  • 余剰皮膚を切除し、縫合

麻酔
局所麻酔または静脈麻酔で対応するのが一般的です。全身麻酔が必要なケースでは、パールスキンクリニック天神では麻酔科専門医が担当する体制を取っています。

ダウンタイム
腫れや内出血は個人差がありますが、多くの場合1〜2週間程度で落ち着いていくとされています。抜糸のタイミングや洗髪・メイクの再開時期については、カウンセリング時に個別にご案内します。


3. こめかみリフトの効果と持続期間

こめかみリフトによって期待できる主な変化は以下の通りです。

  • こめかみのくぼみ改善による若々しい印象
  • まゆ尻・目尻の引き上げによる、目元全体の印象改善
  • 頬のたるみ改善への波及効果

効果の持続期間には個人差がありますが、皮膚や組織を切開・固定する施術のため、糸リフトなど非切開の施術と比較して、比較的長期間効果が持続する傾向があるとされています。ただし、加齢による組織の変化は施術後も継続するため、永続的な効果を保証するものではない点にご留意ください。


4. 糸リフトとの違いは?併用はできる?

「こめかみのたるみが気になるけれど、こめかみリフトと糸リフトどちらが良いか分からない」というご相談も多くいただきます。

こめかみリフト糸リフト
方法切開して組織を引き上げ固定特殊な糸を挿入して引き上げ
ダウンタイム1~2週間1週間前後
持続期間の傾向5〜10年1〜2年(糸の種類により異なる)
適した方しっかりとした引き上げを希望する方ダウンタイムを抑えたい方・軽度のたるみの方

たるみの程度や希望するダウンタイムによって適した施術は異なるため、カウンセリングでの見極めが重要です。


5. こめかみ〜首まで一体的にリフトアップする「フルフェイスリフト」

こめかみリフト単独での施術も可能ですが、顔面の皮膚や表在性筋膜、表情筋は首まで一体となって連続し、繋がっています。こめかみだけのリフトアップ手術を行なっても、他の部位のタルミが改善しないと不自然な印象に仕上がる可能性もあります。

そのため、患者様の状態によっては、こめかみからお顔全体、首元まで含めたフルフェイスリフトを行う方が良いケースもあります。

適応のおすすめは、切開フェイスリフトを日常的に行なっている、美容外科専門医がカウンセリングの際に、ご提案します。

こめかみリフトも併用した、フルフェイスリフトの症例紹介

こめかみ〜首元までのフルフェイスリフトの症例①
【施術内容】フルフェイスリフト【料金の目安】154万円〜198万円
【主なリスク】痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、皮膚壊死、感染、傷跡など
※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります
こめかみ〜首元までのフルフェイスリフトの症例②
【施術内容】フルフェイスリフト【料金の目安】154万円〜198万円
【主なリスク】痛み、腫れ、内出血、血腫、創離開、皮膚壊死、感染、傷跡など
※自由診療(保険適用外)
※医師の診察により適応を判断します
※効果・仕上がりには個人差があります

6. 料金

こめかみリフト:660,000円(税込)

※料金は変更となる場合がございますので、最新情報は公式サイトまたはカウンセリングにてご確認ください。
※初診料3,300円・再診料1,100円(対面・オンライン共通)

【主なリスク・副作用】痛み・腫れ・内出血・血腫・創離開・感染・傷跡・生え際の脱毛・時間が経つとたるみが再発するなど


7. よくある質問

Q. こめかみリフトの効果はいつから実感できますか?
A. 通常、腫れが落ち着いてくる術後1〜2週間ほどで効果を感じることができますが、個人差があります。

Q. こめかみリフトは痛いですか?
A.局所麻酔・静脈麻酔・全身麻酔を使用して施術を行うため、通常は施術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。術後は多少の痛みや突っ張り感を感じる場合がありますが、内服薬などでコントロール可能です。

Q. 傷跡は目立ちますか?
A. 生え際の中に沿って切開するため、傷跡が目立ちにくいよう配慮されています。ただし、術後1ヶ月ほどは生え際の脱毛などで、傷跡が見えやすい時期となります。傷跡の目立ち方には個人差があります。

Q. 他院でこめかみリフトを受けたが仕上がりが気になる場合、修正は可能ですか?
A. 他院での施術後の修正についてもご相談を承っております。まずはカウンセリングで現在の状態を確認させていただきます。

Q. こめかみリフトだけでなく、フェイスリフトも同時に受けられますか?
A. 部位や範囲によっては同時に施術を行うケースがあります。特に、顔全体の老化でたるみのある場合は、フルフェイスリフトをおすすめしております。適応については個々の状態を診察のうえ判断いたしますので、カウンセリングでご相談ください。


8. パールスキンクリニック天神について

院長の山道光作医師は、形成外科専門医・形成外科領域指導医、JSAPS美容外科専門医の資格を持ち、福岡大学医学部卒業後、福岡山王病院形成外科医長、福岡大学医学部臨床准教授を歴任。眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究で医学博士号を取得しています。

また、鼻整形における3Dシミュレーションの精度と患者満足度に関する研究論文が、Oxford University Press発刊の国際学術誌「Aesthetic Surgery Journal Open Forum」に掲載され、この研究はスイスCrisalix社の公式Publicationsにも収載、Crisalix 3D Expert Certificateを授与されています(DOI: 10.1093/asjof/ojaf110)。

パールスキンクリニック天神では、フェイスリフト・輪郭形成領域において都内有数の美容外科医を招聘し、専門医2名体制で施術にあたっています。全身麻酔が必要な場合は麻酔科専門医が担当し、安全面にも配慮した体制を整えています。

【執刀医・解説医師】

パールスキンクリニック天神 
院長 山道 光作

🏅 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅 日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
🎖️ 米国形成外科学会(ASPS)国際会員
🎖️ 医学博士

【山道医師の学術実績】
📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

🌏 Oxford University Pressが発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。
https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 本研究はスイス Crisalix 社の公式 Publications に収載され、3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献が評価され、Crisalix 3D Expert Certificate が授与されました。
https://www.crisalix.com/en/publications

9. ご予約・お問い合わせ

こめかみのたるみ・くぼみでお悩みの方は、まずはカウンセリングでご相談ください。
オンライン診療にも対応しております。

【 クリニック詳細・ご予約】
パールスキンクリニック天神
福岡市中央区天神3-5-13 山道歯科医院ビル3F
☎️ 092-401-0082
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水・日・祝

【WEB予約📩】

【公式サイト】
https://www.pearl-skin.jp

【Instagram】
https://www.instagram.com/pearlskinclinic_yamamichi


原因から判断する正しいクマ取り治療|経結膜脱脂・裏ハムラ法・ハムラ法・フェイスリフト

クマ治療で大切なのは「どの手術が優れているか」ではなく適応判断です

監修:パールスキンクリニック天神 院長 山道光作 医師
(日本形成外科学会認定形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医/医学博士)

近年、目の下の若返り治療を受けたいが、自分にはどの施術が合っているのかわからない。経結膜脱脂、裏ハムラ、表ハムラのどれがいいのかわからない。という方が増えています。そこで今回は、目の下のクマの原因、解剖(構造)、クマ取りの施術を受ける上で知っておくべき知識などについて、解説したいと思います。

目の下の老化の原因

目の下の老化は眼窩脂肪の突出だけで起こるわけではありません。

患者様によって、

・眼窩脂肪の突出
・tear trough(目の下の溝)
・皮膚のたるみ
・眼輪筋や支持靱帯の変化
・下眼瞼から連続する頬・フェイスライン、首までの下垂

など、原因は患者様によって異なります。

そのため「脱脂が良い」「裏ハムラが良い」という単純な比較ではなく、顔全体の加齢変化を診断することが重要です。


目の下のクマ取り:さまざまな手術方法

経結膜脱脂

経結膜脱脂は、下まぶたの裏側(結膜側)から眼窩脂肪を取り除く方法です。
基本的に当院では、若年層以外の患者様にこの方法を適用することはありません。この方法は結膜を数mm切開して、眼窩脂肪を取り出し切除する治療法であり、効果は限られています。それと同時に皮膚のたるみには効果がなく、取りすぎると年をとった時に凹んでしまうリスクがあります。当院では20〜30代前半の一部の患者様に適応することがあります。しかし、一部のクリニックでは、この方法が単純で難易度が低いため、患者様の年齢に関係なく、すべてのこの脱脂で行っているクリニックがあります。当院ではそのような患者様の修正を担当することも多いです。

経結膜脱脂術では、皮膚表面に傷を作らず、結膜側を切開して、眼窩脂肪の突出による膨らみを改善します。皮膚や眼輪筋に緩みがなく、突出の程度が比較的軽度の方では適応となります。

特に、

・若い年代
・皮膚のたるみが少ない
・脂肪突出が主な原因

の場合には適応となります。

一方で、脂肪を取り除く手術であるため、

・皮膚の余り
・頬との境界のくぼみ
・中顔面の下垂

そのものを改善する手術ではありません。

年齢による変化が進んだ場合には、別のアプローチが必要になることがあります。


裏ハムラ法とは?

裏ハムラ法は、目の裏を切開し(経結膜アプローチ)、突出した眼窩脂肪を単純に除去するのではなく、くぼみの部分へ移動させ下眼瞼の凹凸を改善する手術です。

眼窩脂肪を再配置することで、

・目袋の膨らみ
・tear troughの凹み
・下眼瞼〜頬の段差

をなだらかに整えることを目的とします。

脂肪を「減らす」よりも「配置を整える」という考え方です。
皮膚切除は行わないため、下眼瞼皮膚や筋肉の緩みのない方に適応となります。
経結膜脱脂術とは異なり、眼窩脂肪を配置しなおすことで凹みを是正するため、皮膚のたるみが出てくる年代までのつなぎとしてこの方法はよいと考えています。具体的には30歳〜50歳前半までは適応可能なケースがあります。ただ、皮膚のたるみ、目の下のシワが出ている症例では、慎重に適応を選ぶ必要があり、次に説明する皮膚切除を行う表ハムラ法を優先して適応すべきです。


ハムラ法(表ハムラ)が必要になる場合

加齢変化が進むと、問題は脂肪だけではありません。

下まぶたでは、

・皮膚のたるみ・下垂
・眼輪筋のゆるみ
・支持組織のゆるみ

が生じます。

このような場合、皮膚側からアプローチするハムラ法を選択することがあります。

皮膚・筋肉・脂肪を総合的に調整できるため、より進行した下眼瞼の加齢変化に対応できます。


さらに進むとフェイスリフトが必要になる理由

目元だけを治療しても改善に限界があるケースがあります。

顔の老化は連続して起こります。

下眼瞼
↓
頬
↓
フェイスライン
↓
首

というように、皮膚やSMAS(表在性筋膜)、広頚筋は、それぞれ別個でなく、連続しています。
また、深部には骨と脂肪、皮膚をつなげる支持組織(リガメント)も存在し、このリガメントにも加齢性変化による緩みが生じます。

下眼瞼のたるみ・膨らみを解消する前に、フェイスリフトで顔全体の支持構造を整えることを、先に優先した方がいいケースがあります。


当院では、日常的に切開SMASフェイスリフトを行っており、顔全体の老化現象の一部として下眼瞼の加齢性変化を診断し、トータルで土台からの若返りを目指すことが可能です。ハムラ法は形成外科医でありフェイスリフトのエキスパートであるハムラ医師によって開発された手術方法です。ハムラ法をご検討中の方は、フェイスリフトも行っているかを一つの判断としていただくのが良いと思います。


まとめ:クマ取り治療に大切なのは正しい適応判断

経結膜脱脂、裏ハムラ法、ハムラ法、フェイスリフト。それぞれ優劣があるのではなく、改善できる原因が異なります。大切なのは「何の手術をするか」ではなく、「なぜその変化が起きているのか」を、診断することです。

パールスキンクリニック天神では、形成外科・美容外科のダブル専門医としての解剖学的知識をもとに、目元だけでなく顔全体のバランスを考えた治療をご提案しています。

ダウンタイム・主なリスク

施術後は、個人差はありますが腫れや内出血を生じることが一般的です。また、結膜浮腫が生じることがあります。腫れのピークや消退の時期には個人差があるため、目安となる期間についてはカウンセリング時に詳しくご説明しています。

まれに、外反、左右差、感染、ドライアイ、老化現象による凹みの再発などのリスクも考えられます。当院では、丁寧な診察とアフターケアを通じて、リスクの説明と経過観察に努めています。気になる症状がある場合は、遠慮なく医師にご相談ください。

経験を積んだ形成外科・美容外科のダブル専門医による手術

当院院長の山道光作は、形成外科専門医・形成外科領域指導医であり、眼瞼下垂や二重まぶたの手術を中心に、これまで2,000例以上の眼瞼領域の診療に携わってきました。目の下の解剖学的な構造を理解した上での施術プランをご提案することを大切にしています。

下眼瞼だけでなく、上眼瞼の眼瞼下垂治療などと合わせて総合的にご提案することも可能です。

パールスキンクリニック天神について

当院では、日本形成外科学会認定専門医・日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医が、カウンセリングから施術まで一貫して担当いたします。解剖学的知見に基づき、個々の鼻の構造に応じた対応方針を医師がご説明します。

3Dシミュレーションを活用し、術前に仕上がりのイメージを共有したうえで、患者様ご自身が納得して治療方針をお選びいただける環境を整えています。他院・海外での施術後のご相談も承っております。まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。

執刀医 
パールスキンクリニック天神 院長 山道 光作 M.D., Ph.D

【専門性・資格】

🏅日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
🏅日本形成外科学会認定 形成外科専門医(指導医)
🎖️米国形成外科学会 国際会員
🎖️医学博士(眼瞼手術の研究で博士号を取得しています)

【山道医師の学術業績】

📘 『外眼部アトラス』(総合医学社)
「眼瞼下垂/偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症)」執筆

🎓 眼瞼下垂・眉下切開に関する臨床研究により医学博士号を取得

🌏 オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)が発刊する国際美容外科誌 Aesthetic Surgery Journal Open Forum に、鼻整形に関する研究論文が掲載されました。

https://academic.oup.com/asjopenforum/article/doi/10.1093/asjof/ojaf110/8249479

🏆 本研究はスイスCrisalix社公式Publicationsに収載され、同社の3Dシミュレーション技術の発展と臨床応用への貢献を評価され、クリスタルトロフィー(Crisalix 3D Expert Certificate)が授与されました。

https://www.crisalix.com/en/publications

料金

施術料金(税込)
ハムラ法/裏ハムラ法550,000円→440,000円(モニタープラン)
下眼瞼脱脂(クマ取り)両目330,000円
下眼瞼脱脂(クマ取り)片目198,000円
初診料3,300円

※料金は症状や術式の組み合わせにより変動する場合があります。詳細な料金はカウンセリング時にご確認ください。
※モニター条件:術前後の写真掲載が可能な方
※自由診療(保険適用外)。医師が適応判断します。経過には個人差があります。

カウンセリング予約はこちら

目の下のクマ治療の正しい施術の選択や適応は、お一人おひとりの状態によって異なります。
「自分にはどの方法が合っているのか」「裏ハムラと表ハムラで迷っている」
といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。無理に施術をおすすめすることはありません。診察のうえで、施術が適さない場合には正直にお伝えしています。

当院は完全予約制となっております。
WEB予約フォーム、LINE、お電話よりご予約が可能です。

(1) WEBから予約

(2) LINEから予約

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(3) 電話予約

092-401-0082

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