上下顎骨切り術 (ルフォー+SSRO)

上下顎骨切り術(ルフォー+SSRO)は、上顎骨と下顎骨を上下、前後、回転など、あらゆる方向へ三次元的に動かし、輪郭を変化させ顔貌を改善する手術です。
面長、中顔面が長い、顔(顎)が曲がっている、ガミースマイルや口元の突出感などを改善することが可能です。オトガイ形成術(あご骨切り)と合わせて行うことで、さらに顔の輪郭を整えることもできます。

こんな症状におすすめ

  • 中顔面、鼻下が長い
  • 顔が長い
  • 笑った時に見えてしまう歯茎を治したい
  • ガミースマイルと出っ歯を同時に治したい
  • 小顔になりたい

ルフォー1型骨切り術は、上顎全体を移動する手術法です。口腔内の上の歯茎を切開し、鼻の横レベルから上顎の骨を水平に骨切りして、上顎を予定の位置へ動かして、プレートとネジで固定します。

ルフォー1型骨切り術は、上顎をあらゆる方向に移動できますが、その移動量には解剖学的、生理学的に制限があり、個人差がでてきます。たとえば上顎骨を上方に移動すると鼻腔が狭くなるため、上方移動しすぎると鼻で息がしづらくなります。また後方へ移動すると気道が狭くなるため、後方移動しすぎると、いびきの原因になるリスクがあります。気道との距離を、術前のCTで評価し、それを考慮した上で移動量を決定します。

ルフォー1型骨切り 手術方法

  • 上口腔前庭切開
  • 骨切り線のデザイン
  • 骨切り
  • チタンプレートで上顎骨を固定

SSRO(下顎枝矢状分割骨切り)は、下顎枝を矢状分割して、下顎を前方や後方に移動させる手術法です。ルフォー1型骨切りを行ない上顎を移動させた際、同時にSSROを行なって下顎も上顎とともに移動させて固定します。これにより、上下顎の位置が変化し、中〜下顔面の輪郭を改善することができます。
SSROは、下顎を左右上下に自由に移動させることができるため適応が広く、下顎前突症や小下顎症、下顎非対称、開咬症などに行われます。ルフォー1型骨切り術と同様に、口腔内の切開からだけで行うため、顔の表面に傷が残らずに輪郭を改善することができます。この手術では、下歯槽神経麻痺のリスクを伴うため、術前CTで下顎骨の中を通る下歯槽神経の走行を精密に把握して手術を行います。

SSRO 手術方法

  • 口腔内切開
  • 内側皮質骨を水平骨切りし、矢状方向に内側骨皮質と外側骨皮質を下歯槽神経を避けるように骨切りします。ノミで外側骨片と内側骨片を分割します。
  • 下顎を後方移動させ、シュミレーション通りの位置でチタンプレートを用いて固定します。

合併症・リスク

痛み、腫れ、浮腫み、内出血、術中・術後の出血、血腫、創感染、プレート感染、傷が開く、一時的な鼻閉感(1〜2週間)、開口障害、噛み合わせのずれ、歯茎・唇部の知覚鈍麻、違和感、眼窩下神経、オトガイ神経領域の知覚鈍麻、一時的な開口障害、上顎前歯の歯の見え方が少なくなる、鼻翼幅が広がる、歯髄壊死、口腔内の傷跡の拘縮、つっぱる感じ、術後のイメージと結果が一致しないことがある

料金

上下顎骨切り術 2,750,000円
ルフォー1型骨切り 1,650,000円
SSRO(下顎矢状分割骨切り術) 1,760,000円
オトガイ形成加算 550,000円
全身麻酔(上下顎) 275,000円〜
(手術時間により変動)

※料金は全て税込です。

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